もうイヤっ!

綱島&多摩プラーザ2

大引け日経平均株価は178.03円高の18149.52円。TOPIXは15.45ポイント
高の1788.39ポイント。東証1部の値上がり銘柄数は1236、値下がり銘柄数は361。
出来高は20億133万株、売買代金は2兆6981億円。

米消費者物価のコア指数が前月比0.1%上昇と、市場予想の0.2%上昇を下回
りインフレ懸念が後退しため、NYダウは続伸。日銀の福井総裁が金曜日の記者
会見で追加利上げの実施には経済の動きをもう少し点検するというスタイルを見せ
たため、利上げ懸念も後退し円安が進行。インフレリスクの低下により世界景気の
持続も期待されるという見方も台頭し、日本株は続伸の展開となりました。話題は
6月の月例経済報告。景気の基調判断は「生産の一部に弱さがみられるものの、
回復している」に2カ月連続で据え置いたため、景気拡大は5年5カ月と戦後最長。
株は景気を先取りして動くとの説があるものの、5年前にあたる2002年の日経平均
は最安値ベースで8197円。5年5カ月の景気拡大には実感がわきませんが、景気
が悪化した場合に、株価が1年以上遅れてから下げ始めるなら合点がいきます。
マネーの動きに目を向けると、債券から株式への初期変動との声が多数。新興市
場の上昇に復活感がでていることもうれしいかぎりです。