どーなのよ

もう、いいかげんにしてーーー!

中央林間、神武寺

北朝鮮問題もあり目先的な利食い売りなどに押される

日経平均            16,400.57 (▼76.68)
日経225先物         16,440 (▼70 )
TOPIX            1,622.07 (▼12.76)
単純平均             445.47 (▼ 8.08)
東証二部指数           4,043.03 (▼75.54)
日経ジャスダック平均       2,108.37 (▼35.12)
東証マザーズ指数         1,073.38 (▼52.22)
東証一部
値上がり銘柄数          192銘柄
値下がり銘柄数         1,467銘柄
変わらず             38銘柄
比較できず            0銘柄
騰落レシオ           70.92%  ▼ 8.81%
売買高            19億0106万株(概算)
売買代金        2兆6539億6500万円(概算)
時価総額          514兆1394億円(概算)
為替(15時)          119.55円/米ドル

◆市況概況◆

 米国市場は引き続き堅調なことや外国人売買動向(市場筋推計、外資系13社
ベース)が買い越しとなったこともあって買い先行の始まりとなりました。寄
付き前に北朝鮮で2度目の核実験が行われたとのニュースもありましたが、ほ
とんど影響はなく堅調な動きが続きました。ただ、輸出関連の値がさ銘柄が堅
調となるなど昨日に続き先物が主導し、「日経平均」が堅調といった感じでし
た。中間決算の発表を控えて下値を売り叩き難い動きもあるのですが、北朝鮮
問題などもあり、積極的に上値を追うというよりは早め早めに利益を確定する
ような展開となっていました。

 昼の市場外取引は金額はそこそこ大きかったものの売り買いの偏りはないと
伝えられましたが、後場は寄付きから売りものがちの始まりとなり、日経平均
軟調となるなど戻り売りや利食い売り、目先筋の見切売りがかさみました。
前場中ごろから引き続き、目先筋が中心の下がれば買い、上がれば売りと方向
感のない展開となりましたが、先物にまとまった売りが出て一段安となるとま
すます見切売りもかさみ、引け際には目先筋の手仕舞い売りもあってほぼ安値
での引けとなりました。

 小型銘柄は下値を売り叩く動きはないものの相変わらず軟調なものが多く東
マザーズ指数を筆頭に日経ジャスダック平均、二部株指数など大きく値を下
げましたが、「セリングクライマックス」と言った様相でもなく、下値を探る
展開となっているようです。日経平均が17,000円〜17,500円の水準まで上昇す
るような展開でないと底入れ感、割安感も出てこないのかもしれません。先物
へのまとまった売り買いに振らされる展開が続きましたが、追随する動きもそ
れほど大きくなく、方向感を出すような展開でもありませんでした。

 生みの苦しみではないですが、なかなか上に抜け切れない感じです。日経平
均は節目と見られた9月4日の高値水準(16,414円)は抜けたものの16,500円
といった節目は抜けきれない感じです。詳しくはマネックス証券投資情報部で
配信している「マーケットメール−夕刊−」(毎日配信、無料)に図表入りで
解説していますが、この16,400円から16,500円の水準を割り込まずに上値追い
となると、「次」の目標に向けての動きとなって来るのでしょう。

 (投資情報部 清水洋介)

−<今日の言葉>−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
・底入れ(そこいれ)
 下げ相場が終わり、相場が上向きに転じたことで、底を確認できたときをい
 います。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

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◆個別銘柄◆

 円安を材料に値がさ輸出関連銘柄や個別に業績好調と伝えられた銘柄がしっ
かり

クラリオン (6796) 201円 △50 円 
 日立(6501)が同社を買収すべくTOB(株式公開買付)を実施することが
発表され、買付価格が230円と発表されたことで買いが殺到し、ストップ高比例
配分となりました。なお、約3億9,000万株の買い注文が残りました。

住 金 (5405) 434円 ▼14 円 
 前日の終値を上回る場面も見られましたが、これといった材料がなかったこ
ともあって見切り売りなどに押され、軟調となりました。

トヨタ (7203) 6,910円 △60 円 :100株単位
 為替市場で円安が進行していることもあり、収益拡大が期待されて朝方から
買いが入り、しっかりとした動きとなりました。

ダイエー (8263) 1,926円 ▼149 円 :50株単位
 売却が予定されている保有不動産の減損損失額の確定に時間がかかっている
ことを理由に、中間期決算発表を延期することが発表され、嫌気する向きもあ
って売りがかさみ、大幅安となりました。

商船三井 (9104) 908円 △28 円 
 新日本石油(5001)と日本郵船(9101)が船舶用C重油の積み価格引き下げ
で合意したことが伝わり、海運比率の高い同社株に燃料費の抑制を期待する買
いが入り、堅調となりました。

楽 天 (4755) 38,950円 ▼2,250 円 :1株単位
 個別で悪材料は見られないものの、同社株など新興市場銘柄は値動きの鈍さ
が嫌気されて見切り売りなどに押され、40,000円を割り込んで大幅安となりま
した。