がんばれ!サイバーエージェント

VOLOVOで南橋本

暮れです。
年の瀬です。
そろそろサイバーエージェントに上がって欲しいのです。
お願い!

円高となった割りに堅調だか引き続き上値は重い

日経平均            16,371.28 (△105.52)
日経225先物         16,400 (△110 )
TOPIX            1,615.17 (△ 16.28)
単純平均             446.22 (△ 3.70)
東証二部指数           4,120.04 (△ 15.01)
日経ジャスダック平均       2,100.32 (△ 7.22)
東証マザーズ指数         1,166.51 (△ 11.46)
東証一部
値上がり銘柄数         1,251銘柄
値下がり銘柄数          360銘柄
変わらず             96銘柄
比較できず            0銘柄
騰落レシオ           93.35%  △9.45%
売買高            16億5609万株(概算)
売買代金        2兆3500億5600万円(概算)
時価総額          517兆2036億円(概算)
為替(15時)          114.60円/米ドル

◆市況概況◆

 米国市場は相変わらず堅調、外国人売買動向(市場筋推計、外資系13社ベー
ス)が買い越しと伝えられて、買い先行の始まりとなりました。それでも寄り
付きの買いが一巡すると円高を嫌気する動きなどもあって、目先筋の利食い
りに押される展開となりました。ただ、前日の終値を割り込み、16,200円を意
識するような水準ではしっかりと押し目買いや買戻しが入り底堅い展開となり、
底堅さが確認されると戻り歩調となるといった感じです。ただ、依然として上
値も重く、方向感のない展開となりました。

 昼の市場外取引が金額も大きく売り越しと伝えられたことで後場の寄り付き
は売り先行となりました。後場寄り直後には前場の安値を窺う場面もありまし
たが、前場同様すぐに底堅さが確認され戻り歩調となると再び16,300円前後で
小動きとなりました。後場中ごろからは先物に断続的にまとまった買いが入り
一段高となり、日経平均の16,400円を超える場面もありましたが、さすがに
「これ」といった材料もなく目先筋の手仕舞い売りに押されて上値の重い引け
となりました。

 小型銘柄も堅調となりましたが、主力銘柄に比べると上値の重い展開となり
二部株指数や日経ジャスダック平均は堅調ながらも上値は重く、それでも東証
マザーズ指数は大幅高となりました。業種別でも後場になって堅調となるもの
が多く、円高を嫌気して精密株が安く、前日までの堅調な展開の反動で海運株
が安い他は堅調なものが多くなりました。

 またも上値の節目と見られる日経平均16,400円の水準で上値を押さえられて
しまいました。詳しくは「マーケットメール−夕刊−」の「テクニカル分析
に載せておきますが、ちょうど遅行線が日々線に絡んだところであり、そろそ
ろ雲の上下どちらかに抜けて来るのではないかと思われます。明日以降の動き
がどちらに動くか、日経平均の節目である16,200円〜16,400円をどちらに抜け
てくるかが注目されるところです。

マネックス証券 投資情報部長 清水洋介)

−<今日の言葉>−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
・上値(うわね)
 現在の株価より上の株価を指します。また、株価が上がる方向性を表し、
 「上値が重い」というような表現をすることもあります。株価に限らず、用
 いられます。
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◆個別銘柄◆ 

 業界再編の動きなどでゴム株が高く、銀行株もしっかり

ケーヒン (7251) 2,830円 △175 円 :100株単位
 もともと割安感のあるところに、外資系証券が投資判断を引き上げたことか
ら、大幅高となりました。

小野薬 (4528) 5,970円 △180 円 :100株単位
 今週に入って高値を窺いながらもたついていたところに、国内外機関投資家
押し目買いが優勢となり、大幅高となりました。

JAL (9205) 215円 ±0円 
 来年4月にも国内線の運賃を値上げする考えを明らかにしたと報じられまし
たが、反応が鈍く小動きとなりました。

出光興産 (5019) 12,350円 △90 円 :100株単位
 出光興産・三菱商事三井物産液化石油ガス(LPG)事業で提携すると
報じられたことから、堅調となりましたが利食い売りなどもあり後場に入って
からは上げ幅を縮小しました。

トヨタ (7203) 6,980円 △70 円 :100株単位
 外国為替市場で円相場が1ドル=114円台の円高・ドル安となり、輸出採算の
悪化が警戒されましたがここのところ調整していたこともあり、買い戻しもあ
って堅調となりました。

ハニーズ (2792) 4,560円 ▼150 円 :10株単位
 11月の月次販売動向で、既存店売上高は前年同月比9%減少し、3カ月連続
の既存店売上高が不振なことから、大幅安となりました。