新人登場

事務所に新人
社長が以前から、執拗にスカウトしていたR大の子が事務所に入った。
久永という本名で、ニューヨークからの帰国子女で日仏のクオーター美人。
はっきりいって、私とキャラがかぶる!
モデルやめようかな。


米国市場は軟調だったが、好業績銘柄を中心に堅調な展開で年初来高値更新

日経平均            11,946.92 (△47.32)
日経225先物         11,970 (△60 )
TOPIX            1,211.61 (△ 6.63)
単純平均             448.05 (▲ 2.34)
東証二部指数           3,800.95 (△ 7.57)
日経ジャスダック平均       2,064.51 (△ 1.32)
東証一部
値上がり銘柄数          850銘柄
値下がり銘柄数          643銘柄
変わらず             154銘柄
比較できず            0銘柄
騰落レシオ            106.75% +1.78%
売買高            18億3064万株(概算)
売買代金        1兆5204億2700万円(概算)
時価総額          377兆1935億円(概算)
為替(15時)          112.18円/米ドル

節目と見られた12,000円を抜けず、利益確定売り、見切り売りに押される

日経平均            11,940.20 (▲ 6.72)
日経225先物         11,940 (▲30 )
TOPIX            1,209.19 (▲ 2.42)
単純平均             445.79 (▲ 2.26)
東証二部指数           3,784.46 (▲16.49)
日経ジャスダック平均       2,054.94 (▲ 9.57)
東証一部
値上がり銘柄数          446銘柄
値下がり銘柄数         1,074銘柄
変わらず             126銘柄
比較できず            3銘柄
騰落レシオ            109.64% +2.89%
売買高            17億3989万株(概算)
売買代金        1兆5107億9500万円(概算)
時価総額          376兆4858億円(概算)
為替(15時)          111.83円/米ドル

◆市況概況◆

 米国市場は主力銘柄は軟調、ハイテク銘柄は堅調という動きでしたが、日本
市場は円高が進展しなかったことや寄り付き前の外国証券経由の外国人売買動
向が大幅買い越し(市場筋推計)と伝えられたことで、買い先行の始まりとな
りました。それでも日経平均の節目と見られた12,000円を目前に達成感と12,0
00円を超えること間違いなし、といった雰囲気の中で上値の重い展開となりま
した。

 寄り付きの売り買いが一巡した頃に先物へのまとまった買いが入り先物は一
時11,990円まで上昇しましたが、現物株は利益確定売りや見切り売り、戻り売
りに押されるものが多く、もたついた動きとなり、12,000円乗せとはなりませ
んでした。その後も好業績が続々と発表され、素直に好感する動きも出るので
すが、先駆したものには早め早めに利益確定売りもでて、指数は小動きとなり、
指数の上値が見えて来ると見切り売りが嵩んで軟調な動きとなりました。

 後場に入ってからも大きな動きはなく、上値の重いもたついた動きが続き、
3月の高値を抜けたことで達成感も出て売りが優勢の展開となりました。好業
績銘柄を物色する動きや期待はずれの決算を発表して売られていた銘柄のリバ
ウンドの動きなどから底堅い動きとはなるのですが、買い上がる動きもなく、
空売りが積み上がっていないことで、買戻しも限定的となり、あくまでも個別
物色の動きとなりました。

 小型銘柄も決算発表が続々と行われる中で手仕舞いの動きが中心となり全般
軟調な動きとなりました。5月に安値をつけてから、押し目らしい押し目
無く上がってきた銘柄が多いだけに、日経平均の節目を確認した格好で一服症
状となったようです。

 (マネックスビーンズ証券 清水洋介)


◆個別銘柄◆

石油株は高く、全体にまちまちの動き、売られすぎ銘柄は戻すものも散見さ
れる

AOCHD(5017) 1,891円 (△101) :100株単位
 原油価格が高騰していることに加え、昨日の引け後に在庫評価効果で9月中
間期業績を上方修正したことを好感し買いを集めました。原油価格の高騰が実
際の収益に寄与していることが確認された格好となり、好感されました。

アマノ(6436) 1,433円 (△27) 
 後場に入ってから堅調な動きとなりました。業績上方修正を発表し、割安感
があることから好感され、目先筋の利益確定売りをこなし堅調な動きとなり一
時9年ぶりに1,500円回復となりました。

マルハ(1334) 302円 (▲11) 
 特に悪材料が出たわけでもないのですが、ここまでの上昇が大きかったこと
から、日経平均が12,000円をつけなかったこともあって、達成感が出て売られ、
値動きの悪さが見切り売りを呼ぶ形で大幅安となりました。

日野自動車(7205) 678円 (△22) 
 出遅れ感の強い銘柄で値動きのいい銘柄ということで、物色され大幅高とな
りました。同業の中でも出遅れ感が強いということで注目されており、動きの
良さを好感され買いが集まった、という感じで目先筋の人気を集めたようです。

三菱化学(4010) 335円 (±0) 
 好調な決算を発表しましたが、通期業績予想を据え置いたことから、期待が
大きかった分、失望売りや見切り売りが嵩み、もたついた動きとなりました。
好業績だけに下値は売り叩き難いのですが、上値を買い上がるより手仕舞い
先となったようです。

TBS(9401) 1,820円 (▲40) :100株単位
 中間業績の下方修正を発表し軟調な動きとなりました。放送業界全般に業績
が芳しくなく、下方修正に素直に反応し、売り先行となりました。それでもま
だ割安感があり、下値も限定的となっていました。


◆ランキング◆

東証一部値上がり上位
 好業績銘柄と材料株が入り混じっています。

東証一部値下がり上位
 小口の売りに値を崩すものが多くなっています。

東証一部売買高上位
 ディーリング銘柄と材料株の見切り売りで出来高が膨らんでいます。

東証一部売買代金上位
 売られ過ぎ主力銘柄の戻りが顕著です。


◆市況概況◆

 週末の米国市場が軟調な動きとなったことや、日本市場でのハイテク銘柄に
業績の芳しくないものが多かったことなどから、指数は売り先行の始まりとな
るかと思ったのですが、予想に反して買い先行の始まりとなりました。寄り付
きの買いが一巡した後は目先筋の利益確定売りや見切り売りに押される場面も
ありましたが、先物のまとまった買いも入り堅調な動きとなりました。

 ただ、市場は目先的なディーリングの動きが多く、小掬い商いが活発になる
中で利益確定売りや目先的な下落を期待した売りに押し目買いや買戻しが交錯
する格好で指数はいつも通り小動きとなりました。引続き、個別に好業績銘柄
は買われ、業績の芳しくないものは売られるといったはっきりした展開でした
が、売られ過ぎの感の強い一部のハイテク銘柄は為替が円安に振れたこともあ
って、買戻しなどから堅調な動きとなるものも散見されました。

 後場に入るとハイテク銘柄への買戻しも一段落、為替も再び円高方向に振れ
たことで、ハイテク銘柄は軟調な動きとなりました。代わって、土地の路線価
が発表になり、東京都の路線価がプラスに転じたと発表されたことから、材料
含みの「含み資産関連銘柄」が賑わい先物とともに指数を押し上げる動きとな
りました。

 鉄鋼株等好業績の裏づけのあるディーリング銘柄は個人投資家と証券会社の
ディーラーなどの買いを集め、堅調な動きとなり、銀行株や通信関連銘柄も堅
調な動きとなりました。足下の業績のよさが徐々に確認された格好となり、業
績悪化銘柄から好業績銘柄への乗り換えも進んでいるようです。小型銘柄は利
益確定売りが先行するものも多く、まちまちの動きの中、総じて堅調な動きと
なりましたが、相場の主役は大型銘柄に代わったような感もあります。小型銘
柄の値幅取りの動きよりも大型銘柄のディーリングが主体の相場でした。


マネックスビーンズ証券 清水洋介)


◆個別銘柄◆ 

好業績、好材料に素直に反応し、内需株は総じて堅調

住友化学(4005) 564円 (▲10) 
 6営業日ぶりに反落となりました。サウジアラビアで進めている石油化学
業の総投資額が資材価格の高騰などで当初計画の2倍に膨れ上がるとの報道が
あり、収益への悪影響が警戒され売りが先行しました。

NTTドコモ(9437) 182,000円 (△8,000) :1株単位
 出来高を伴って大幅高となりました。先週末の引け後発表になった4〜6月期
業績が好調であったことを好感し買い先行となりました。通期業績の見通しは
変更しなかったのですが上ブレ期待もあって買いが集まりました。

KDDI(9433) 576,000円 (△34,000) :1株単位
 東京電力(9501)子会社のパワードコムを合併することを引続き好感され、
買われています。週末に発表された時は材料視されなかったのですが、外資
証券が投資判断を引き上げたことも買い材料とされました。

JT(2914) 1,640,000円 (△40,000) :1株単位
 連日の上場来高値更新となりました。本日の引け後4〜6月期の決算発表を控
えており、通期業績の上方修正を期待した買いも入り、値動きの良さから目先
筋のディーリングの対象ともなっているようです。

栄研化学(4549) 1,258円 (△75) 
 米マイクロソフトビル・ゲイツ財団との共同開発を材料に一時ストップ高
となりました。目先筋の利益確定売りや戻り売りに押され、最後は上げ幅を縮
小しましたが、ここのところ軟調な動きとなっていただけに堅調な展開となり
ました。

住金(5405) 207円 (△2) 
 後場に入って一段高となり、3月10日につけた高値を抜け、年初来高値更新
となりました。米国景気が堅調な動きとなっていることなどから、足下の業績
が好調なことを評価し直す動きとなって、業績面からの安心感もあり、買いが
集まりました。

◆ランキング◆

東証一部値上がり上位
 材料含みの銘柄が小口の買いで上昇しているものが目立ちます。

東証一部値下がり上位
 業績の芳しくない銘柄を中心に見切り売りに押される銘柄が上位になってい
ます。

東証一部売買高上位
 鉄鋼株と含み資産関連銘柄、低位のディーリング銘柄の3種類が上位になっ
ています。

東証一部売買代金上位
 主力株が決算発表を材料に売り買い交錯となっています。