夏が終わる
夜や朝はだいぶ涼しくなったけれど、昼はまだまだ暑いらしい。
アメリカでは、史上最大規模のハリケーンが襲来。
そんなさなか、私が買ってしまったアルバイトタイムスは?
少し、動くのが早すぎたのでしょうか?
原油価格高騰⇒米国株安、を先取りして大幅安
日経平均 12,309.83 (▲129.65)
日経225先物 12,320 (▲110 )
TOPIX 1,258.64 (▲ 13.82)
単純平均 458.76 (▲ 3.70)
東証二部指数 3,810.67 (△ 10.69)
日経ジャスダック平均 2,074.46 (△ 0.07)
東証一部
値上がり銘柄数 260銘柄
値下がり銘柄数 1,301銘柄
変わらず 83銘柄
比較できず 2銘柄
騰落レシオ 100.38% -8.8%
売買高 15億9212万株(概算)
売買代金 1兆3346億9000万円(概算)
時価総額 387兆6147億円(概算)
為替(15時) 110.24円/米ドル
◆市況概況◆
週末の米国市場が軟調な動きとなったことや寄り付き前に市場筋の推計とし
て伝えられる外国人売買動向を見ても買い株数が少なくなった、とかいろいろ
と理由付けは出来ますが、原油価格が高騰したことで、米国株式市場が大幅に
下落するのではないかとの懸念から売り先行の動きとなりました。寄り付きか
ら軟調な動きとなり、戻り歩調となる場面もなく終始軟調な動きとなりました。
普段はGLOBEX(24時間取引市場)のナスダック先物など、殆ど気にす
るむきも無いのですが、原油価格が高騰したとのニュースが米国市場への不安
感を募らせ、ナスダック先物売りへと繋がり、その動きが日本株を売る口実と
なるような感じでした。それでなくても週明けの様子見気分の強いところに、
月末接近と言うことでポジションを膨らませ難く、買い方の動きも慎重になら
ざるを得ず、そういった状況のなかで、ここのところの堅調な相場の利益を確
定する動きや値動きの悪い銘柄への見切り売りなども重なり軟調な動きが続い
たようです。
後場に入っても買い戻しの動きも少なく、値動きの悪さに見切り売りが嵩む
ような状況で戻りも鈍く軟調な動きが続きました。センチメントの悪いときは
何事も悪い方に考え気味で昼の市場外取引も金額が大きいといっただけで、ヘ
ッジの売りが出るような状況となり、ますます戻りも鈍くなる、といった展開
でした。個別銘柄も値動きのいいものに付く動きは依然としてあるものの、逆
に値動きの悪いものをあっさりと見切る動きもあり、軟調なままの引けとなり
ました。
小型銘柄は個別にしっかりとした動きとなるものもあり、中にはストップ高
となるものなども散見され、日経ジャスダック平均や二部株指数は高く、東証
マザーズ指数も前場は前日比プラス、後場に入って軟調な動きとなるものの底
堅い動きとなり、主力銘柄とは別に値動きの良い銘柄が幕間つなぎ銘柄として
物色される展開となっていました。
◆個別銘柄◆
個別に値動きの良い銘柄が物色され、主力銘柄は総じて軟調
ボッシュ(6041) 599円 (▲34)
急落となりました。先週末の引け後に2005年6月中間期の連結決算で経常利
益が伸び悩んだことを嫌気し見切り売りが嵩みました。利益率の低下が悪材料
視されたようです。
日立(6501) 676円 (▲5)
GLOBEX(24時間取引市場)のナスダック先物が原油価格の高騰を受け
て軟調な動きとなっていることを嫌気して、同社等の大手電機銘柄が軟調な動
きとなっています。加えて、外資系証券会社が投資判断を「売り」に引き下げ
たことも嫌気されました。
トレンド(4704) 3,910円 (△20) :500株単位
27日付けの新聞で2005年12月期の配当を16円増やすと報道されました。同社
は「決定した事実はない」とコメントしましたが、増配期待の買いが入り、軟
調な地合いの中で堅調な動きとなりました。
川崎汽船(9107) 713円 (▲18)
原油価格の上昇が燃料費の高騰や景気減速をもたらし、収益を圧迫するので
はないかとの思惑で海運株が売られ、同社も軟調な動きとなりました。ここの
ところ景気回復期待から堅調な動きとなっていたことで利益確定の動きもあっ
たようです。
日揮(1963) 1,471円 (△16)
全般に軟調な動きとなるなかで、幕間つなぎ銘柄として人気を集め逆行高と
なっています。原油価格高騰が製油所の設備投資需要に繋がるのではないかと
の思惑で買い先行となりました。
カカクコム(2371) 1,180,000円 (△90,000) :1株単位
地合いの悪さに逆行して大幅高、1週間ぶりに年初来高値更新となりました。
全般的に軟調な動きの中、国内証券会社が投資判断を買い推奨としたことを交
換し、値動きの良さもあいまって目先筋の買いを集めました。
◆ランキング◆
東証一部値上がり上位
幕間つなぎ銘柄が堅調と言う感じです。
東証一部値下がり上位
悪材料で売られたというよりも値動きの悪さで見切り売りに押されたという
ような銘柄が目立ちます。
東証一部売買高上位
低位株の目先的な動きがばかりです。
東証一部売買代金上位
銀行株が中心ですが、物色対象が絞りきれない感じです。