選挙を前に

弘 光明理化

選挙を前に市場は様子見?
NYは
△ダウ 10,633.50
44.26 (0.42%)
O 10,588.68
H 10,640.43
L 10,573.95
△SP500 1,235.96
2.94 (0.24%)
O 1,233.02
H 1,236.58
L 1,230.50
△Nasdaq2,172.03
5.79 (0.27%)
O 2,164.14
H 2,172.39
L 2,158.61
▼CME日経 12,670

  • 35 (-0.28%)

O 12,620
H 12,670
L 12,610
Dax 4,988.14
△FT100 5,365.9

△ダウ 10,633.50
44.26 (0.42%)
△SP500 1,235.96
2.94 (0.24%)
△Nasdaq2,172.03
5.79 (0.27%)
▼CME日経 12,670

  • 35 (-0.28%)

Dax 4,988.14
19.86 (0.40%)
△FT100 5,365.9
6.7 (0.13%)
△米ドル 110.04
0.45 (0.41%)
▼ユーロ 136.67

  • 0.09 (-0.07%)

△ポンド 202.03
0.02 (0.01%)
米国債 4.141
0.061 (1.50%)
△JGB 139.96
NY原油 64.37
△金 449.00

私のセプテーニにイエローシグナル点灯です。
やっぱり、逆張りはいけませんね。
イベントが盛りだくさんで買い手控え気分の強い展開

日経平均            12,533.89 (▲ 73.70)
日経225先物         12,510 (▲100 )
TOPIX            1,278.90 (▲ 6.62)
単純平均             454.00 (▲ 2.98)
東証二部指数           3,881.52 (▲ 19.69)
日経ジャスダック平均       2,100.56 (▲ 2.46)
東証一部
値上がり銘柄数          395銘柄
値下がり銘柄数         1,127銘柄
変わらず             136銘柄
比較できず            1銘柄
騰落レシオ            103.15% +0.4%
売買高            18億8454万株(概算)
売買代金        1兆6332億4600万円(概算)
時価総額          399兆0305億円(概算)
為替(15時)          110.21円/米ドル


◆市況概況◆

 米国市場が堅調な動きとなったのですが、軟調な始まりとなりました。明日
先物、オプションのSQ(特別精算指数)算出日を控えた先物へのまとまっ
た売りもあって、上値の重い展開となり、上値の重さが確認されるととたんに
見切る動きが加速される、といった感じでした。日本市場では本日は機械受注
統計と鉄鋼株の業績見通しの発表があり、明日はSQということもあり、積極
的にポジションを取るというよりも手仕舞いの動きが中心となりました。今晩
(といっても日本時間では明日の早朝になりますが)の米国市場ではインテル
とTI(テキサスインスツルメント)の業績発表があり、波乱要因となってい
ることも、積極的な手を控えさせ手仕舞いの売りを急ぐ動きとなったのでしょ
う。

 昨日、一昨日に続き本日も昼の市場外取引で大口の売買があり、売り越しで
あったと伝わったことが後場の寄り付きの売りに繋がり、ますます上値の重い
展開となりました。鉄鋼株の業績見通しが発表になっても中間配当を見送る企
業が多いことや材料出尽くし感から上方修正も材料にならず、機械受注統計も
予想よりも減少幅が小さく、本来であれば好感されてもいいところなのですが、
地合いの悪さにこれもまた売り急ぐ動きとなっていました。景況感が改善し市
場のセンチメントも上向いていると思っていたのですが、予想以上に景況感の
先行きに自信が持てない状況となっているようです。

 明日のSQも順調にロールオーバー先物の乗り換え)が進んでいると見ら
れていましたが、9月末の配当の動向が読みきれず、手仕舞いの動きも多かっ
たのではないかと思います。昨日の引け後銀行貸出しが増加した、とのニュー
スも殆ど材料視されず、好材料に目をつぶり、ことさら材料を悪く取ろうとい
う動きになったような感じです。それでも、大きな下落の要因は先物の動向で
あり、本日売買最終日となっていた先物に売りが嵩んだことも下落要因となっ
たものと思われます。

 小型銘柄はまちまちの動きとなり、指数は比較的底堅い動きとなりました。
主力銘柄はいわゆる国際優良株といわれるような銘柄は堅調な動きとなってお
り、目先的に買われすぎたものほど下げがきつく、出遅れ感の強い銘柄は底堅
い動きとなっていました。


マネックスビーンズ証券 清水洋介)


◆個別銘柄◆ 

個別の好材料も地合いの悪さに押される展開

日揮(1963) 1,611円 (±0) 
 イエメンでの液化天然ガス生産設備を共同受注したと報じられ、買い先行と
なりました。エネルギー価格が堅調なことで豊富な受注を抱えていることも好
感され、年初来高値更新となりましたが地合いの悪さに上値の重い展開となり
ました。

ファナック(6954) 8,150円 (▲190) :100株単位
 機械受注の統計が午後に発表されるまでは市場予想が減少を見込んでいるた
め、早めに利益を確保しておこうという動きで軟調な動きとなりました。実際
に機械受注統計が発表されると、予想ほど悪化しなかったことから下げ渋りと
なりました。

新日鉄(5401) 333円 (▲5) 
 業績予想の公表までは買い手控え気分の強い中で利益確定売りや見切り売り
が嵩み軟調な動きとなっていました。業績予想が発表されると、上方修正は織
り込み済みとされ、中間配当を見送ったことを嫌気する動きで軟調な動きとな
りました。

FDK(6955) 254円 (△12) 
 昨日、新聞で次世代電池を開発したと報じられストップ高となりましたが、
本日も引続き出来高を伴って大幅続伸となっています。手掛かり難の市場の中
で、はっきりとした材料があることや値動きの良さ、値頃感も手伝って目先筋
の人気を集めました。

伊藤忠(8001) 655円 (▲13) 
 中国で総合商社として認可されたと報じられ、中国でのビジネス拡大につな
がるとされましたが、地合いの悪さに加え、原油価格が軟調となっていること
から石油関連の一角として売りが嵩み軟調な動きとなりました。

郵船(9101) 688円 (△4) 
 重油に水を混ぜて燃料を節減する技術を開発したと報じられ、5営業日ぶり
に上昇となりました。原油高のおりからはっきりと燃料費節減につながるとさ
れ、買い先行となりました。


◆ランキング◆

東証一部値上がり上位
 小型の材料銘柄が小口の買いで上げています。

東証一部値下がり上位
 「お役御免」となった材料含みの銘柄が見切り売りで値を崩しています。

東証一部売買高上位
 鉄鋼株と材料株が売買の中心となっています。

東証一部売買代金上位
 鉄鋼株や銀行株の見切り売りと押し目買いがせめぎ合っている感じです。