用賀、学芸大

学芸大学のお友達の家に行ってきます。
彼女は山形の大きな病院の姫で学芸大学の駅近くの豪華マンションにひとり暮らし。
いわゆるセレブなんだけれど、ぜんぜんそれっぽくないから気が合うのです。

景況感の好転を素直に好感し主力銘柄を中心に大幅高

日経平均            13,392.63 (△233.27)
日経225先物         13,330 (△190 )
TOPIX            1,386.49 (△ 30.27)
単純平均             487.04 (△ 9.49)
東証二部指数           4,087.46 (△ 35.02)
日経ジャスダック平均       2,148.60 (△ 0.86)
東証一部
値上がり銘柄数         1,388銘柄
値下がり銘柄数          212銘柄
変わらず             59銘柄
比較できず            0銘柄
騰落レシオ            119.59% +7.09%
売買高            30億7907万株(概算)
売買代金        2兆5910億9800万円(概算)
時価総額          430兆7119億円(概算)
為替(15時)          112.33円/米ドル


◆市況概況◆

 寄付き前に市場筋の推計として伝えられる外国人の売買動向が売り越しとな
ったのですが、3連休の間の米国市場が堅調な動きとなったことや為替が円安
となったこと、シカゴ市場の日経平均先物が堅調な動きとなっていたことに加
え、寄付き前に発表になった、法人企業景気予測調査が予想を上回って改善し
たことを好感し、買い先行の始まりとなりました。先物買い気配から始まる
など主力銘柄を中心に買い気も旺盛で、寄り付きの買いが一巡したした後はさ
すがに利食い売りなどに押される場面は見られたもののすぐに買戻しや押し目
買いが入り堅調な動きが続きました。

 日経平均はあっさりと13,300円を超えてしっかりとした動きになって、強い
基調での推移が続きました。鉄鋼株や銀行株なども大幅高となるものも目立ち、
為替が円安となったこともあって、ハイテク銘柄や自動車株など輸出関連銘柄
も買い優勢、大幅高となるものが散見されました。小型銘柄の一角が値動きの
悪さから見きり売りに押され、業績の芳しくない主力銘柄の一角も値動きの良
い銘柄へ乗り換える動きに軟調な動きとなるものも見られました。

 昼の市場外取引はEFP(先物のポジションを現物株に置き換える動き)が
中心で、売り越しとなったと伝えられたのですが、後場寄り直後に少し売られ
た程度で市場への影響は小さく、後場も堅調な地合いが続きました。中間期末
が接近したことで、ディーラーのポジション調整の売りも出るかと思われたの
ですが、先週末でそういった動きも殆ど終わった可能性もあり、逆に売りから
入り難いディーラーなどがとりあえず買い進み、株価を押し上げる要因ともな
りました。

 引け際には目先筋の手仕舞い売りも出てくるかと思ったのですが、腰の据わ
った買いも見られ、先物の買い戻しを急がせる動きとなって、一段高となりま
した。小型銘柄は「蚊帳の外」となる銘柄も多く、値動きの良い主力銘柄に乗
り換える動きもあって、東証マザーズ指数は大幅安、日経ジャスダック平均も
ほぼ横ばいとなりました。二部株指数は主力銘柄に連れ高し、大幅高、1990年
8月以来の水準となりました。総じて買い気の旺盛な相場となっており、本来
であれば鉄鋼株のような値動きの重い銘柄も大幅高になる展開となりました。


マネックスビーンズ証券 清水洋介)


◆個別銘柄◆ 

主力銘柄にしっかりした買いが入り、大幅高

デンヨー(6517) 1,516円 (△150) :100株単位
 一時ストップ高となるなど、大幅高となりました。米ハリケーン被災地への
輸出向けに、国内で生産する非常用の可搬式発電機を6割増産する、と報じら
れたことで目先筋の買いを集めました。

ガイシ(5333) 1,448円 (△50) 
 堅調な動きが続き連日の年初来高値更新となりました。先週22日に中間期の
連結経常利益が従来予想を上回ると発表されたことを好感した買いが入ってい
ます。通期業績も上方修正される可能性もあるとの見方も出ているようです。

NTT(9432) 570,000円 (△42,000) :1株単位
 主力銘柄が買われる中で、グループ再々編の報道を好感する買いで大幅高と
なりました。NTTは新聞報道を否定していますが、主力銘柄を物色する動き
は続き、目先筋の利食い売りは出たものの堅調な動きが続きました。

日本信販(8583) 924円 (△100) 
 年初来高値を更新し一時ストップ高となりました。農林中金が同社とUFJ
カードの合併で誕生するUFJニコスに出資すると報じられ、収益改善を期待
した買いが入りました。

泉州銀行(8372) 365円 (△55) 
 景気回復を好感し銀行株を物色する動きは値動きの良い小型の地銀株まで波
及、その一環として目先筋を中心とした個人投資家の買いを集め大幅高となり
ました。不良債権比率の低下や業績拡大期待を囃す動きもあるようです。

日本ゼオン(4205) 1,240円 (△81) 
 前場に業績予想の上方修正を発表し4日続伸、1990年1月以来の1,200円台回
復となりました。通期業績は期初予想を据え置いたものの、上ブレ期待も強く
買いが続きました。


◆ランキング◆

東証一部値上がり上位
 地銀株や小型材料銘柄が大きく値を飛ばしています。

東証一部値下がり上位
 小口の見切り売りに押される銘柄が多くなっています。

東証一部売買高上位
 鉄鋼株が出来高を伴って大幅高となりました。

東証一部売買代金上位
 いわゆる「主力銘柄」も頑張った動きとなっています。