アシモって凄いね
府中・味の素スタジアム
△ダウ 10,823.72
55.95 (0.52%)
△SP500 1,267.43
7.00 (0.56%)
△Nasdaq2,265.00
4.05 (0.18%)
△CME日経 15,860
95 (0.60%)
△Dax 5,310.28
9.07 (0.17%)
△FT100 5,507.2
5.7 (0.10%)
△米ドル 120.00
0.33 (0.28%)
△ユーロ 143.29
0.24 (0.17%)
▼ポンド 212.26
- 0.21 (-0.10%)
▼米国債 4.527
- 0.026 (-0.57%)
△JGB 136.55
△NY原油 61.37
▼金 524.10
朝方の強気ムードは一変、大幅安
日経平均 15,464.58 (▲314.28)
日経225先物 15,460 (▲340 )
TOPIX 1,602.21 (▲ 23.94)
単純平均 547.66 (▲ 6.19)
東証二部指数 4,867.20 (▲ 7.83)
日経ジャスダック平均 2,500.72 (▲ 0.09)
東証一部
値上がり銘柄数 370銘柄
値下がり銘柄数 1,231銘柄
変わらず 65銘柄
比較できず 0銘柄
騰落レシオ 112.55% -3.32%
売買高 35億2430万株(概算)
売買代金 3兆6972億3200万円(概算)
時価総額 505兆4804億円(概算)
為替(15時) 118.68円/米ドル
◆市況概況◆
米国市場がFOMC(公開市場委員会)の発表を受けて利上げ打ち止め観測
から堅調な相場となったことや、寄り付き前の外国人売買動向(市場筋推計、
外資系12社ベース)が大幅買い越しとなったことで、買い先行の始まりとなる
かと思ったのですが、寄り付き前に発表になった、日銀短観の大企業製造業D
Iが予想を下回ったことから、もたついた始まりとなりました。目先筋の売り
が一巡したところで、押し目買いも入り堅調な動きとなったのですが、利食い
売りに押され上値の重い展開となり、上値の重さが確認されると先物にまとまっ
た売りが出て一転、軟調な動きとなりました。その後は先物が主導する格好で
目先筋の利食い売りや見切り売りを急ぐ動きも誘い、大幅安となりました。
米国金利の利上げ打ち止め観測から為替が円高に振れたことも、値がさハイ
テク銘柄や輸出関連銘柄を押し下げる要因ともなり、値動きの悪さから高値警
戒感も手伝って、一気に軟調な動きとなりました。結局終わってみれば個別に
出遅れ感から買われたような銘柄を除いては利食い売り、見切り売りに値を崩
すものが多く、値動きの悪さを嫌気した動きでますます値動きが悪くなり、下
げを加速させるような動きも出たようです。
基調は強含み、と言うか、買い気は旺盛なのでしょうが、物色対象が「値動
きのいいもの」という値動きだけを重視しているような見方も多く、いったん
下向きに動くと一気に下げが加速されるのではないかと思います。下げ止った
ところから反発の動きが出てくると、今度は一気に反発となって来るのでしょ
う。
小型銘柄は比較的値持ちのいい銘柄が多く、東証マザーズ指数は堅調、日経
ジャスダック平均や二部株指数も下げ幅は非常に小さく、いわゆる「主力銘柄」
が目先的な利食い売りに押された格好となったことがわかります。それでも海
運株が堅調な動きとなっているように、出遅れ感の強い銘柄はしっかりとなっ
ていました。
(マネックス証券 清水洋介)
−<今日の言葉>−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
・日銀短観(にちぎんたんかん)
日本銀行が実施する企業短期経済観測調査のことで、国内景気の実態把握
を目的に、毎年3、6、9、12月に企業に直接アンケートをとり、業況等の
現状や先行きに関する判断、事業計画に関する実績や予測など、企業活動
全般に関する調査項目について調査するものである。日銀短観で最も注目
されるのは大企業製造業DIと呼ばれる景況感の強さを表す指数であり、
発表されると証券会社などが予め予測した値と比較され、相場に影響を与
えることがある。
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◆個別銘柄◆
鉄鋼株、銀行株など主力銘柄が大幅安
ジェイコム (2462) 1,020,000円 :1株単位
今日から売買が再開されましたが、誤発注問題で同社株に対する関心が高ま
ったようで朝方から買い気配が続き、ストップ高比例配分となりました。スト
ップ高の水準で約2万株の買い注文が残ったようです。
日新製鋼 (5407) 410円 (△10)
前日に発表された2006−2008年度の中期経営計画が好感されており、朝方に
年初来高値を更新しましたが、その後は目先的な利食い売りに押されて、上げ
幅を縮小しました。
サイボウズ (4776) 755,000円 (△100,000) :1株単位
2005年2−10月期の業績が好調だったことや、株式分割を発表したことを材料
に朝方から買い気配が続き、値動きの良さに連られた目先筋の買いを集め、ス
トップ高比例配分となりました。
商船三井 (9104) 1,015円 (△16)
割安感などから物色の対象となり朝方に値を飛ばしましたが、相場の軟調な
展開とともに利益確定売りが優勢となって値を下げ、上げ幅を縮小しました。
トヨタ自動車 (7203) 5,800円 (▲100) :100株単位
同社株など国際優良銘柄は、円高による収益下振れ懸念から売り圧力が強く、
朝方は堅調な動きとなっていたのですが、結局、軟調な展開となりました。
東急不動産 (8815) 950円 (▲9)
耐震構造偽装問題の影響が同業他社にも及ぶとの報道から軟調な展開となり、
下値を確認すると切り返す場面も見られましたが、小幅安となりました。
◆ランキング◆
東証一部値上がり上位
個別の材料で値を飛ばす銘柄が見られます。
東証一部値下がり上位
小口の売りや利益確定売りで値を下げる銘柄が見られます。
東証1部売買高上位
鉄鋼株が出来高を伴って大幅安となっています。
東証1部売買代金上位
銀行株や鉄鋼株が中心となっています。