大発会
「戌笑う」の戌年の大発会です。
昨年大晦日に公表された不動産の総量規制がどういう影響をするのでしょう?
昨年末天井をつけて、この悪材料を機にトレンド転換でしょうか?
NYは強い
△ダウ 10,847.41
129.91 (1.21%)
△SP500 1,268.80
20.51 (1.64%)
△Nasdaq2,243.74
38.42 (1.74%)
△CME日経 16,390
260 (1.61%)
△Dax 5,460.68
10.70 (0.20%)
△FT100 5,681.5
62.7 (1.12%)
▼米ドル 116.13
- 1.75 (-1.48%)
△ユーロ 139.69
0.13 (0.09%)
▼ポンド 202.75
- 0.09 (-0.04%)
▼米国債 4.366
- 0.029 (-0.66%)
△JGB 137.35
△NY原油 63.14
△金 532.50
不動産流動化、アセ、ケネ、ダヴィ、クリなどがひどいことになっています。
買い意欲の強い中、米国株高を受け、新年は大幅高の始まり
日経平均 16,361.54 (△250.11)
日経225先物 16,330 (△280 )
TOPIX 1,673.07 (△ 23.31)
単純平均 561.90 (▲ 1.09)
東証二部指数 5,214.13 (△ 50.02)
日経ジャスダック平均 2,724.10 (△ 32.68)
東証一部
値上がり銘柄数 1,290銘柄
値下がり銘柄数 313銘柄
変わらず 65銘柄
比較できず 2銘柄
騰落レシオ 119.78% +4.34%
売買高 15億1653万株(概算)
売買代金 1兆8248億2100万円(概算)
時価総額 529兆5989億円(概算)
為替(11時) 115.98円/米ドル
◆市況概況◆
年明けの米国市場が大幅高となったこともあって、買い先行の始まりとなり
ました。ただ、一斉に買いついたあとは目先筋の利食い売りや「株を枕に年を
越し」た向きの利食い売りなどに押され上値の重い展開となりました。
それでもしっかりと押し目では買いが入ることや個人投資家が好むような値
動きの良い小型銘柄は出来高と伴って堅調な動きとなっており、目先筋を中心
とした買い方の回転が効いており、市場のセンチメントはいいのではないかと
思います。
年明けから堅調な動きとなって、値動きの良さに引かれるように個人投資家
の買い意欲もますます増して来るものと思われ、堅調な展開が続きそうな勢いで
す。ただ、指数の動きなどを見ても過熱感があることは否めず、外国人投資家
動向や為替動向、また、値動きが止まったところでの買い方の状況などによっ
ては上値の重い展開となってくるのではないかと思います。
(マネックス証券 清水洋介)
−<今日の言葉>−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
・市場のセンチメント
市場に参加している投資家の心理の状態のことをいう。例えば、センチメント
が良いといえば、投資家が相場の上昇を期待して前向きな思考であることを
いう。
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◆個別銘柄◆
鉄鋼株や重工株などのディーリングの動きが中心、個人消費関連銘柄は堅調
伊勢丹 (8238) 2,670円 (△155) :100株単位
初売りの堅調さが報じられたこともあって大手百貨店株が物色の対象となり
同社株も朝方から堅調に推移し、大幅高となりました。
ソフトバンク (9984) 4,940円 (▲40) :100株単位
大学を創設すると報じられたことなど材料もあって、個人投資家などの注目
も集めて朝方は値を上げましたが、その後は目先的な利益確定売りに押されて
値を下げ、小幅安となりました。
TBS (9401) 3,110円 (▲90) :100株単位
楽天(4755)が保有する同社株を売却すると報じられたことを材料に、需給
の悪化を懸念した売りが優勢となり、大幅安となりました。
三菱UFJ (8306) 1,630,000円 (△30,000) :1株単位
傘下の新銀行に対する期待感や、中国の銀行への資本参加が報じられたこと
もあって、朝方から堅調な動きとなりました。
三井不動産 (8801) 2,355円 (▲40)
同社など不動産株は、日銀が金融機関による不動産向け融資への監視を強化
すると報じられたことを材料に売りが優勢となり、軟調な展開となりました。
品川白煉瓦 (5351) 710円 (△100)
3日に「鉄鋼大手4社が高級鋼材の増産に乗り出す」と報じられたことから、
関連銘柄が大幅高となり、耐火物大手の同社も恩恵を受けるとの思惑から買わ
れ、ストップ高をつけました。
◆ランキング◆
東証一部値上がり上位
比較的小型の銘柄が値動きの良さで買われているようです。
東証一部値下がり上位
小型の不動産株の値下がりが目立ちます。
東証1部売買高上位
不動産株の下落が目立ちます。鉄鋼株、重工株の出来高が大幅に増えていま
す。
東証1部売買代金上位
鉄鋼株、銀行株、国際優良株、小売株、と入り混じっています。