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用田
フェレットと蛇を飼っている加藤君は初日の緊張のあまり頭痛でダウン。
半日使い物にならずだってーーー、
利食い売りに押され軟調な場面もあったが押し目買い意欲は強く引けは堅調
日経平均 16,747.76 (△88.12)
日経225先物 16,720 (△30 )
TOPIX 1,712.30 (△ 4.34)
単純平均 577.91 (△ 4.19)
東証二部指数 5,356.71 (△60.30)
日経ジャスダック平均 2,811.28 (△17.02)
東証一部
値上がり銘柄数 1,004銘柄
値下がり銘柄数 582銘柄
変わらず 84銘柄
比較できず 1銘柄
騰落レシオ 113.35% -2.54%
売買高 20億6596万株(概算)
売買代金 2兆8076億3900万円(概算)
時価総額 542兆7648億円(概算)
為替(15時) 118.51円/米ドル
◆市況概況◆
朝方は先週末の米国シカゴ市場(CME)の日経平均先物が堅調な動きとな
ったことや為替が円安に振れたことを好感し、堅調な始まりとなりましたが寄
り付きからの買いが一巡すると、利食い売りに押され上値が重くなり、上値の
重さを確認すると先物へのまとまった売りもあって、軟調な展開となりました。
高値警戒感もあったことからいったん売りが優勢になると一斉に売り急ぐ動
きも見られ、一気に軟調な動きとなりました。それでも押し目買い意欲は強く、
主力大型銘柄を利食った資金が小型銘柄の押し目買いに繋がったようで、小型
銘柄は堅調な動きとなっていました。後場の寄り付き前には主力銘柄への大引
けの買い注文も見られ、先物を買い戻す動きなどもあって堅調な動きとなり、
大引けは寄り付き直後の高値付近まで戻して、昨年来高値を更新して引けま
した。
主力大型銘柄が一服となる中で小型銘柄を物色する動きとなり、小型銘柄の
動きを示す指数は堅調な展開が続きました。戻り売りをこなし再び個人投資家
を中心に買い方の回転が効いて来たようで、値動きの良い銘柄も多く、終始堅
調な展開で相場をリードする動きとなっていました。
昼の市場外取引は金額は大きかったものの、売り買いの偏りはなく、市場へ
の影響も限定的と思われたのですが、後場の寄り付き前から主力銘柄を中心に
大引けでの買い注文が見られ、思惑を呼んで先物の買戻しなどに繋がり相場は
切り返す動きとなったようです。高値警戒感から利食い売りを急ぐ動きはある
ものの、買い方の回転は効き、引続き強含みの相場展開となっているようです。
(投資情報センター 清水洋介)
−<今日の言葉>−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
・寄付き(よりつき)
その日の取引の始まりを「寄付き」という。また、特に後場の始まりのこと
を「後場寄り」ということもある。
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◆個別銘柄◆
・小型銘柄を中心にしっかりした動き
三菱マテリアル (5711) 656円 △19円
銅製品の需要が増加したことなどで収益が拡大し、前週末に通期の業績予想
を上方修正したことが好感されて買いが入り、一時昨年来高値を更新する場面
が見られました。
みずほFG (8411) 938,000円 ▲12,000 円 :1株単位
同社など大手銀行株は、高値に対する警戒感から目先的な利食い売りが優勢
となり、軟調な展開となりました。
本田技研工業 (7267) 6,870円 △70 円 :100株単位
特に材料は見られなかったのですが、後場に入ってから前日比プラスに転じ
て急速に上げ幅を拡大しました。自動車株など主力銘柄に対する新たに設定さ
れた投資信託の買いを指摘する声もありました。
京セラ (6971) 10,360円 △170 円 :100株単位
外資系証券が投資判断を引き上げたことが材料となって、一時昨年来高値を
上回る場面が見られるなど、堅調な推移となりました。
一 休 (2450) 926,000円 △26,000 円 :1株単位
今期末に初めて配当を実施する方針と公表したことで、同社の方針を評価し
た買いが入り、終日堅調に推移しました。
ガリバーインターナショナル (7599) 14,670円 △940 円 :10株単位
トヨタ自動車(7203)が中古車販売を強化すると報じられたことで、業界再
編などを期待する思惑的な買いが入って、一時ストップ高をつけるなど大幅高
となりました。