中の市

月の15日は中の市。
きのうは今朝まで、岡崎さんを応援しながらゼミのレポートを作成。
だから睡眠不足でお肌によくありません。
高島

そんな日のNYは爆上げです。
△ダウ 11,028.39
136.07 (1.25%)
△SP500 1,275.53
12.67 (1.00%)
△Nasdaq2,262.17
22.36 (1.00%)
△CME日経 16,305
415 (2.61%)
Dax 5,763.40
7.07 (0.12%)
▼FT100 5,792.3

  • 1.2 (-0.02%)

▼米ドル 117.36

  • 0.29 (-0.25%)

▼ユーロ 139.85

  • 0.28 (-0.20%)

▼ポンド 203.77

  • 1.29 (-0.63%)

米国債 4.616
0.037 (0.81%)
▼JGB 135.78
NY原油 59.57
△金 548.90

果たして、東京は
私は昨日下方修正した2つの銘柄を抱えています。だからとっても恐ろしいです。

15日の日経平均株価は反落。東証前引け後の立会外でのバスケット取引で投資家の売りが多かったと伝わると、
後場は下げ足を速めた。先週来、外国人の投資姿勢の変化をきっかけに、市場は需給関係に敏感な状況が続い
ているが、そのような中、さらなる需給懸念が持ち上がっている。2000年以降の株安対策として預金保険機構
銀行等保有株式取得機構、日銀の"公的3部門"が銀行から買い取った株式の売却だ。
今月1日に預保がホームページ上で掲載したある公告が市場の懸念を呼び覚ました。内容は「特別公的管理銀行
(旧長銀と旧日債銀)から買い取った株式の処分について、方針策定のためのアドバイザーを募集する」というもの。
預保が両行から買い取った株式は簿価ベースで約2兆円。アドバイザー契約期間はきょう15日から3月31日まで。
株式相場の地合いが変化してきた矢先だっただけに、「公的部門の売り接近か」との波紋が広がった。
市場の関心の高さを裏付けるように証券関係数社が、この問題の分析リポートを出した。大和総研は今月10日付で
「方針策定後、4月以降は粛々と売却が進められる可能性がある」と指摘。両行の保有比率が高い銘柄リストを
添えて「対象銘柄の需給動向には注意が必要」とコメントした。時価総額の大きい銘柄ではトヨタ信越化がこれに
該当する。
メリルリンチ日本証券もきょう15日付で「公的機関の保有株売却に要注意」と題するリポートを発行。
「3機関の取得株式の時価は9兆4000億円と推計され、その売却時期が差し迫ってきた」と指摘した。
中でも株取得機構は資金調達を借り入れに依存しているため、金利上昇前に株式売却意欲が高まると予想する。
市場ではこれまで、各機関は10年程度かけて売却するはずだから、1年あたりの市場インパクトは小さいとにらんでいた。
実際、預保も昨年3月の理事長談話で「おおむね10年程度かけて売却する」との方針を示していた。
しかし最近は「2、3年で売り切るのではないか」(大和総研の壁谷洋和ストラテジスト)との見方が出ている。
5年後、10年後の株価が今より高い保証は無いためだ。大和総研によれば、1960年代の株式取得組織、
日本証券保有組合のケースでは、おおむね3年程度で売却したようだ。
預保側も、「すべての銘柄を10年かけて売却する訳では無く、流動性次第で早く売却が終わる銘柄もある」
(金融再生部企画管理課)と話す。きょう決まった預保のアドバイザーは野村証券。株式相場の行方とともに、
売却開始時期や売却方法など預保が打ち出す方針からも目が離せなくなった

米国株は大幅高となったが外国人投資家の売り懸念に仕掛け的な先物売りが
加わり大幅安

日経平均            15,932.83 (▲252.04)
日経225先物         15,930 (▲220 )
TOPIX            1,624.28 (▲ 10.96)
単純平均             538.25 (▲ 3.13)
東証二部指数           5,019.02 (△ 6.68)
日経ジャスダック平均       2,638.71 (△ 12.13)
東証一部
値上がり銘柄数          607銘柄
値下がり銘柄数          979銘柄
変わらず             83銘柄
比較できず            4銘柄
騰落レシオ           90.20% -2.4%
売買高            18億9293万株(概算)
売買代金        2兆7603億6300万円(概算)
時価総額          514兆6202億円(概算)
為替(15時)          117.60円/米ドル


◆市況概況◆

 朝方は米国株が大幅高となったことから買い先行の始まりとなりました。昨
日、大幅高となった地合いを引き継ぐように主力銘柄を中心に堅調な始まりと
なりましたが、昨日のような腰の据わった買いは見られず上値の重い展開とな
り、上値の重さを確認すると戻り売り、見切り売りがかさみました。

 昼の市場外取引が金額も大きく売り越しと伝えられたことで、先物に仕掛け
的な売りが出ると、見切り売りや戻り売りがますますかさみ、一昨日と同じよ
うに売りが売りを呼ぶ展開となりました。押し目でしっかりと買いが入る銘柄
も多かったのですが、先物が主導する形で指数を下げ、インデックス売りで値
を消す銘柄も多くなりました。戻りの鈍さを嫌気する動きもあり、下げが下げ
を呼ぶ形となったようです。

 小型銘柄も値頃感から買い先行となっていたのですが、全体の地合いの悪さ
に戻り売りがかさみ、上値を買い上がる動きもなりを潜めて上げ幅を縮小する
もの、軟調となるものが目立ちました。二部株指数や日経ジャスダック平均は
しっかりとした動きとなりましたが、東証マザーズ指数は軟調となりました。

 一方向に動き易く指数は乱高下となっています。一昨日は売り一辺倒という
動きでしたが、昨日や本日の動きは売り買いがせめぎ合う中で売り方と買い方
の力関係の優劣というよりは「声の大きな方」に動くような感じになっていま
す。いったん方向性が決まると大きく動き、目先的な先物の仕掛けに右往左往
しているようです。それでも好業績銘柄の中にはしっかりしたものもあり、買
い意欲が失せたわけでもないようです。

 (投資情報センター 清水洋介)


−<今日の言葉>−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
・地合い(じあい)
 その時の相場の雰囲気や状況をいう。例えば、「地合いが良い」といえば、
 相場が上昇している状況などをいう。
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◆個別銘柄◆ 

 指数は乱高下となったが好業績銘柄はしっかりとした動き。銀行株、鉄鋼株
はしっかり。

富士電機ホールディングス (6504) 577円 ▼2 円 
 ハードディスクの生産体制を強化すると報じられたことで、朝方から堅調な
動きが続いていましたが、相場の下落もあって売りが優勢となり、軟調な引け
となりました。

三井住友フィナンシャルグループ (8316) 1,260,000円 ±0円 :1株単位
 外資系証券が投資判断を引き上げたものの市場の反応は鈍く、前日比マイナ
スに転じる場面もありました。なお、引けは前日と変わらずでした。

サマンサタバサジャパンリミテッド(7829)1,530,000円 △10,000 円:1株単位
 子会社を設立してインターネット上の仮想商店街に進出すると発表し、朝方
は堅調に推移しましたが、後場は上値が重く、上げ幅を縮小しました。

レンゴー (3941) 710円 △37 円 
 日本製紙グループ本社(3893)傘下の日本大昭和板紙が段ボール原紙を値上
げすると表明したことが報じられ、同業他社が値上げに追随するとの思惑から
同社株に買いが集まり、大幅高で引けました。

ヤフー (4689) 132,000円 ▼9,000 円 :1株単位
 米国市場でネット検索大手・グーグルの株価が軟調となったことで連想売り
が入り、大幅安となりました。

全日本空輸 (9202) 441円 ▼24 円 
 約1,000億円の公募増資を行うと伝えられましたが、1株あたり利益が低下す
るとの懸念から売りが優勢となり、さえない展開となりました。