GWに突入

そこそこ強いアメリ
バーナンキFRB議長
「利上げは休止、インフレに注意」
これって、日本の市場にも上げ潮では?
投資の神である小出川さんは、日々、前日のアメリカとの連動性を意識しているそうです。
このぐらいだと、bんfさんはどういう動きをするのでしょう?

△ダウ 11,382.51
28.02 (0.25%)
△SP500 1,309.72
4.31 (0.33%)
△Nasdaq2,344.95
11.32 (0.49%)
▼CME日経 17,045

  • 65 (-0.38%)

Dax 6,067.74

  • 39.38 (-0.64%)

▼FT100 6,060.0

  • 44.3 (-0.73%)

▼米ドル 114.13

  • 0.57 (-0.50%)

△ユーロ 143.09
0.25 (0.18%)
△ポンド 205.77
1.14 (0.56%)
米国債 5.078

  • 0.027 (-0.53%)

▼JGB 132.10
NY原油 70.97
▼金 636.30

1.相場概況
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円高を嫌気し、決算発表に一喜一憂する動きに週末の手仕舞い売りが重なり
大幅安

日経平均            16,906.23 (▼208.31)
日経225先物         16,980 (▼170 )
TOPIX            1,716.43 (▼ 12.94)
単純平均             540.93 (▼ 2.80)
東証二部指数           4,970.62 (▼ 17.02)
日経ジャスダック平均       2,606.82 (▼ 0.08)
東証一部
値上がり銘柄数          549銘柄
値下がり銘柄数         1,029銘柄
変わらず             116銘柄
比較できず            0銘柄
騰落レシオ           95.23%  ▼ 2.96%
売買高            17億3870万株(概算)
売買代金        2兆6157億2200万円(概算)
時価総額          546兆3805億円(概算)
為替(15時)          114.25円/米ドル

◆市況概況◆

 米国市場が堅調となり、寄り付き前の外国人売買動向(市場筋推計、外資
12社ベース)が買い越しとなったのですが中国の利上げや鉄鋼株やソニー
(6758)などの芳しくない決算発表や収益見通しを嫌気する動きなどもあって
売り先行となりました。鉱工業生産指数消費者物価指数(CPI)などの発
表もあったのですが、ほとんど市場への影響はなく、中国の利上げや米国の利
上げ打ち止めから、為替が円高となったことなどが大げさに材料視され、ゴー
ルデンウィーク直前の週末、月末ということもあって売りが加速される場面も
あったようです。

 それでも好決算を発表したキヤノン(7751)やTDK(6762)などは円高など
にもかかわらず大幅高となり、地合いはそれほど悪い感じでもないようです。
日経平均のサポートと考えられた17,000円は先物への仕掛け的な売りで割り込
みましたが、その下の目処とされた16,800円のところではしっかりと下げ止ま
り、底堅い動きとなりました。下値を向きになって売り叩くような動きが止まっ
ても、週末のヘッジ売りやゴールデンウィーク前にポジションを軽くしたい向
きも多く、上値も重くなりました。

 値動きの悪さを嫌気して小型銘柄も軟調なものが多く、軟調な地合いになる
とますます値動きも悪くなって見切り売りもかさむ状況となり、日経ジャスダッ
ク平均、東証マザーズ指数、二部株指数なども終始軟調となりました。先物
まとまった売りが出る場面もあり、軟調な地合いを加速させるような場面も見
られましたが、後場に入ると目先筋の買戻しも入り、底堅い動きとなりました。

 来週は連休の谷間ということで機関投資家やディーラーなどは動き難いのか
もしれませんが、「鬼の居ぬ間に・・・」という感じで「デイトレード」にい
そしむ個人投資家で賑わうこともありそうです。指数もしっかりと節目で反発
となれば買い気が乏しい訳でもないので、好業績銘柄を中心に物色されるので
はないでしょうか。


(投資情報センター 清水洋介)


−<今日の言葉>−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
消費者物価指数(しょうひしゃぶっかしすう)
 消費者によって購入された商品やサービスの価格の変化を表すもので、対象
 となる商品は200項目に及んでいます。これが食品・飲料、住宅、アパレル、
 交通、医療、リクレーション、教育・コミュニケーション、その他、の8つの
 グループに分けられています。
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◆個別銘柄◆ 

 好決算には素直に反応し、今期見通しの芳しくない銘柄は軟調

TDK (6762) 9,530円 △260 円 :100株単位
 同社が発表した今期の業績見通しが好調なことを理由に、国内証券、外資
証券が投資判断を引き上げたことを材料に買いが集まり、堅調に推移して大幅
高となりました。

日立建 (6305) 3,110円 ▼50 円 :100株単位
 中国が利上げに踏み切ったことで、油圧ショベルの需要縮小を懸念する売り
が優勢となり、軟調な引けとなりました。

双  日 (2768) 727円 △25 円 :100株単位
 優先株式を買い入れ消却する方針と伝わり、経営再建が軌道に乗ったという
声もあって買いが優勢となり、大幅高で引けました。

ソニー (6758) 5,720円 ▼310 円 :100株単位
 今期の業績見通しが市場予想を下回ったことが嫌気されて売りが優勢となり、
引けは大幅安となりました。

スカイマーク (9204) 571円 △10 円 :100株単位
 羽田−札幌(新千歳)線が本日就航したことで、収益改善への期待から買い
が集まり、堅調な引けとなりました。

ローム (6963) 12,120円 ▼380 円 :100株単位
 円高・ドル安基調となっていることで、同社など輸出関連銘柄は売りが優勢
となるものが多く、さえない展開が続きました。