ザラ場でドキツ!

きょうはザラ場では、PCに張り付いています。

▼ダウ 10,942.11

  • 72.44 (-0.66%)

▼SP500 1,240.14

  • 11.40 (-0.91%)

▼Nasdaq2,110.42

  • 19.53 (-0.92%)

△CME日経 14,755
55 (0.37%)
Dax 5,439.23
63.22 (1.18%)
△FT100 5,626.1
28.7 (0.51%)
△米ドル 115.40
0.28 (0.24%)
▼ユーロ 145.12

  • 0.47 (-0.32%)

▼ポンド 212.37

  • 0.76 (-0.36%)

米国債 5.147
0.023 (0.45%)
▼JGB 132.48
NY原油 69.55
▼金 572.40

外資注文動向、買い2870万、売り3080万、210万売り越し観測

特に材料が出たわけでもないが先物主導で大幅安

日経平均            14,648.41 (▼211.94)
日経225先物         14,670 (▼220 )
TOPIX            1,510.32 (▼ 17.34)
単純平均             462.45 (▼ 5.34)
東証二部指数           4,314.83 (▼ 38.05)
日経ジャスダック平均       2,332.01 (▼ 17.07)
東証マザーズ指数       1,431.97 (▼ 30.74)
東証一部
値上がり銘柄数          336銘柄
値下がり銘柄数         1,260銘柄
変わらず             99銘柄
比較できず            0銘柄
騰落レシオ           78.87%  △1.45%
売買高            14億7007万株(概算)
売買代金        1兆8633億5300万円(概算)
時価総額          481兆0419億円(概算)
為替(15時)          115.06円/米ドル

◆市況概況◆

 米国市場が大幅安となったことやCME(シカゴ市場)の日経平均先物が日
本市場の終値に比べ大幅安となっていたことから売り先行の始まりとなりまし
た。外国人の売買動向(外資系13社ベース、市場筋推計)が引き続き売り越し
と伝えられたことも戻り売りがかさむ要因となりました。それでも、戻り売り
が一巡すると下値を売り叩く材料にも乏しく、逆に上値を買いあがる材料もな
く、小動きとなりました。

 昼の市場外取引は金額は少ないながらも買い越しと伝えられたのですが積極
的に買い上がる動きにはならず、逆に上値の重さが確認されると先物へのまと
まった仕掛け的な売りも出て大きく下げ、その後は戻りも鈍く安値圏のもみ合
いで取引を終了しました。特に悪材料が出たわけでもないのですがセンチメン
トの悪さに先物への仕掛け的な売りで方向感が出ると一斉に見切り売りが出た
ということなのでしょう。

 小型銘柄は底堅い動きとなるものが多かったのですが、東証マザーズ指数は
誤発注問題もあって買い気に乏しく大きく下げました。それでも二部株指数や
日経ジャスダック平均は底堅い動きとなりました。先物後場に入って、上値
の重さが確認されたところで仕掛け的な売りが出た他は大きな動きもなかった
のですが、売り方にとっては非常に効果的な売り仕掛けとなり相場を大きく押
し下げる要因となりました。

 外国人売りが一服となったと見られたのですが、なかなか下げがきつくなり
ました。いつも述べていることですがいったん方向が出ると非常にボラタイル
な動きとなり一方向への動きが加速されます。先物へのまとまった売り買いに
振らされる展開となっています。外国人売買動向や先物への仕掛け的な売りが
一人歩きをして方向感を出すような動きとなり振り回されている感じです。


 (投資情報センター 清水洋介)


−<今日の言葉>−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
・引け・大引け(ひけ・おおびけ)
 取引所の売買立会は、午前立会(前場)と午後立会(後場)に分かれていま
 す。前場後場の最後の売買のことを「引け」といい、特に後場の引けを
 「大引け」といいます。
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◆個別銘柄◆

 軒並み軟調となっているが医薬品株などディフェンシブ銘柄は堅調

吉野家 (9861) 229,000円 △5,000 円 :1株単位
 政府が米国産牛肉の輸入を再開する手続きに入る見通しであることが報じら
れ、前場は株価の反応が鈍かったものの、後場に入ってからは上げ幅を拡大し、
引けは堅調となりました。牛丼の販売再開が確実となったとの見方もありまし
た。

日 揮 (1963) 1,833円 ▼22 円 
 米アルケノールと自動車用エタノールの製造・販売に乗り出すことが材料と
なって、前場は堅調な動きが続いていましたが、後場に入ってからは相場全体
の下げもあって戻り売りや見切り売りなどに押され、引けは軟調となりました。


ANA (9202) 423円 △4 円 
 2005年度の国内線旅客数で日本航空(9205)を上回ったことが好感され、朝
方から堅調な動きが続きました。

東エレク (8035) 7,370円 ▼290 円 :100株単位
 後場の取引時間中に先物に仕掛け的な売りが入ったことを受けて、日経平均
の寄与度の高い同社など値がさ株は更に下げ幅を拡大し、大幅安で引けました。

塩野義 (4507) 1,954円 △125 円 
 相場全体が軟調な動きとなっている中で、ディフェンシブ銘柄として同社な
ど医薬品銘柄に朝方の売りが一巡すると買いが集まり、引けは大幅高となりま
した。

オリックス (8591) 27,290円 ▼1,600 円 :10株単位
 資金運用を行う子会社に行政処分勧告がなされたことが引き続き嫌気されて
売りが優勢となり、大幅安となりました。