サイバー

エージェントが熱い!
日証金も1を割りました。
アメリカが急騰だし、売ってる人は生き地獄!?

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米国株高を受けて大幅高、日経平均は5月19日以来の16,000円台の引け

日経平均            16,071.36 (△255.17)
日経225先物         16,060 (△190 )
TOPIX            1,629.73 (△ 24.61)
単純平均             471.17 (△ 6.64)
東証二部指数           4,292.73 (△ 60.99)
日経ジャスダック平均       2,227.45 (△ 19.05)
東証マザーズ指数         1,354.42 (△ 44.37)
東証一部
値上がり銘柄数         1,434銘柄
値下がり銘柄数          191銘柄
変わらず             69銘柄
比較できず            1銘柄
騰落レシオ           103.84%  △8.92%
売買高            18億1839万株(概算)
売買代金        2兆2930億0100万円(概算)
時価総額          518兆3041億円(概算)
為替(15時)          116.06円/米ドル

◆市況概況◆

 米国市場が大幅高となったことや寄り付き前の外国人売買動向が引続き大幅
買い越しとなったことから、買い先行となりました。目先的な利食い売りや見
切り売りもあったのですが、日経平均が16,000円の節目を抜けたことや、すで
に底入れ感が出て割安銘柄や出遅れ銘柄を物色する動きになっていたこともあっ
て一気に買いも入って来たものと思います。

 昼の市場外取引は金額も大きくやや売り越しと伝えられたのですが、市場へ
の影響はほとんどなく、目先筋の利食い売りは出ているものの出遅れ感の強い
ものから物色され一段高となりました。出来高も二番底をつけた7月18日以来
出来高となり、市場のセンチメントは大きく変わったと見てもいいのではな
いかと思います。

 小型銘柄も堅調なものが多く、東証マザーズ指数は大幅高、日経ジャスダッ
ク平均や二部株指数も主力銘柄ほどではないにしても堅調となりました。先物
へのまとまった売り買いも散発的に出ていましたが、追随する動きもすくなく、
相場の方向を定めるような動きにはなっていませんでした。

 日本市場が節目を抜け、出遅れ銘柄や割安感の強い銘柄を物色する展開とな
りつつあるところで米国市場が大幅高となって一気に買いが入ってきたようで
す。足元の業績が好調で先行きへの懸念はあるものの、相場全体の底割れ感が
薄れており、「下がれば買い」といった雰囲気になってきているものと思いま
す。

 (投資情報室 清水洋介)

−<今日の言葉>−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
・底入れ(そこいれ)
 下げ相場が終わり、相場が上向きに転じたことで、底を確認できたときをい
 います。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

◆個別銘柄◆ 

 ほぼ全面高の中で紙パルプ株は安い

NTTドコモ (9437) 179,000円 △3,000 円 :1株単位
 1つの番号で携帯・固定電話が使い分けられるサービスを、NTT(9432)
東西地域会社と共同で提供することについて総務省が認可する方針であること
が報じられましたが、インフラの公平開放が条件となっていることもあって、
市場の反応は鈍く小動きとなりました。

コナカ (7494) 1,695円 ▼47 円 :100株単位
 AOKIHD(8214)がフタタ(9879、大証2部)に敵対的なTOB(株式
公開買付)は行わない方針であることが報じられ、TOBの先行きに不透明感
が出て売りがかさみ、軟調となりました。

東エレク (8035) 7,650円 △180 円 :100株単位
 米フィラデルフィア証券取引所半導体株指数(SOX)が大きく上昇した
ことで、同社など半導体関連銘柄は朝方から買いが集まり、堅調となりました。

トレンド (4704) 3,660円 ▼40 円 :500株単位
 米マイクロソフトが個人向けにコンピュータウイルスの検査・駆除を無料で
行うサービスを開始することが発表され、ウイルス対策ソフトの需要減少への
懸念から売りが出て、軟調となりました。

フルキャスト (4848) 358,000円 △30,000 円 :1株単位
 短期の業務請負市場が高い成長力を保持しているとの見方から、外資系証券
が同社の投資判断を引き上げたことが材料となって、朝方から買いが集まって
堅調となりました。

武 田 (4502) 7,680円 ▼10 円 :100株単位
 相場の地合いが好転していることもあって、ディフェンシブ銘柄として物色
されていた同社など医薬品株の一角は利益確定売りなどに押され、さえない動
きとなりました。