今年も2ヶ月

関東学院八景キャンパス

底堅さは見られるが戻り売りや利食い売りで上値は重い

日経平均            16,375.26 (▼24.13)
日経225先物         16,390 (△40 )
TOPIX            1,622.51 (△ 5.09)
単純平均             451.52 (▼ 1.02)
東証二部指数           4,183.18 (△ 9.30)
日経ジャスダック平均       2,158.85 (△ 3.66)
東証マザーズ指数         1,197.12 (△ 1.73)
東証一部
値上がり銘柄数          879銘柄
値下がり銘柄数          695銘柄
変わらず             128銘柄
比較できず            1銘柄
騰落レシオ           102.00%  △4.8%
売買高            16億4726万株(概算)
売買代金        2兆4462億8200万円(概算)
時価総額          517兆5128億円(概算)
為替(15時)          116.97円/米ドル

◆市況概況◆

 米国市場は堅調となり、昨日も底堅く底入れ感も出たのではないかと思われ
たのですが、為替が円安となったことや外国人売買動向(市場筋推計、外資
13社ベース)が売り越しとなったことで売り先行となりました。下値の節目を
抜けたとの見方もあり見切り売りもかさんだようです。それでも寄り付きの売
りが一巡すると押し目買いや買戻しも入り、底入れとの見方をする向きもあっ
て戻り歩調となりました。

 昼の市場外取引は金額は小さかったのですが、やや買い越しと伝えられたこ
とで後場に入ってからは一段と買戻しを急ぐ動きも見られました。TOPIX
は終始しっかりとした動きになっていたのですが為替が円高となった影響もあ
り、ハイテク銘柄を中心に上値は重く、日経平均は一部の影響の大きな銘柄が
軟調となっていたことで終始もたついた展開となりました。

 小型銘柄もしっかりとした動きにはなりましたが、「堅調」と言うほどでは
なく小幅高となり、日経ジャスダック平均、二部株指数、東証マザーズ指数は
いずれも小幅高となりました。先物へのまとまった売り買いも散見されました
が、大きく方向感を出すまでにはいたらず、先物が現物株に引きずられ伸び悩
んだ感じでした。

 少し市場の雰囲気が良くなると好業績銘柄が多いだけに利食い売りや見切売
りも止まるのですが、戻す場面では戻り売りや早目の利食い売りがかさみ、上
値の重さを確認する格好でもたついてしまう感じです。業績が好調なだけに底
割れ気分が抜けると大きく上昇する場面も出て来るかもしれません。

 (投資情報部長 清水洋介)

−<今日の言葉>−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
・ハイテク銘柄(はいてくめいがら)
 ハイテクとはハイテクノロジー(高度な技術)の略で、半導体関連銘柄や電
 子部品関連銘柄をはじめ、広い意味では電気機械メーカーや精密機械関連な
 ども含む高い技術を持った銘柄をさす。
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◆個別銘柄◆ 

 銀行株や資源、素材関連銘柄が高い

フルキャスト (4848) 295,000円 ▼50,000 円 :1株単位
 昨日発表になった9月期決算が減益となり、失望売りがかさみ、ストップ安
比例配分となりました。

DNAチップ (2397) 154,000円 △20,000 円 :1株単位
 遺伝子解析の受託事業で米計測器大手のアジレント・テクノロジーと提携し
たと発表したことを好感し買いが集まり、ストップ高比例配分となりました。

ライオン (4912) 579円 ▼36 円 
 2006年7―9月期の連結業績の発表と併せて06年12月期通期の業績予想を下方
修正したことを嫌気して売られ、年初来安値を更新しました。

中国塗 (4617) 789円 △56 円 
 業績予想の上方修正を発表したことや投資判断の引き上げを好感して、大幅
高となりました。

帝 人 (3401) 677円 △24 円 
 昼休み時間中に好調な連結決算を発表、朝方から好業績に対する期待もあり、
堅調となっていたのですが素直に好感し、一段高となりました。

日精工 (6471) 1,012円 △32 円 
 午後になって、通期業績予想の上方修正を発表したことを好感し、大幅高と
なりました。

11月1日、水曜日の東京株式市場は日経平均株価が小幅反落いたしました。
 昨晩の米NY株式市場は高安マチマチ。DOWは−5ドルの12080ドル、NASDAQ
総合指数は+2.94ポイントの2366.71ポイントとなりました。

 シカゴ平均株価先物大証終値から+15円の16,365円。寄り付き前の外資
系証券13社経由の注文状況は、売り4620万株、買い4060万株、差し引き560
万株の売り越し観測(金額ベースでも小幅売り越し)となっておりました。

 東京株式市場は上値重く軟調日経平均株価始値16,338円と前日終値16,
399円から61円安くスタート。寄付き後に前日比−153円の16,246円まで売ら
れる場面がありましたが、その後は前日終値を挟んでのもみ合いとなりまし
た。引けは、−24円の16,375円で本日の取引を終了しております。

 東証1部の騰落数は、値上がり879銘柄に対し、値下がりは695銘柄、変わ
らずは128銘柄。東証1部の売買代金は概算で2兆4462億円、売買高は16億47
26万株となっております。


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 ※日経平均−24円の16,375円小反落。仕手性株から東都水産(8038)が続伸。※
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 ■□ 主力株・1部2部銘柄などの動き □■

 さぁ名実ともに11月相場入りとなりました。東京株式市場は前場の突っ込
み後は押し目買いが広がり反発基調に転じております。
 個別では、住友不動産(8830)、ケネディクス(4321)、アーバンコーポレイ
ション(8868)など不動産株が軟調武田薬品工業(4502)、アステラス製薬(4
503)などの薬品株も売られ、三菱商事(8058)、住友商事(8053)など商社株も
下落しております。

 反面、三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306)、三井住友フィナンシ
ャルグループ(8316)など大手銀行株や、西日本シティ銀行(8327)、関東つく
ば銀行(8338)など地銀株が上昇。大きく売り込まれていた武富士(8564)、ア
コム(8572)、三洋信販(8573)などの消費者金融銘柄も反発に転じております。
また、キヤノン(7751)、NEC(6701)、富士通(6702)など主力ハイテク株も
しっかりとしております。

 目立った銘柄では、業績の上方修正が好感されたニチユ(7105)が+67円の
578円と上昇し東証1部上昇率ランキングトップに君臨。同じく業績の上方修
正から東海理化(6995)や、アネスト岩田(6381)なども大きく買われ、仕手性
銘柄からは、東都水産(8039)、真柄建設(1839)が幅のある上昇を演じており
ます。
 その他では、ベンチャー・リンク(9609)、エネサーブ(6519)ドッドウエル
ビー・エム・エス(7626)なども買われております。



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 ※同興紡績(3114)は『三角保ち合い上放れ』から暴騰が期待される形。※
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 ■□ 新興市場銘柄の動きと投資戦略 □■

 本日の新興市場は小幅反発となっております。主力株では、SBIイー・
トレード証券(8701)、スパークス・グループ(8739)、ディー・エヌ・エー(2
432)などが上昇。JASDAQ平均、マザーズ指数、ヘラクレス指数はそろって続
伸となりました。

 個別では、ネクスト(2120)、DNAチップ研究所(2397)、フルヤ金属(782
6)、エイチ・エス証券(8699)、フリード(9423)などがストップ高となり、メ
ディアシーク(4824)、GMOペイメントゲートウェイ(3769)、ゴメス・コン
サルティング(3813)、ジェーピーエヌ債権回収(8774)、GCA(2126)などが
買われております。

 さて、主力株の動きが鈍り方向感に欠ける展開となっている為、短期資金
東都水産(8038)などの仕手性銘柄や新興市場の直近公開銘柄を中心とした
人気株に向かっております。はっきりと底打ち感が出るか?外国人の買いが
強く入ってくるか?など変化が現れるまではこうした展開が続くことと思わ
れます。
 仕手性銘柄では、昨晩に買い提案をさせていただいた注目銘柄の丸善(823
6)が+11円の252円と反発開始。東都水産(8038)の上昇を追いかける展開に
期待。また、大証2部の同興紡績(3114)も+3円の297円とジリ高、明日以降
『三角保ち合い上放れ』から暴騰が期待される形となってきました。引き続
き要マークとなります!

 新興市場銘柄は、ネクスト(2120)、GCA(2126)、ジェーピーエヌ債権回
収(8774)など直近公開銘柄の一角が買われておりますが、この流れが広がり
を見せるようでしたら出遅れ銘柄を見ていきます。
 基本的には、はっきりとした動きが確認されるまでは、買いは資金の1部
に限定しキャッシュポジションを高めたまま。引き続き当日動きの出た銘柄
の飛び乗り飛び降りトレードや、大幅な下落を演じた銘柄のリバウンドを細
かく狙っていく形となります。


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 ※低位材料銘柄や仕手性銘柄、新興市場銘柄の一角など個別物色の色彩。※
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 ■□ 日経平均株価の動向と予想 □■

 本日の日経平均株価は−24円の16,375円と小反落。寄り付き前の外資系証
券13社経由の注文状況が売り越しとなったことや、円高方向の為替などが嫌
気され売り優勢で取引を開始。寄り付き後に−153円の16,246円まで下げた
場面もありましたが、その後は反発基調に転じております。

 中期基調は下向きを継続。短期基調も下向き継続となっております。25日
移動平均線は16,455円で上向きに推移しております。日経平均株価のサイコ
ロは●○●○○●●○●●○●で「5勝7敗」。日足は上下にヒゲを持つ短
小陽線を形成。下げ渋る形となっております。

 ザラ場では16,246円まで下落し10月24日の16,901円から本日安値まで655
円幅の下落を演じた後に反発。弱気な売り物から大きく下押したものの買い
勢力出現から下げ渋り。連日の下げ渋りから目先リバウンドの動きが予想さ
れます。

 ただ、明日以降反発に転じたとしても中期基調は下向きに転じており、リ
バウンド一巡後は再度下落しダメ押しの下げを演じることが考えられます。
ですので明日以降高い場面があったとしても強気な買いには注意が必要とい
えます。
 早い段階で幅のある上昇・幅のある陽線を形成し25日移動平均線をはっき
りと超える動きとならなければ、即上昇トレンドを復活させることは難しく
なり、調整期間が長引くことが考えられるため、慎重な姿勢で臨みます。





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なんでこの日の日記を書けないの
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