CAをナンピン
してしまいました。
梅屋敷・元石川工藤ビル
利上げ見送りを改めて好感し堅調
日経平均 17,424.18 (△113.74)
日経225先物 17,410 (△ 90 )
TOPIX 1,730.33 (△ 16.12)
単純平均 472.83 (△ 4.15)
東証二部指数 4,248.77 (△ 16.20)
日経ジャスダック平均 2,209.00 (△ 17.75)
東証マザーズ指数 1,235.15 (▼ 11.85)
東証一部
値上がり銘柄数 1,265銘柄
値下がり銘柄数 351銘柄
変わらず 97銘柄
比較できず 0銘柄
騰落レシオ 118.87% △5.05%
売買高 20億2613万株(概算)
売買代金 2兆5658億4700万円(概算)
時価総額 553兆9618億円(概算)
為替(15時) 121.40円/米ドル
◆市況概況◆
週末の米国市場はもたついていたのですが、シカゴ市場(CME)の日経平
均先物が大幅高となっていたことや外国人の売買動向(市場筋推計、外資系13
社ベース)が大幅買い越しとなったことから買い先行の始まりとなりました。
日経平均の先物はCMEの終値にサヤ寄せする格好で始まり、寄り付きの買い
が一巡したところではもたつく場面もありましたが、下値を売り叩くような動
きはなく、終始堅調な展開が続きました。
後場に入ると一段高となりました。昼の市場外取引は金額も小さく売り買い
も偏りはないと伝えられて市場への影響はほとんどなかったのですが、後場寄
り直後から先物にまとまった買いが入ると目先筋の買戻しなどもあって一段高
となりました。それでもさすがに17,500円を意識する水準では上値も重く、か
といってここでも下値を売り叩くような動きもなく、その後は小動きとなりま
した。
小型銘柄も底入れ感がますます強まり、買戻しや買い直しもあって堅調とな
りました。ただ、東証マザーズ指数は週末の大幅高の反動や目先筋の利食い売
りに押され、軟調となりました。先物へのまとまった買いは散発的に見られ指
数を押し上げる要因のひとつとなっていました。底堅い動きを確認して買い戻
しを急ぐ向きも多かったのではないかと思います。
週末は気迷い気分も強かったようですが、本日の上げで強基調が確認された
のではないかと思います。年初の高値水準(昨年5月の急落直前の高値水準)
をしっかりと抜けて来たことで、昨年4月の高値を窺う展開となって来るので
はないかと思います。
(マネックス証券 投資情報部長 清水洋介)
◆個別銘柄◆
再編絡みの鉄鋼株、医薬品株に加え、金融株、不動産株などが高い
IXI (4313) 179,000円 ▼40,000 円 :1株単位
2006年9月中間期に取締役ら幹部が関与する架空取引が行われたことが発覚
し、自力での事業継続は困難と判断したことから、民事再生法の適用を申請し
受理されたと発表され、大幅安となりました。
アイフル (8515) 4,030円 △10 円 :50株単位
9月までに有人店舗の約8割を閉鎖し、従業員の1割強の600人を減らし、グ
ループ全体では約2000人を削減すると発表され、好感した買いが入り、堅調と
なりました。
キヤノン (7751) 6,450円 △10 円 :100株単位
円安・ドル高傾向を背景に収益拡大期待が根強く、投資家の買いが入り、堅
調となりました。
JFEHD (5411) 6,220円 △220 円 :100株単位
国内の鉄鋼生産は2007年も高水準で推移する見通しと報じられ、アジア向け
の輸出を増加している為、円安の恩恵を享受しやすく、大幅高となりました。
フジテレビ (4676) 277,000円 ▼6,000 円 :1株単位
納豆のダイエット効果を紹介した番組で実験データの捏造が発覚し、視聴者
の信頼を損い、ブランドイメージの低下や広告収入の減少を懸念して、大幅安
となりました。
小林洋行 (8742) 1,267円 ▼142 円 :100株単位
個人情報保護法などの影響で、商品先物取引への勧誘がしづらくなり、個人
投資家の市場離れが進み、2007年3月期通期の連結純利益を下方修正したこと
から、大幅安となりました。