サイバー損切り
南橋本・新座
手仕舞い売りに押されるも、あく抜け感があって堅調
日経平均 17,164.04 (△73.73)
日経225先物 17,110 (△90 )
TOPIX 1,730.31 (△ 9.35)
単純平均 468.65 (△ 1.90)
東証二部指数 4,251.10 (△13.55)
日経ジャスダック平均 2,152.69 (▼ 1.26)
東証マザーズ指数 1,057.08 (△ 3.93)
東証一部
値上がり銘柄数 929銘柄
値下がり銘柄数 664銘柄
変わらず 137銘柄
比較できず 3銘柄
騰落レシオ 100.13% ▼ 3.69%
売買高 31億9080万株(概算)
売買代金 4兆7580億9400万円(概算)
時価総額 554兆1345億円(概算)
為替(15時) 117.39円/米ドル
◆市況概況◆
米国市場が堅調、外国人売買動向(市場筋推計、外資系13社ベース)が買い
越し、為替も円安と言うことでSQ(特別清算指数)算出の売り買いを交えて
買い先行となりました。寄り付きの買いが一巡した後も下押すことなく買い気
の旺盛な相場となりました。ただ、さすがに前場中ごろからは上値の重さを嫌
気して週末の手仕舞い売りもかさみ上げ幅を縮小する展開となりました。
後場も売り先行の始まりとなりましたが、昨日の終値を下回ることもなく、
寄り付きの売りが一巡すると値を戻し、堅調な動きが続いたのですが、さすが
に米国雇用統計の発表を控えていることもあって積極的な買いも少なく、方向
感無く小動きとなりました。結局、最後も週末の手仕舞いの売り買いが交錯す
る格好で動きはなく堅調ながらも上値の重い展開となりました。
業種別指数を見ても大きく売られるようなものも少なく、利食い売りに押さ
れるものが見られる程度、小型銘柄もまちまちの動きで方向感のない展開とな
っていました。先物にはまとまった売り買いも散見されましたが、大きく方向
感を出すようなこともなく、目先筋の売買が中心となっていたようです。週末
と言うことでヘッジ売りも出ていたようですが、下値を売り叩くような売り方
も少なく、大きな動きにはなりませんでした。
為替が落ち着いたことで、週末になってようやく落ち着きを取り戻した感じ
です。SQ算出の日が落ち着いている、と言うのも不思議な話ですが、逆に言
えば週末から来週にかけての相場が不透明で読み難いということなのかもしれ
ません。
(マネックス証券 投資情報部長 清水洋介)
◆個別銘柄◆
ユニチャーム (8113) 6,940円 ±0円 :100株単位
外資系証券が投資判断を引き上げたことから、買い上がられる場面もあった
のですが、週末ということもあってもたついた展開となりました。
OMCカード (8258) 856円 △100 円 :100株単位
ダイエー(8263)が保有している株式の30%程度を売却する方向で調整に入っ
たと報じられたことから、経営再建を期待した買いが入りストップ高となりま
した。
中外薬 (4519) 2,965円 △65 円 :100株単位
2009年にも、効き目が持続する腎性貧血治療薬の製造販売承認を厚生労働省
に申請すると報じられ、今後の収益拡大期待から買いが入り堅調となりました。
大陽日酸 (4091) 1,077円 △7 円
半導体や鉄鋼業界向けの工業ガス販売が好調なことから、2007年3月期決算
が増益となり、増配すると報じられ、好感した買いが入り堅調となりました。
松 屋 (8237) 2,520円 ▼70 円 :100株単位
昨日大幅高となったことの反動で利食い売りが入り軟調となりました。
石川島 (7013) 473円 ▼5 円
水門工事を巡る入札談合で、公正取引委員会がメーカー15社に排除措置命令
を出し、14社に課徴金納付を命じたことから、軟調となりました。