最悪だ

レベルのポイントを確実につくれない。
大船で一日お仕事したのに、ギャランティはなし!
ペナルティという厳しいお仕事なのです。

4751 はじめマザーズが下げトレンド

やばい!
日経が上がっているのに、新興三市場に爆弾が降り止らない。

大引け日経平均株価は264.35円高の17628.3円。TOPIXは20.1ポイント高
の1725.6ポイント。東証1部の値上がり銘柄数は1169、値下がり銘柄数は441。
出来高は18億175万株、売買代金は2兆5754億円。

日経平均は大幅反発。G7では、世界経済が過去30年以上で最も力強く拡大
と発表し、円安問題も論議されなかったことも買い材料視。ただ、国内年金が4月
1週目は大きなリバランス(鉄鋼、造船、海運、不動産売り・電気、精密、通信買
い)を行った模様で、先週はついに自動車セクターを外す動きに発展。アクティブ、
パッシブ共に売り切るオーダーが目立ちました。話題ではマザーズ指数の最安値更
新。新興市場軟調な背景に、月内で3000億円規模の「中小型株売り」が観
測されています。それでも、IMF金融委員会で語られたのは「日本の内需拡大」。
米国の景気減速懸念で「米株よりも日本株が下がる」おかしな現象から、脱却し
たいものです。

米国株高や円安を好感して大幅高

日経平均            17,628.30 (△264.35)
日経225先物         17,650 (△250 )
TOPIX            1,725.60 (△ 20.10)
単純平均             462.86 (△ 4.16)
東証二部指数           4,110.71 (▼ 13.58)
日経ジャスダック平均       2,066.03 (▼ 12.72)
東証マザーズ指数          987.36 (▼ 24.90)
東証一部
値上がり銘柄数         1,169銘柄
値下がり銘柄数          441銘柄
変わらず             118銘柄
比較できず            2銘柄
騰落レシオ           94.65%  △2.15%
売買高            18億0175万株(概算)
売買代金        2兆5754億9600万円(概算)
時価総額          552兆2959億円(概算)
為替(15時)          119.41円/米ドル

◆市況概況◆

 週末の米国市場が堅調となったこと、G7で円安が容認された格好となり、
円安となったことに加え、外国人売買動向(外資系13社ベース、市場筋推計)
が買い越しと伝えられたことで買い先行となりました。寄り付きの買いが一巡
した後も買い気は衰えず、じり高となりました。さすがに日経平均も300円高
なると目先筋の利食い売りや戻り売りも出るのですが、堅調な地合いに変化は
ありませんでした。

 後場に入っても堅調な地合いは続きました。為替も大きな動きはなく、しっ
かりと戻り売りや目先筋の売りをこなして、買い方の回転が効いているような
格好となりました。昼の市場外取引は金額は大きくやや売り越しと伝えられた
ことで上値の重くなる場面もあったのですが、ちょっとした押し目ではすかさ
ず買いも入り、買戻しなどを交え最後まで堅調な展開となりました。

 小型銘柄は主力銘柄が堅調な中で見切り売りや乗り換え売りの対象となるも
のが多く、東証マザーズ指数は大幅安、日経ジャスダック平均や二部株指数も
軟調となりました。先物にはまとまった買いが断続的に入り、指数を押し上げ
る要因となっていましたが、上値の重さが確認されると早めの見切り売りや利
食い売りもかさむような状況となりました。

 基調は強含みとなったようです。決算発表の本格化を前に円安が容認された
格好となり、業績の上ブレも期待されるものと思います。慎重な見方も為替次
第では上昇修正必至と見られ、好業績が期待されながら業績見通しが慎重で買
い手控えられた銘柄などを買い直す動きも出て来るのかもしれません。

マネックス証券 投資情報部長 清水洋介)

◆個別銘柄◆ 

 ほぼ全面高の中で金融株が軟調

大気社 (1979) 1,577円 △108 円 :100株単位
 先週末、監理ポストからもどされることが発表され、上場維持が決定された
ことや国内証券が投資判断を引き上げたことから、大幅高となりました。

武 田 (4502) 7,940円 △160 円 :100株単位
 13日の米国市場で製薬大手のメルクが好業績予想の発表を受けて大幅高した
ことから、日本株市場にも波及し堅調となりました。

レーサムリサーチ (8890) 165,000円 ▼13,000 円 :1株単位
 予定していた都内の商業施設の売却が成約しなかったことが響き、2007年2
月中間期決算の下方修正をしたことから、大幅安となりました。

ネクシィーズ (4346) 5,500円 ▼1,000 円 :1株単位
 ナンバーポータビリティ番号継続)制度に伴う携帯電話の加入取り次ぎ販
売が期初計画を下回ったこと、個人情報の保護強化に伴うシステム投資費用の
増加も利益を圧迫し、2007年3月中間期決算を下方修正したことなどを嫌気し
て、ストップ安となりました。

コクヨ (7984) 1,585円 ▼44 円 :100株単位
 広告費や輸入家具販売子会社の新規出店といった販売管理費の増大や価格競
争の激化、原材料価格の高騰などが響き、2007年3月期決算が減益になりそう
だと報じられたことから、軟調となりました。

オリンパス (7733) 4,230円 △170 円
 外国為替市場で円が対ユーロで最安値を更新したことから、ヨーロッパ市場
に強い精密株などに注目が集まり、目先筋などを中心に、買いが入り年初来高
値を更新しました。