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明日は全面高で17800円!米国株、ダウ7日続伸で最高値、153ドル高、ナスダック6年ぶり高値

【米国株、ダウ7日続伸で最高値、153ドル高、ナスダック6年ぶり高値】

 20日の米株式市場でダウ工業株30種平均は7日続伸。
前日比153ドル35セント高の1万2961ドル98セントと3日連続で過去最高値を更新した。
ナスダック総合株価指数は4日ぶりに反発し同21.04ポイント高の2526.39と、
2001年2月15日以来、6年2カ月ぶり高値で終えた。
市場予想を上回る主要企業の決算などを受けて、幅広い銘柄に買いが入った。

 S&P500種株価指数は2000年9月13日以来の高値。
ニューヨーク証券取引所(NYSE)の売買高は午後4時までの通常取引(速報)で約19億4000万株。
ナスダック市場(速報)は約21億3000万株だった。

 朝方から買いが優勢だった。前日夕にアメリカン・エキスプレスやグーグルが発表した1―3月期の一株利益は市場予想を大きく上回った。
この日は朝方、キャタピラーとハネウエルがそれぞれ予想を上回る決算を発表。同時に2007年12月期通期の一株利益見通しを引き上げた。米景気や企業業績への懸念が和らぎ、買いが入った。
19日に中国当局による追加利上げ警戒感から軒並み大幅安となったアジア株式相場が20日に反発。投資家のリスク許容度低下観測が軽減したことも支援材料。

 この日はダウ工業株、ダウ公益株、ダウ運輸株の三つのダウ平均株価がそろって最高値を付けた。これは先行きの一段高を示唆するといわれ、
買い安心感を誘ったとの指摘があった。
引け前に一段の買いが入り、主な株価指数はこの日の高値圏で終えた。

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【為替はドル円で121円、ユーロ円で163円を目指す展開へ】

20日のニューヨーク外国為替市場で円相場は4日ぶり反落。前日比25銭円安・ドル高の1ドル=118円65―75銭で取引を終えた。
世界的な株式相場上昇を受け、投資家のリスク許容度が高まるとの見方が強まり、円を借りて円以外の通貨を買う円キャリー(円借り)取引が活発になった。

 アジア・欧州市場の流れを引き継ぎ、円は118円台後半に下落して始まった。中国株式相場の大幅反発などを受け、円キャリー取引が再び始まったという。
対ドルでも円は売られた。

 米株式市場でもダウ工業株30種平均が大幅高となり過去最高値を更新。米金融市場への資金流入が活発なことが円売り・ドル買いを誘ったとの見方もあった。円は一時、118円97銭まで売られた。
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【今週の見通しは18500円〜19000円の展開】

再び世界同時株高が始まっており、今週はいよいよ出直り日本株が注目されよう。
CMEは17640円で節目となる17500円を突破していることから、テクニカル的に
上離れが期待でき買戻しを交えながら一気に18000円を突破する公算が強い。

チャートは一目均衡表が月曜日に雲抜け、移動平均線ゴールデンクロス示現が
期待できる。一方、企業決算はこのところの円安効果で史上最高の好決算が期待できる。経営者は当初見通しを、例年通り控えめに発表するもの見られるが、
そこは絶好の買いと場と受け取ったほうがいいだろう。相場はいよいよ初夏にかけて
19000円〜20000円を目指す展開となろう。