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△ダウ 10,697.59
13.85 (0.13%)
△SP500 1,245.20
0.90 (0.07%)
▼Nasdaq2,216.81
- 1.34 (-0.06%)
▼CME日経 11,935
- 60 (-0.50%)
▼Dax 4,923.12
- 9.75 (-0.20%)
△FT100 5,332.3
4.8 (0.09%)
▼米ドル 111.03
- 0.43 (-0.39%)
△ユーロ 136.97
1.02 (0.75%)
△ポンド 197.54
0.31 (0.16%)
▼米国債 4.298
- 0.040 (-0.92%)
▼JGB 139.10
▼NY原油 60.86
△金 442.70
藤沢街道を弘と行く
目先の達成感から利益確定売り、見切り売りに押され軟調
日経平均 11,883.31 (▲98.49)
日経225先物 11,890 (▲50 )
TOPIX 1,204.17 (▲ 7.85)
単純平均 442.36 (▲ 2.96)
東証二部指数 3,702.52 (▲40.87)
日経ジャスダック平均 2,019.75 (▲18.94)
東証一部
値上がり銘柄数 361銘柄
値下がり銘柄数 1,166銘柄
変わらず 119銘柄
比較できず 7銘柄
騰落レシオ 95.46% -6.15%
売買高 19億6191万株(概算)
売買代金 1兆4948億7800万円(概算)
時価総額 374兆9210億円(概算)
為替(15時) 110.99円/米ドル
◆市況概況◆
米国市場の動向とは別な動きとなっているような感も強く、昨日日経平均で
12,000円を付けたことやトヨタ(7203)の決算発表が期待されたほどでは無か
ったことなどから売り先行の始まりとなりました。為替が円高に振れたことも
輸出関連銘柄を中心に利益確定売りを急がせる動きとなりました。寄り付き前
に市場筋の推計として伝えられる外国証券経由の外国人売買動向も買い越しと
はなったのですが、それよりも目先の達成感からの利益確定売りや見切り売り
が勝ったと言う感じでした。
比較的しっかりと寄り付いたあとは先物へのまとまった売りが断続的に出て、
指数を押し下げるような動きとなりました。主力銘柄も小型銘柄も利益確定売
りや見切り売りが嵩み、空売りが入りきらないものだから買戻しもなく、ます
ます下げるといった状況でした。こういった下げ相場の時は「空売り規制」も
あり、ディーラーが空売りが出来ず、空売りが出来ないので上値で売り指値を
しながら「買っては投げ」を繰り返すような状況となっているのではないかと
思います。
東証マザーズ指数や二部株指数、日経ジャスダック平均も大幅安となるなど
小型銘柄にも見切り売りが続き、低位のディーリング銘柄に資金がシフトして
いるような感じです。小型銘柄を売って、低位株でディーリングに勤しむ、と
いうことで小型銘柄は安く、低位株は出来高ばかりが膨らむ、といった状況に
なっています。主力銘柄は業績発表がほぼ終り、材料出尽くし感や利益を確保
する売りで軟調な展開となり、指数のしたささえ要因とはなりませんでした。
夏休みも本格化してきて、このように指数が高値圏にあるなかで、積極的にポ
ジションを増やそうという動きも少なく、押し目買い意欲も減少気味なのかも
しれません。
日経平均の12,000円の重さを別な意味で思い知らされた格好となり、業績発
表がほぼ終了し手掛かり材料に乏しくなる中での週末ということで、明日も目
先的な動きが中心になって、利益確定売りや手仕舞い売りが優勢な展開となっ
てくるのではないでしょうか。
◆個別銘柄◆
証券株は強く、小型銘柄は乗り換え売りで軟調
トヨタ(7203) 4,250円 (▲30) :100株単位
前日の引け後に4〜6月期の決算を発表しましたが、その前に年初来高値を更
新したこともあり、また、業績発表も上方修正はなく予想通りの発表となった
こともあって、材料出尽くし感から売り先行の動きとなりました。
住友化学(4005) 555円 (▲7)
取引時間中に4〜6月期の連結業績を発表すると共に9月中間期業績予想上方
修正しましたが、株価への反応は鈍く、小高い水準での推移に留まりました。
今週、既に年初来高値を更新していることから御多分に洩れず、利益確定売り
に押され鈍い動きとなりました。
新光電工(6967) 5,800円 (△450) :100株単位
先月の29日に業績の上方修正を発表、買い一巡後は高値保ち合いとなってい
ましたが、市場の手詰まり感が強まるなかで、好業績銘柄で値動きの良い同社
に目先筋の買いが集まったようです。
ロート(4527) 1,630円 (△200)
早々とストップ高となりました。前日引け後に業績の上方修正を発表、株価
には織り込まれていなかったとされ、買いを集めました。値動きの軽さや調整
局面の中での好業績発表で素直に好感される動きとなったようです。
三井物産(8031) 1,083円 (▲1)
子会社の整理を進める、と新聞で報道されましたが全く材料視されず、株価
への反応は殆どありませんでした。ここまで好業績の発表をきっかけに順調に
買い進まれていただけに、利益確定売りに押され、材料が無視された格好とな
りました。
東レ(3402) 509円 (▲23)
4〜6月期業績を発表しましたが、原油高に伴う原燃料価格の上昇などから経
常利益が前年同期比9%減となったことを嫌気して売られました。ここまで業
績が好調と考えられ堅調な動きであっただけに失望感は強く大幅安となりまし
た。
◆ランキング◆
東証一部値上がり上位
好業績銘柄が引続き買われています。
東証一部値下がり上位
小型材料株の下げがきつくなっています。
東証一部売買高上位
鉄鋼株より材料株のディーリングが主流となっています。
東証一部売買代金上位
主力株よりも材料株、と言う感じです。