お盆でも
ご先祖様が応援してくださるのかしら?
外人さんの買いがすごいわ!
外資系証券の動向
買い 6050万ドル
売り 2590万ドル
朝から、高速道路渋滞のニュース。
どうして、混むとわかっているのに出かけるのだろう?
という、私の疑問にパパが、日本は建設関係者がいちばん多くと、建設現場はお盆と正月だけが長期の休みだから……だって、ほんとうにうちのパパはお仕事がらつまらいことをなんでも知っている物知りさんです。
上値は重いが一気に下落せず、利益確定売りをこなしている状況
日経平均 12,256.55 (▲ 5.13)
日経225先物 12,270 (▲10 )
TOPIX 1,248.77 (△ 3.64)
単純平均 455.51 (△ 1.52)
東証二部指数 3,790.98 (△ 8.74)
日経ジャスダック平均 2,050.01 (△ 4.14)
東証一部
値上がり銘柄数 859銘柄
値下がり銘柄数 656銘柄
変わらず 135銘柄
比較できず 1銘柄
騰落レシオ 108.39% +2.08%
売買高 18億9262万株(概算)
売買代金 1兆7380億600万円(概算)
時価総額 388兆8771億円(概算)
為替(15時) 109.66円/米ドル
◆市況概況◆
週末の米国株が軟調な動きとなっていましたが、底堅い始まりとなりました。
寄り付きの売り買いが一巡したところでは寄り付き前に市場筋の推計として伝
わる外国証券経由の外国人売買動向が今日も大幅買い越しであったことを根拠
としたわけでもないのでしょうが、買い意欲も強く、堅調な動きとなりました。
米国市場でハイテク銘柄が軟調な動きとなったことや為替が引き続き円高基調
であることを嫌気してハイテク銘柄や輸出関連銘柄は敬遠され、軟調な動きと
なりました。一方で、景況感の改善を受けて銀行株等はしっかりした動きとな
りました。
その後も堅調な動きとなり、値動きの良い銘柄は目先筋の買いを集め堅調な
動きとなり、堅調な動きを見てますます目先筋の買いが集まる、といった状況
でした。値動きの良い、業績面からも買い易い銘柄が目先筋の物色対象となり、
値動きの芳しくない銘柄は見切り売りに押されるといった状況でした。同じ資
金が狭い市場の中でぐるぐると回っているようで、「あっちが出っぱりゃ、こ
っちが引っ込む」といったような動きとなっていました。出来高は出来ている
ものの相変わらず目先筋の一買い二ヤリの動きが中心で市場の方向感が出るよ
うな動きにはなりませんでした。
小型銘柄も売り買いまちまち、個別銘柄物色の動きとなっていました。お盆
休みの月曜日の割りには従来のお盆休みとは違い「デイトレーディング」など
の目先的な取引に挑戦するような動きもあり、値動きの良い銘柄に人気が集ま
り、人気が集まるものだからますます値動きが良くなる、といった状況になり
ました。景況感が改善する中で、割安感の強い銘柄を物色する動きも依然とし
て活発で、鉄鋼株等景気敏感銘柄が堅調な動きとなっていました。
方向感の無い中で「その場限り、その日暮し」のような相場展開となって、
先行きの動向は見え難い状況ですが、業績が好調な銘柄は折に触れ、好調な業
績を持ち上げられるような展開となっており、割安感の強い銘柄を物色する動
きには違いがないようです。ハイテク銘柄や輸出関連銘柄、いわゆる優良銘柄
は総じて軟調な動きとなっていますが、しっかりと利益確定売りをこなしてい
るような銘柄も散見され、何はともあれ、好業績銘柄の割安感の出たところは
拾っておこう、という動きもあるようです。米国市場では原油価格の高騰や長
期金利上昇を懸念する動きもあるようですが、日本市場の基調は強含みとなっ
ているのではないかと思います。
◆個別銘柄◆
引続き金融株は堅調、輸出関連銘柄は軟調
三菱東京FG(8306) 1,070,000円 (△40,000) :1株単位
10月に予定していた傘下の銀行合併が来年1月1日に延期になると、正式発表
しましたが、これまで伝えられていたこともあって悪材料視した動きにはなり
ませんでした。反って、内需系の景気敏感銘柄を物色する動きで堅調な動きと
なりました。
ファーストリテイリング(9983) 7,380円 (△570) :100株単位
日経平均への採用が正式に発表され、一時ストップ高となりました。日経平
均連動型の投資信託などが組み入れることから大幅な買いが期待出来るとの思
わくで目先筋が飛び乗り、大幅高となりました。
新日鉄(5401) 301円 (△8)
景気が順調に回復しているとされる中で、鋼材需要の拡大期待が強く、割安
感の募っている鉄鋼株は注目されており、「高級鋼材を増産」との報道を好感
して堅調な動きとなり、一時6年ぶりの300円台回復となりました。
応用地質(9755) 1,280円 (△130) :100株単位
後場に入ってから急伸となりました。前場の引け後に6月中間期の連結業績
予想を上方修正し、値動きの良い銘柄を探す動きにも乗り、大幅高となりまし
た。目先筋の買いが一斉に入り、値を飛ばしました。
堺化学(4078) 537円 (△18)
年初来高値更新となりました。特に目新しい材料が出たわけでもないのです
が、御多分に漏れず、値動きの良い銘柄を物色する一環として、業績面からも
不安の少ない同社が注目されたようです。
コマツ(6301) 1,198円 (▲26)
特に材料が出たわけでもないのですが利益確定売りに押され軟調な動きとな
りました。業績の上方修正を発表して以来、日経平均の急騰に合わせるように
堅調な動きを続けていましたが、指数の上値が重くなったところで、利益確定
売りに押される格好となりました。
◆ランキング◆
東証一部値上がり上位
材料株が上位に多くなっています。
東証一部値下がり上位
小口の見切り売りで値を崩すものが多くなっています。
東証一部売買高上位
鉄鋼株と材料株が主体となっています。
東証一部売買代金上位
相変わらず銀行株が目立っています。