雨の成城
朝、窓を打つ雨の音に目覚めてしまった。
まだ、早いのにーーと思っても鎌倉の叔父様の顔が浮かんで眠れない。
昨夜、ママと叔母様が電話で話していたのを聞くとはなく耳にしてしまったから。
叔母様は、御茶ノ水の大学病院に匙を投げられた叔父様を大船の病院に転院させようとしたのに、
癌が末期過ぎると病院から断られてしまったと落胆していたのです。
△ダウ 10,685.89
91.48 (0.86%)
△SP500 1,237.83
8.65 (0.70%)
△Nasdaq2,174.55
16.74 (0.78%)
△CME日経 12,360
200 (1.64%)
▼Dax 4,953.93
- 36.64 (-0.73%)
▼FT100 5,358.6
- 18.9 (-0.35%)
▼米ドル 109.76
- 0.89 (-0.80%)
▼ユーロ 136.51
- 0.43 (-0.31%)
△ポンド 198.57
0.04 (0.02%)
▼米国債 4.334
- 0.054 (-1.23%)
▼JGB 138.10
△NY原油 65.80
△金 450.90
急伸後の週末と言うことで利益確定売り、手仕舞い売りが中心の動き
日経平均 12,261.68 (▲ 1.64)
日経225先物 12,280 (△20 )
TOPIX 1,245.13 (△ 1.39)
単純平均 453.99 (▲ 0.54)
東証二部指数 3,782.24 (▲ 8.52)
日経ジャスダック平均 2,045.87 (▲ 0.56)
東証一部
値上がり銘柄数 590銘柄
値下がり銘柄数 932銘柄
変わらず 128銘柄
比較できず 1銘柄
騰落レシオ 106.31% +1.09%
売買高 18億9702万株(概算)
売買代金 2兆0545億1500万円(概算)
時価総額 387兆7315億円(概算)
為替(15時) 109.66円/米ドル
◆市況概況◆
米国株が大幅高となったのですが、本日はオプションのSQ(特別精算指数)
算出日と言うことに加え、寄り付き前に4〜6月期のGDPの発表があり、波乱
含みの始まりとなりました。米国株高の影響もあってシカゴ市場の日経平均先
物は日本市場の昨日の終値を大幅に上回り、寄り付き前に市場筋の推計として
伝えられる外国証券経由の外国人売買動向も大幅買い越しとなったのですが、
寄り付きのSQに絡んだ売り買いが一巡したあとはもたもたといた相場展開と
なりました。
その後は買戻しや目先筋が値動きの良い銘柄に飛びつく動きで堅調場面も見
られたのですが、週末と言うこともあり、利益確定売りや目先筋の見切り売り
で上値の重い展開となりました。上値の重さが一度確認されてしまうと、お盆
前の週末ということで手仕舞い急ぐ動きも多く、押し目買いは入るものの上値
を積極的に買い上がるような動きもなくもたついた展開となりました。
GDPの伸びは予想を下回ったとはいえ、景況感が改善していることには変
わりなく、外国人の買いを見てしまうと下値を売り叩く動きにはなれず、押し
目買いも入り下値も限定的となりました。目先筋のディーリングは相変わらず
活発で小型銘柄を見切って、目先の低位銘柄のディーリングに勤しむ向きも多
かったのではないかと思います。出遅れ感の強かった銀行株は今日も堅調な動
きとなるものも多く、指数の下支え要因となっていました。
来週も景気の踊り場脱却を受けて、市場のセンチメントが上向いた中での動
きとなってくるものと思われ、出遅れ感の強い銘柄やまだ割安感の出ている銘
柄、売られすぎの銘柄のリバウンドを狙う動きも出てくるものと思います。出
遅れ感、割安感の水準も踊り場脱却と言うことで変わってきているのではない
かと思います。
◆個別銘柄◆
内需系の景気敏感銘柄が素直に買い進まれる展開
住友金属鉱山(5713) 833円 (△33)
ニューヨーク商品取引所(COMEX)で金先物相場で金価格が昨年12月以
来の高値をつけたことで、産金株として同社が評価され買い先行となりました。
金価格にかかわらず非鉄金属市況が幅広く上昇しており、収益拡大期待も膨ら
んだようです。
オリジン東秀(7579) 2,050円 (△80) :100株単位
ドンキホーテ(7532)による株式取得を好感し買い優勢となりました。共同
店舗や共同仕入れの効果を期待した買いが先行し、堅調な動きとなりましたが、
具体的な提携内容を見極めたいとの動きもあり、利益確定の動きも速いようで
す。
オリックス(8591) 18,790円 (△390) :100株単位
3日連続で年初来高値更新となりました。内需関連銘柄として評価され、買
い先行となっていますが、米格付け会社が無担保長期債務格付けを2段階引き
上げたと発表されたことも株価押上げ要因となりました。
国際石油開発(1604) 826,000円 (▲25,000) :1株単位
昨日の引け後に中間期と通期連結業績の予想を上方修正し、好感した買いが
入りました。原油価格が高騰を続けていることも石油関連銘柄への買い安心感
に繋がり、外資系証券会社が目標株価を引き上げたことも上昇に拍車をかけま
した。
新日鉄(5401) 293円 (±0)
約5ヵ月半ぶりに年初来高値更新となりました。国内景気の本格的な回復が
期待されることで、鉄鋼株に買いが入り、他の鉄鋼株に比べて出遅れ感の強か
った同社株も漸く買いが入り始め、節目を抜けて来ました。
テアトル(9633) 324円 (▲5)
目先筋が中心となっている相場を象徴するかのような動きとなりました。前
場から後場の前半にかけては、内需関連の値動きのいい銘柄ということで物色
され、年初来高値更新となりましたが、後場の中ごろからは利益確定売りや見
切り売りに押され、一気に軟調な動きとなりました。
◆ランキング◆
東証一部値上がり上位
材料銘柄だけでなく主力銘柄の動きも良くなっています。
東証一部値下がり上位
こちらは材料銘柄の見切り売りで値を崩しているものが目立っています。
東証一部売買高上位
銀行株、鉄鋼株の主力銘柄にディーリングの対象となっている低位株も顔を
出しています。
東証一部売買代金上位
引続き銀行株が上位になっています。