今週は13000円の大台!
アメリカは?
▼ダウ 10,557.63
- 84.31 (-0.79%)
▼SP500 1,231.02
- 5.90 (-0.48%)
▼Nasdaq2,145.26
- 15.09 (-0.70%)
▼CME日経 12,975
- 90 (-0.69%)
▼Dax 4,926.13
- 60.37 (-1.21%)
△FT100 5,429.7
21.8 (0.40%)
△米ドル 111.48
0.18 (0.16%)
▼ユーロ 135.45
- 0.79 (-0.58%)
▼ポンド 201.12
- 0.15 (-0.07%)
▼米国債 4.244
- 0.013 (-0.31%)
▼JGB 138.96
△NY原油 67.39
△金 470.40
米国市場のもたつきを尻目に、節目を抜けて大幅高
日経平均 13,148.57 (△189.89)
日経225先物 13,130 (△210 )
TOPIX 1,352.53 (△ 23.69)
単純平均 476.66 (△ 6.66)
東証二部指数 4,073.14 (△ 34.06)
日経ジャスダック平均 2,162.29 (△ 13.74)
東証一部
値上がり銘柄数 1,282銘柄
値下がり銘柄数 296銘柄
変わらず 79銘柄
比較できず 4銘柄
騰落レシオ 115.15% +4.66%
売買高 32億6131万株(概算)
売買代金 2兆3482億8800万円(概算)
時価総額 422兆0304億円(概算)
為替(15時) 111.46円/米ドル
◆市況概況◆
日本市場が3連休の間の米国市場はきっちりと「行って来い」となって、も
たついた展開でした。それでもシカゴ市場の日経平均先物が高値圏にあり、寄
付き前に市場筋の推計として伝えられる外資系証券経由の外国人売買動向が大
幅買い越しとなったことや連休前にポジション整理をしたむきの買い直し、ヘ
ッジ売りの買戻しなどもあって、買い先行の始まりとなりました。先物が買い
気配から始まるなど幅広く買い物が集まり、寄付き直後にあっさりと13,000円
の節目を抜けて堅調な動きとなりました。
寄り付きの買い一巡後はさすがに利食い売りに押される場面もありましたが、
日経平均の節目を抜けたことで達成感が出るというよりも利食い売りにもしっ
かりとした動きとなっていることから、上値を追う動きもあって、終始堅調な
動きとなりました。鉄鋼株や銀行株等景気回復を見込む動きに加え、原油価格
や金(きん)市況の上昇を受けて資源株等も堅調な動きとなり、先物の散発的
なまとまった買戻しも交えながら堅調な動きが続きました。
昼の市場外取引も金額はそこそこ大きく、売り買いの偏りはないと伝えられ
たのですが、売り越しとならなかったことで、日経平均が節目を抜けたことで
のまとまった利食い売りが出なかったと好感する動きとなり、後場に入ると一
段高となりました。その後は押し目らしい押し目を作らず、割安感のある銘柄
や業績上ブレが期待される銘柄などを筆頭にほぼ全面高となり、大幅高となり
ました。買い方の回転が効いており、物色対象を広げながら出来高も増えると
いった状況で出来高は30億株を超え9日のSQ(特別生産指数)算出日を抜き、
最高を更新しました。
主力銘柄が出来高を伴って堅調な動きとなる中で、小型銘柄は利食い売り見
切り売りの対象となり、相対的に軟調な動きとなりました。日経ジャスダック
平均と二部株指数はかろうじて堅調な動きとなったものの、東証マザーズ指数
は軟調となるなど、大型株が優勢な動きとなりました。先物が主導する格好で
はなく、大型主力銘柄を中心にディーリングの動きを交えながら底上げしてい
くような展開で買い気が旺盛な市場であることを物語っていました。
◆個別銘柄◆
金融セクター、鉄鋼株等を中心にほぼ全面高
AOCHD(5017) 2,255円 (△120) :100株単位
昭和シェル石油(5002)と資本業務提携を結んだと伝えられ、原油価格の高
騰も手伝って大幅反発となりました。ここのところ利食い売りに押され軟調な
動きとなっていたこともあって反発も大きくなりました。
NECエレク(6723) 3,780円 (▲40) :100株単位
先週末に新聞報道で2006年3月期の連結営業益が赤字になりそうだと報じら
れたことを嫌気して売り先行となりました。ある程度業績の下ぶれは織り込み
済みということで下値も限定的とはなっていましたが終始売物に押され軟調な
動きとなりました。
みずほFG(8411) 672,000円 (△23,000) :1株単位
国内景気の回復期待から、外国人投資家の買いが継続的に入っているとされ、
目先筋の買いも交え大幅高となりました。買い方の回転が効き、目先筋の回転
も速く、売買代金はトップとなりました。
キリン(2503) 1,246円 (△122)
年初来高値更新となり、値上がり率上位に顔を出しています。外資系証券が
投資判断を大幅に引き上げたことから、目先筋の買いも含め、一斉に買いが入
ったようです。、ディフェンシブ銘柄として地味な銘柄だけに動き出すと意外
感を持って買いを集めました。
東エレク(8035) 6,250円 (▲30) :100株単位
相場全般が堅調、為替も円安となっているにもかかわらず軟調な動きとなり
ました。米国市場で半導体関連銘柄が軟調な動きとなったことを嫌気して、売
りが優勢となりました。指数の動きも先物主導ではなく大型銘柄の動きとなっ
ていることからインデックス買いに押し上げられる動きもなく軟調な動きとな
りました。
ラウンドワン(4680) 387,000円 (△13,000) :1株単位
年初来高値更新となりました。朝方に業績予想と配当予想を引き上げたこと
を素直に好感し、買い優勢となりました。業績の上方修正と増配というわかり
易い材料だけに目先筋の買いも含め、堅調な動きとなりました。
◆ランキング◆
東証一部値上がり上位
三菱系の銘柄が上位を占めています。
東証一部値下がり上位
悪材料の出た銘柄以外でも小口の売りに押されているものが見られます。
東証一部売買高上位
低位のディーリング銘柄以外でも鉄鋼株などが上位になっています。
東証一部売買代金上位
銀行株が上位になっています。