■
日吉日大高校前
△ダウ 11,005.74
25.05 (0.23%)
△SP500 1,278.61
2.73 (0.21%)
▼Nasdaq2,268.25
- 0.13 (-0.01%)
△CME日経 15,690
5 (0.03%)
▼Dax 5,673.36
- 65.92 (-1.15%)
▼FT100 5,812.9
- 44.5 (-0.76%)
▼米ドル 117.86
- 0.07 (-0.06%)
△ユーロ 140.52
0.31 (0.22%)
△ポンド 204.76
0.01 (0.00%)
=米国債 4.734
0.000 (0.00%)
△JGB 136.23
▼NY原油 60.02
▼金 544.30
料出尽くし感から先物主導で大幅高
日経平均 16,036.91 (△409.42)
日経225先物 16,040 (△360 )
TOPIX 1,641.01 (△ 35.43)
単純平均 522.23 (△ 13.11)
東証二部指数 4,801.72 (△ 60.00)
日経ジャスダック平均 2,518.86 (△ 11.03)
東証一部
値上がり銘柄数 1,576銘柄
値下がり銘柄数 94銘柄
変わらず 22銘柄
比較できず 2銘柄
騰落レシオ 76.05% △3.3%
売買高 18億2107万株(概算)
売買代金 2兆4843億5700万円(概算)
時価総額 521兆4357億円(概算)
為替(15時) 117.68円/米ドル
◆市況概況◆
米国市場は比較的堅調な動きとなったのですが、量的緩和解除への懸念やS
Q(特別清算指数)算出日を控えていること、寄り付き前の外国人売買動向
(市場筋推計、外資系12社ベース)が大幅売り越しとなったことなどから、売
り先行で始まるかと思ったのですが、ここまでそういった材料で買い手控えら
れ、見切る動きとなっていたこともあって、売り飽き気分からの売り一巡感や
悪材料出尽くし感から堅調な始まりとなりました。
寄り付いたあともいろいろな思惑で先物の動きに振り回される一日となりま
した。昼の市場外取引も売り越しと伝えられましたが、本日の相場への影響は
ほとんどなく、日銀の政策決定会合結果待ち、となりました。14時過ぎに量的
緩和解除が決定されたことが伝わると瞬間的に売り込まれる場面もあったので
すが、先物を買い戻す動きが優勢となり前場の高値を抜けて大幅高、日経平均
は16,000円を超える動きとなりました。為替が量的緩和解除にもかかわらず、
ゼロ金利維持が報じられたことや材料出尽くし感で円安に振れ、目先的な金利
の先高感も薄れたことで株式市場も買い戻しや満を持した買いが優勢となった
ようです。
小型銘柄も総じて堅調な動きとなるものが多く、朝方から大幅高となるもの
が目立ちました。量的緩和の解除が伝わった後も売り込まれることなく、しっ
かりした動きとなったのですが、先物主導で主力銘柄の上昇が大きく相対的に
は大型銘柄、主力銘柄の上昇に比べ上値の重い展開となりました。
量的緩和解除が決定されましたがゼロ金利維持をしっかりと表明したことで
目先的な金利先高感に対する不安は払拭されたようです。SQが終り目先的な
不安材料が徐々にこなされていくと、好業績や高配当を見直す動きにもなって
底堅い、堅調な動きとなって来るのではないかと思います。ここまで、悪材料
が出尽くすまで手ぐすねを引いて待っていた向きの買いを期待してもいいので
はないかと思います。
(投資情報センター 清水洋介)
−<今日の言葉>−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
・SQ〈Special Quotation〉
特別清算指数とも言い、先物やオプション取引などにおいて最終決済に用い
られる指数のことをいう。 SQが算出される日は、先物取引の場合は、3、6
、9、12月の第二金曜日(取引最終日の翌日)、オプション取引の場合には毎
月の第二金曜日(取引最終日の翌日)となる。SQは、算出される日の寄付
きの株価から算出されるため、SQの算出日の寄付きには様々な思惑から株
価が大きく動くことが多い。※寄付きとは、その日の最初に付いた株価のこ
と。始値ともいう。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
-
-
-
- お知らせ 清水洋介の著作 -------------------------------------
-
-
『江戸の賢人に学ぶ相場の「極意」』(パンローリング社)
http://mail.monex.jp/?4_19341_194310_4
セミナーのDVD(ビデオ)「ローソク足と酒田五法」(パンローリング社)
http://mail.monex.jp/?4_19341_194310_5
『儲かる株価チャート集中セミナー』(ナツメ社)
http://mail.monex.jp/?4_19341_194310_6
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
- -
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
◆個別銘柄◆
全面高の中で、石油関連銘柄、ディフェンシブ銘柄の値動きは鈍い
TDK (6762) 8,440円 △290 円 :100株単位
今期の連結営業利益予想を下方修正しましたが、採算性に乏しかった記録型
DVDとCDの生産事業から撤退すると報じられたことで、来期以降の収益改
善を期待する買いが集まって堅調に推移し、引けは大幅高となりました。
新日鉱ホールディングス (5016) 830円 △8 円 :500株単位
米国市場で原油価格が軟調だったことを嫌気して前場はさえない動きとなり
ましたが、相場全体の押し上げもあって前日比プラスに転じ、堅調な引けとな
りました。
みずほFG (8411) 943,000円 △18,000 円 :1株単位
同社など大手銀行グループ株は朝方から堅調な動きが続いていましたが、日
銀の金融政策決定会合で量的緩和解除の決定が発表された後、大引けにかけて
上げ幅を拡大しました。
ヤマダ電機 (9831) 12,470円 △760 円 :100株単位
駅前大型店を関西で開業することが報じられ、朝方から買いが集まって堅調
に推移し、高値引けとなりました。
日本ビクター (6792) 716円 △55 円
外資系証券が投資判断を2段階引き上げたことで注目が集まり、大幅高で引
けました。
スターバックス (2712) 59,000円 △900 円 :1株単位
今期末の増配を発表したことで、増配を好感する買いが集まり、堅調な引け
となりました。