寒い雨のSQ
春の雨はやさしいはずなのにーーー、
たまプラーザ
アメリカさんもお寒いかぎり
▼ダウ 10,972.28
- 33.46 (-0.30%)
▼SP500 1,272.23
- 6.24 (-0.49%)
▼Nasdaq2,249.72
- 18.53 (-0.82%)
△CME日経 15,970
280 (1.78%)
△Dax 5,732.22
58.86 (1.04%)
△FT100 5,855.9
43.0 (0.74%)
△米ドル 118.16
0.30 (0.25%)
△ユーロ 140.74
0.22 (0.16%)
△ポンド 205.08
0.32 (0.16%)
▼米国債 4.728
- 0.006 (-0.13%)
▼JGB 135.02
△NY原油 60.47
△金 547.00
大SQというのに
あく抜け感が強く、米国株安や外国人売買動向も影響されず堅調な動き
日経平均 16,115.63 (△78.72)
日経225先物 16,010 (△80 )
TOPIX 1,647.27 (△ 6.26)
単純平均 527.05 (△ 4.82)
東証二部指数 4,845.57 (△43.85)
日経ジャスダック平均 2,540.17 (△21.31)
東証一部
値上がり銘柄数 1,016銘柄
値下がり銘柄数 572銘柄
変わらず 106銘柄
比較できず 2銘柄
騰落レシオ 78.49% △2.44%
売買高 24億4043万株(概算)
売買代金 3兆7203億6000万円(概算)
時価総額 523兆8716億円(概算)
為替(15時) 118.38円/米ドル
◆市況概況◆
量的緩和解除が決定されたことであく抜け感がでたことで米国市場が軟調で
あったことや寄り付き前の外国人売買動向が売り越しとなったにもかかわらず、
SQ(特別清算指数)算出も大きな波乱はなくしっかりとした寄付きとなりま
した。寄り付きの売り買いが一巡した後も買い気は旺盛で先物を中心に堅調な
動きとなりました。米国市場動向にかかわらず、ここまで売られていた銘柄の
買戻しなどもあって堅調な地合いとなりました。
それでも後場になると週末ということもあって積極的にポジションを増やす
ような動きもなく、売り買い共に手控え気味となって指数は小動きに終始しま
した。14時に発表になった機械受注統計の数字が予想を下回ったことから機械
株を中心に売られる場面もありました。売られる銘柄も売り方も限定的でした
が、引け際には週末ということで手仕舞い売りもかさみ、上げ幅を縮小して引
けました。
小型銘柄もあく抜け感が強く堅調な動きとなるものが目立ちました。むきに
なって上値を買い上がるような動きはないのですが、売られすぎた銘柄や好業
績銘柄、割安感の強い銘柄などを個別に物色する動きとなったようです。不動
産株や金融株等業績の割りに量的緩和からの金利上昇懸念から買い手控えられ
ていたものや売られ過ぎていたもの、小売り銘柄のように敬遠されていたもの
に買い直す動きが強く、相場を牽引していました。
来週以降もあく抜け感から好業績銘柄や高配当利回り銘柄などを個別に物色
する動きは続くものと思われ、「戻れば売り」といった雰囲気から「下がれば
買い」といった雰囲気に市場のセンチメントも変わってきているのではないか
と思われます。機関投資家などの持高調整の動きでひやりとさせられる場面も
あるかもしれませんが、底堅い動きは続くのではないかと思います。
(投資情報センター 清水洋介)
−<今日の言葉>−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
・配当利回り(はいとうりまわり)
1株当たりの配当が、株価の何%に相当するかを見る指標です。
配当利回り(%)=(1株当たり配当金/株価)×100
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◆個別銘柄◆
不動産株が堅調、ディフェンシブ銘柄の一角がさえない展開
JFEHD (5411) 4,370円 △80 円 :100株単位
利益維持と最終年度の配当性向引き上げなどを示した中期経営計画が買いへ
の安心感につながり、朝方から堅調に推移しました。
住友不動産 (8830) 2,970円 △105 円
地価上昇による収益拡大への期待が拡がって株価は堅調に推移し、大幅高で
引けました。
パイオニア (6773) 1,887円 ▼51 円 :100株単位
今期の連結業績予想で営業赤字が縮小する模様と発表しましたが、株価の
反応は鈍く、軟調な展開となりました。
三井物産 (8031) 1,530円 ▼4 円
英ロンドンにあるオフィスビルを買収すると報じられ、軟調な展開から一転
して前日比プラスに転じたものの、引けは小幅安となりました。
ファナック (6954) 9,920円 ▼60 円 :100株単位
14時に発表された1月の機械受注統計が市場予想を下回ったことで売りが優
勢となり、軟調な引けとなりました。
ミサワHD (1722) 5,590円 △240 円 :100株単位
連結有利子負債に占める短期借入金が多いことからここのところの金利上昇
への懸念でさえない展開が続いていましたが、量的金融緩和政策が解除された
ことで悪材料出尽くしとの声もあり、買いが集まって引けは大幅高となりまし
た。