明日から新年度取引

昨日、I書店の編集員の作文一次試験にパスしていたことがわかりました。
もう、嬉しくてーーー、
でも、新書などでおなじみのとっても堅い会社です。
次の学科試験はどれだけ難しいのでしょう。
どなたか、岩波の学科を受けた方はいらっしゃいませんか?

今週の見通し・株式 昨年来高値を試す場面も
 今週の株式相場は強含みか。積極的な手掛かり材料には乏しいが、投資信託の設定など需給面の好材料に期待する向きは多い。米国株式相場など外部環境が崩れることがなければ、日経平均株価が2月6日に付けた昨年来高値(1万6747円)を試す場面もありそうだ。



 先週の日経平均は一進一退を繰り返しながらも、週間では221円(約1.4%)上昇した。商いは低調で、東京証券取引所第一部の売買代金は週末に半日立ち会いなどを除き5カ月ぶりに2兆円を割り込んだ。



 需給面では今週に設定が相次ぐ大型の投資信託への関心が高い。安田投信投資顧問の「ジャパンセレクト」や、大和住銀投信投資顧問の「M&Aフォーカス」は募集上限が1000億円規模に達し、こうした投信買いが相場を下支えするとの見方がある。



 国内の機関投資家の決算対策売りが一巡するなかで、「需給の好転に期待して外国人が再び日本株買いに動く」(野村証券の藤田貴一ストラテジスト)との観測もある。ただ商いが急速に盛り上がるとは考えにくく、上値を追う勢いは限定的なものになりそうだ。



 週初の27日は3月期決算企業の配当権利付き最終売買日。翌日からは配当取りを狙った個人の買いは期待しにくいため、配当利回りの高さから買われてきた鉄鋼株や証券株は上値が重くなる可能性もある。



 経済指標では27日発表の1―3月期の法人企業景気予測調査や30日の2月の鉱工業生産が注目される。景気の拡大基調が改めて確認されれば、買い安心感が広がることも予想される。脱デフレを占う意味で週末の消費者物価指数を見極めたいとする声もある。



 このところの堅調な相場は米ダウ工業株30種平均が約5年ぶりの高値圏まで上昇するなど外部環境の改善に支えられた面が大きい。27、28日の米連邦公開市場委員会(FOMC)で利上げ継続観測が高まり米株相場の上値が重くなる場合は、日本株にも利益確定売りが優勢になることも予想される。




[3月26日/日本経済新聞 朝刊]