渋谷で試験

デュークガーデン 境界

△ダウ 11,215.70
61.16 (0.55%)
△SP500 1,302.89
9.66 (0.75%)
△Nasdaq2,337.78
33.32 (1.45%)
△CME日経 17,060
490 (2.96%)
Dax 5,914.78
24.15 (0.41%)
△FT100 5,959.2
23.5 (0.40%)
▼米ドル 117.73

  • 0.10 (-0.08%)

△ユーロ 141.64
0.04 (0.03%)
▼ポンド 204.23

  • 1.29 (-0.63%)

米国債 4.804
0.026 (0.54%)
▼JGB 133.24
NY原油 66.45
△金 573.30


米国株高もあって買い先行となり、買い方の回転が効き大幅高

日経平均            17,045.34 (△106.93)
日経225先物         17,060 (△150 )
TOPIX            1,726.68 (△ 15.14)
単純平均             551.75 (△ 3.38)
東証二部指数           5,047.90 (△ 23.92)
日経ジャスダック平均       2,640.77 (△ 18.23)
東証一部
値上がり銘柄数          901銘柄
値下がり銘柄数          670銘柄
変わらず             124銘柄
比較できず            0銘柄
騰落レシオ           118.59%  △0.6%
売買高            22億2474万株(概算)
売買代金        2兆9338億7300万円(概算)
時価総額          547兆6333億円(概算)
為替(15時)          117.61円/米ドル

◆市況概況◆

 米国株式市場がハイテク銘柄を中心に堅調となったことや外国人売買動向
(市場筋推計、外資系証券12社ベース)が大幅買い越しとなったことを好感し、
買い先行の始まりとなりました。寄り付きの買いが一巡した後は目先筋の売り
鉱工業生産指数が7ヶ月ぶりに低下したことを嫌気する売りに押される場面
もありましたが、押し目ではしっかりと買いが入り、買い方の回転が効いた格
好で大幅高となりました。後場には週末のCPI(消費者物価指数)の発表を
気にした動きで上値の重い展開となりましたが日経平均は5年7ヶ月ぶりの
17,000円台の引けとなりました。

 ハイテク銘柄ばかりではなくここまで出遅れていた銀行株や鉄鋼株も堅調な
動きとなりました。特に銀行株は相対的な割安感が募っていたこともあって大
幅高となるものも散見されました。ここまで好調な動きであった、個人投資家
好みの値動きの良い銘柄も目先筋の利食い売りをこなし堅調な動きとなりまし
た。先駆したハイテク銘柄の一角が利食い売りに押され、ディフェンシブ銘柄
は値動きの悪さを嫌気する売りに押されるものもあったのですが、下値を売り
叩くような動きは見られず、総じて堅調な展開となりました。

 小型銘柄も買い方の回転が効いて値動きの良い銘柄が目立ち、値動きの良さ
を材料に買いを集めるものも多く見られ、日経ジャスダック平均、二部株指数、
東証マザーズ指数なども軒並み堅調となりました。先物へのまとまった売り買
いは散発的であり、相場を方向付けるようなこともありませんでした。まとまっ
た売り買いが出ても慌てて追随するような動きも見られず、小口の利食い売り
押し目買いのせめぎ合いとなりました。

 明日以降、CPIの発表や日銀短観の発表を控え手控え気分が強まる場面も
出てくるのでしょうが、基調は強含みであり、2月6日の高値を抜けたことで
センチメントは好転しており、「戻れば売り」といった展開でなく「下がれば
買い」といった展開で堅調な相場が続くのではないかと思います。


 (投資情報センター 清水洋介)

−<今日の言葉>−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
・CPI(しー・ぴー・あい)
 消費者物価指数の略である。消費者によって購入された商品やサービスの価
 格の変化を表すもので、対象となる商品は200項目に及んでいます。これが食
 品・飲料、住宅、アパレル、交通、医療、リクレーション、教育・コミュニ
 ケーション、その他、の8つのグループに分けられています。
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◆個別銘柄◆ 

出遅れ感から銀行株が高く、鉄鋼株も堅調

三菱UFJ (8306) 1,780,000円 △70,000 円 :1株単位
 同社など銀行株は値ごろ感もあって買いが集まり、引けは大幅高となりまし
た。金利上昇による預貸利ざやの拡大を期待する声もありました。

武 田 (4502) 6,760円 ▼130 円 :100株単位
 同社など相場に左右されにくいディフェンシブ銘柄は、相場全体が堅調な中
で利益確定売りなどが優勢となり、軟調な引けとなりました。

OLC (4661) 6,800円 ▼70 円 :100株単位
 申告漏れが7年で約12億円に及ぶと報じられましたが、業績に与える影響
は軽微と指摘する声もあり、一時前日比プラスに転じる場面もあるなど、嫌気
売りは限定的となりました。

アドバンテ (6857) 14,000円 △100 円 :100株単位
 米国市場でハイテク株が堅調だったことが材料となって朝方から買いが優勢
となり、朝方から堅調な展開が続きました。

しまむら (8227) 13,980円 △70 円 :100株単位
 今期の連結業績が6期連続の最高益となる見込みと報じられたことで、朝方
から大きく値を上げ、堅調な動きとなりました。

JFEHD (5411) 4,740円 △110 円 :100株単位
 新日鉄(5401)、住金(5405)、神戸鋼(5406)の大手鉄鋼3社が買収防衛
策を協議する覚書を締結したと報じられましたが、大手ではJFEHDのみが
買収防衛策を導入していないことで業界再編を期待する思惑的な買いが入り、
大幅高で引けました。