五日続落

日経は昨日で、五日続落、新興も五日続落。
きょうも、マイナスなら六日続落になります。
騰落率も75%だし、明日の17日になにが起きるの?
怖いねーーー、
五月の嵐が吹き荒れています。
デュークガーデン

アメリカは
△ダウ 11,428.77
47.78 (0.42%)
△SP500 1,294.50
3.26 (0.25%)
▼Nasdaq2,238.52

  • 5.26 (-0.23%)

△CME日経 16,530
205 (1.26%)
Dax 5,857.03

  • 59.25 (-1.00%)

▼FT100 5,841.3

  • 70.8 (-1.20%)

△米ドル 110.19
0.18 (0.16%)
▼ユーロ 141.15

  • 0.96 (-0.68%)

▼ポンド 207.12

  • 1.25 (-0.60%)

米国債 5.151

  • 0.047 (-0.90%)

△JGB 132.00
NY原油 69.41
▼金 685.00

底が見えないのはーーー、

私は動くのが早まったのですか。
円高に振れたことをきっかけに先物主導で大幅安

 日経平均            16,158.42 (▼328.49)
 日経225先物         16,160 (▼320 )
 TOPIX            1,644.97 (▼ 36.84)
 単純平均             505.96 (▼ 11.66)
 東証二部指数           4,689.23 (▼115.93)
 日経ジャスダック平均       2,508.09 (▼ 53.12)
 東証一部
 値上がり銘柄数          177銘柄
 値下がり銘柄数         1,480銘柄
 変わらず             36銘柄
 比較できず            1銘柄
 騰落レシオ           66.70%  ▼ 8.31%
 売買高            20億6333万株(概算)
 売買代金        2兆9933億0300万円(概算)
 時価総額          523兆1714億円(概算)
 為替(15時)          110.00円/米ドル

◆市況概況◆

 米国市場が底堅い動きとなったことや為替が円安に振れたことなどから底入
れ期待も強く、買い先行となりました。それでも寄り付き前の外国人売買動向
(市場筋推計、外資系12社ベース)が3日連続で大幅売り越しとなったことを
嫌気して上値を積極的に買い上がる動きには乏しく、上値の重い展開となりま
した。銀行株などを中心にもたついたものが多く、TOPIX指数は前日の終値近辺
での動きとなるなど、もたついた展開となりました。

 後場に入っても寄り付きから軟調となり上値の重さを確認し、為替が円高
振れると先物への仕掛け的なまとまった売りが断続的に出て指数は大幅安とな
りました。好業績を発表しても出尽くし感から、あるいは慎重な見通しを嫌気
して軟調となるものが多く、また、朝方堅調であったハイテク銘柄や自動車株
が目先筋の投げ売りにインデックス売りも加わり、大幅に軟調となり、指数の
下げをますます加速し、指数の下げがますます個別銘柄の投げ売りを誘うといっ
た昨年5月の相場を想起させ、それがますます売りを急がせるような格好とな
りました。

 小型銘柄を示す指数は日経平均など主力銘柄の動きを示す指数よりも弱く、
朝方から軟調な動きが続いていました。値動きの悪さや戻りの鈍さを嫌気して
買いが入らず、ますます値動きが悪くなるといったように、これもまた悪循環
となっているようです。先物には仕掛け的な動きが多く、後場に入って為替が
円高になると、指数の下げを誘い、目先筋の投げを誘うかのように断続的にま
とまった売りが出て、下げを大きくする、下げを加速する要因となりました。

 そろそろ底入れ感も出てきてもいいところですが、予想以上に悪材料に敏感
に反応するような展開になっているようです。為替の水準も大きく昨日と変わっ
たわけでもなく、金利が大きく上昇した訳でもなく、逆に米国市場では原油
格や貴金属価格の上昇が一服となったにもかかわらず、売りが優勢となりまし
た。先日来述べているのですが、「下がれば買い」といったスタンスが「戻れ
ば売り」というセンチメントに変化し、悪材料には敏感に、好材料には鈍く反
応するようになったことは確かなようです。ただ、「野も山も皆一面に弱気な
ら、阿呆になって買いの種蒔け」という言葉も思い出して、昨年の4月、5月
の急落場面を思い出して見るのもいいのではないかと思います。

(投資情報センター 清水洋介)


−<今日の言葉>−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
・TOPIX(トピックス)
 Tokyo Stock Price Indexの略で、東証株価指数ともいう。東証市場第一部全
 銘柄の時価総額が、基準時の時価総額に対してどのくらい増減したかを表す
 指標である。基準時は1968年1月4日で、その日の終値を100としている。日経
 平均株価は株価ベースであるのに対し、TOPIXは時価総額ベースのため、
 時価総額の大きな銀行株や鉄鋼株などに影響を受けやすい。
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◆個別銘柄◆

 ディフェンシブ銘柄の一角に底堅いものが見られる他は総じて軟調

村田製 (6981) 7,940円 ▼160 円 :100株単位
 好業績のハイテク銘柄を見直す動きや、国内証券が機関投資家向けポートフォ
リオに同社株を新規で採用したことが材料となり、朝方は買いが優勢となって
堅調だったのですが、再び為替が円高に振れたことで同社などハイテク銘柄は
戻り売りなどに押され、軟調な引けとなりました。

キヤノン (7751) 8,160円 ▼210 円 :100株単位
 円高が一服となっていたこともあって、同社など輸出関連銘柄はしっかりと
推移する場面も見られたのですが、再び円高が進行すると売りが優勢となり、
結局大幅安で引けました。

みずほ (8411) 964,000円 ▼24,000 円 :1株単位
 朝方は僅かに前日比プラスに転じる場面も見られたのですが、その後は売り
が優勢となってじりじりと値を下げ、引けは大幅安となりました。来週に前期
の決算発表を控え、上値を買う動きに乏しいとの指摘もありました。

武 田 (4502) 7,350円 △30 円 :100株単位
 不安定な相場展開となった中で、ディフェンシブ銘柄として同社など医薬品
銘柄に注目が集まり、引けは堅調となりました。

URBAN (8868) 1,201円 ▼200 円 :100株単位
 すべての決算手続きが終了しないことを理由に本日予定されていた決算発表
を延期すると発表したことで、決算内容への警戒感などもあって売りが優勢と
なり、ストップ安となりました。

宝HD (2531) 770円 △70 円 
 子会社のタカラバイオ(4974)がエイズウイルスに感染した細胞を死滅させ
る実験に成功したと報じられたことや、今期の連結経常利益を増益見通しと発
表したことが材料となって買いが集まり、大幅高で引けました。