風邪、治らず

一晩、ぐっすりと寝たが治らずーーー、

米国市場でインフレ懸念と景気減速懸念が出ており、米国株式市場でリスク要因が意識されている。このため世界的に株式が売られ、債券が買われている。
日本市場でも円高金利上昇リスクが意識されており、昨年末以降に急速に上昇した調整が入っている。昨年11月─今年1月までの上昇地合いでは、個人投資家が買いを入れていたが、信用買いの手じまい売りで下落に加速感が出ている。
また、基本的には海外投資家の売り越し基調も大きい。海外投資家のスタンスが大きく悪化したわけではないが、企業収益に対する不透明感が嫌気されている。円高で、ドルベースでみると利が乗っているので、利益確定売りの動きがみられる。2004年、2005年も5月は海外投資家の売り越し傾向がみられた。ファンドの決算要因などがあり、足元は需給がよくない状況。