愛親覚羅

きょう、ベルトリッチの『ラストエンペラー』をまた見ました。
これぞ映画というくらいの超スケールで、中国王朝の最後が描かれていて物悲しくなります。
浅田次郎さんの『蒼穹の昴』がわかる年になってから見たこの映画。
昔感じたところとぜんぜん異なるシーンに涙があふれるのはなぜかしら。

今日から、地獄

強弱感が対立する中、前日の大幅高の反動もあって軟調

日経平均            14,821.26 (▼125.58)
日経225先物         14,830 (▼120 )
TOPIX            1,515.53 (▼ 13.06)
単純平均             443.68 (▼ 5.10)
東証二部指数           4,055.60 (▼ 24.79)
日経ジャスダック平均       2,190.72 (▼ 10.10)
東証マザーズ指数         1,183.32 (▼ 42.11)
東証一部
値上がり銘柄数          308銘柄
値下がり銘柄数         1,318銘柄
変わらず             67銘柄
比較できず            4銘柄
騰落レシオ           79.27%  ▼ 9.27%
売買高            13億4802万株(概算)
売買代金        1兆7065億1600万円(概算)
時価総額          480兆8858億円(概算)
為替(15時)          116.85円/米ドル

◆市況概況◆

 米国市場が軟調となったことで売り先行の始まりとなりましたが、昨日の反
発で底入れ感が出たことに加え、外国人売買動向(外資系13社ベース、市場筋
推計)が昨日に続き大幅買い越しとなったことで底堅い動きとなりました。寄
付きからの売りが一巡した後は下値を売り叩く動きもなく、かといってほとん
ど戻り歩調となる場面もなく小動きとなりました。昨日大きく値を戻した証券
株や小型銘柄の一角が安く、輸出関連銘柄は円安メリットを囃す動きもあって
底堅い動きとなるものが多くなりました。

 昼の市場外取引も売り買いの偏りはなく、市場への影響も限定的となり、週
末の手仕舞いの売り買いばかりが目立っていました。米国市場、特にハイテク
銘柄が軟調であったことと外国人買いが期待されることから動き難くなったも
のと思います。好業績銘柄に上方修正期待もあって、むきになって売り急ぐ動
きもなく、米国市場に下落懸念が残るなかでは積極的に買い上がれもせず、方
向感のない相場となったものと思われます。来週以降の相場の方向にも自信が
持てない中ではとりあえず、手仕舞っておこうと言う動きとなったようです。

 小型銘柄は昨日の上昇を吐き出すかのように軟調となるものが目立ちました。
業績面からの下支えが期待されず戻れば売り、といった意識が強く、週末とい
うこともあって、買いが敬遠されたのではないでしょうか。先物へのまとまっ
た売り買いも散発的に出るに留まり、追随する動きにも乏しく、市場を牽引す
る動きにもなりませんでした。目先的な小掬い商いが中心となって狭い範囲で
の動きとなりました。

 来週以降も外国人の売買動向や米国市場に振り回される展開が続くものと思
います。それでも好業績銘柄への上方修正期待もあり、決算発表が本格化する
中では積極的には売り込み難いのではないかと思います。原油価格動向などで
米国市場が大きく崩れない限り、堅調な地合いが続くものと思います。

 (投資情報室 清水洋介)

−<今日の言葉>−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
・輸出関連銘柄(ゆしゅつかんれんめいがら)
 売上げ構成に占める輸出比率の高い銘柄のことをさす。そのため、為替の動
 向が収益に影響を与えやすい。例えば、輸出をして外国で物を売った場合に、
 外貨が手に入るが、為替が円安だと円に換えた時により多くの利益を得るこ
 とができる。そのため輸出関連銘柄は円安の際に物色される傾向にある。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

◆個別銘柄◆ 

 輸出関連銘柄がこじっかり、証券株が昨日の反動で大幅安

三菱電 (6503) 835円 △46 円 
 第1四半期の連結営業利益が大幅増益となったことが伝わり、収益拡大を好
感する向きもあって買いが集まり、大幅高となりました。

スズキ (7269) 2,580円 △65 円 :100株単位
 長期的な成長が期待できることなどを理由に、外資系証券が同社の投資判断
を引き上げたことが材料となって買いが優勢となり、堅調となりました。

アドバンテ (6857) 11,080円 ▼250 円 :100株単位
 米インテル、アドバンスト・マイクロデバイス(AMD)の2006年4−6月
期決算がともに市場予想を下回ったことで、半導体業界の先行きを懸念する向
きもあって売りが優勢となり、軟調となりました。

ソフトブレーン (4779) 35,150円 △3,700 円 :1株単位
 サイボウズ(4776)などとコンソーシアム(企業連合)を発足させることが
報じられ、事業拡大への期待などから買いが集まり、大幅高となりました。

ハイデ日高 (7611) 1,067円 △66 円 :100株単位
 東証1部への指定が発表されたことや、最近の下落の反動もあって朝方から
買いが集まり、大幅高となりました。

住友鉱 (5713) 1,577円 ▼16 円 
 ニューヨーク商品取引所金先物など商品価格が下落したことが嫌気され、
同社など非鉄金属銘柄は売りが優勢となり、軟調となりました。



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