web

でお勉強!

楽天セミナーの過去のものをいろいろと
テキストのプリントアウトだけで、もう大変です!

今週の狙い
SB
東証ソフトバンクが4日続伸――13週移動平均が視野に
(9時55分、コード9984)4日続伸。一時は前日比50円高の2395円まで上げた。信用買い残の整理売りが進んでいることが手掛かり。「戻り待ち売り圧力が弱まったとして投資家の買い安心感につながっている」(立花証券情報企画部)という。信用買い残は、今年最高だった4月28日時点の8505万株から直近8月4日時点では6927万株へと減少している。チャート上では、2月中旬以降、上値抵抗線となっている13週移動平均(前週末4日時点で2473円)が


今週の見通し・株式 外部環境に神経質な展開
 今週の株式相場は外部環境をにらんだ神経質な展開になりそうだ。米国では景気動向を示す重要な経済指標の発表を相次いで予定している。国内では3月期企業の4―6月期業績開示も一巡し、積極的に買い上がるには手掛かり材料に乏しい。お盆の週とあって機関投資家を中心に市場参加者の減少が予想されるため、荒い値動きになる場面もありそうだ。



 先週の日経平均株価は週間で0.4%(66円)の上昇にとどまった。週前半は米連邦公開市場委員会(FOMC)を前に手控えムードが強く、売買も低調で先物主導で乱高下する展開だった。9日の取引時間中に内閣府が発表した6月の機械受注が市場予想を大幅に上回ったのをきっかけに買いが膨らみ、6月5日以来約2カ月ぶりの戻り高値を付けた。



 今週は米国では、15日に7月の生産者物価指数、16日に消費者物価指数や住宅着工件数、鉱工業生産など景気動向を示す重要指標の発表が目白押し。米連邦準備理事会(FRB)は8日のFOMCで利上げを休止したが、今後の金融政策に関しては含みを残した。経済指標にインフレの兆候が現れ利上げ再開に対する懸念が再燃すれば輸出関連株を中心に日本株にも影響を及ぼしそうだ。



 懸念材料は東証1部の売買水準。国内景気の拡大基調は当面続くとの見方が優勢で、下値不安は乏しいとの見方が多い。ただ、「1万5500円近辺では戻り待ちの売りが出やすい」(新光証券)との指摘もある。この時期は例年、お盆に当たるため売買代金や売買高が細る傾向にある。商いが細れば株価指数先物の思惑的な売買に振り回される可能性がある。



 外国人投資家の動向も焦点になりそうだ。朝方の外国証券経由の売買注文は買い越し基調が続いている。「国内景気の堅調さを確認した外国人が日本株に対する見直し姿勢を強めている」(野村証券の岩沢誠一郎ストラテジスト)との指摘もある。今後も買いが続けば下値を切り上げる展開になるとの見方も多い。