憂鬱と奇跡

昨日から、私を憂鬱にしていたVOLOVOのΛマーク。
朝、運転していた時は黄色に緑で主張していたΛマークでしたが、夕刻、エンジンを掛けると当初はさっさとガレージに入れろ!と警告を発していましたが、なんと数十秒後には消えてしまったのです!
これを奇跡と呼ばずに、どこに奇跡がーーー、
そんなわけで、とってもHAPPY。

淵野辺で豚のショーガ焼き

金利低下を好感して大幅高

日経平均            16,140.76 (△268.74)
日経225先物         16,160 (△250 )
TOPIX            1,634.46 (△ 21.80)
単純平均             472.27 (△ 5.44)
東証二部指数           4,311.72 (△ 5.33)
日経ジャスダック平均       2,264.65 (▼ 0.05)
東証マザーズ指数         1,301.25 (▼ 3.95)
東証一部
値上がり銘柄数         1,308銘柄
値下がり銘柄数          293銘柄
変わらず             85銘柄
比較できず            1銘柄
騰落レシオ           130.27%  △1.36%
売買高            16億5798万株(概算)
売買代金        2兆3416億4500万円(概算)
時価総額          517兆7806億円(概算)
為替(15時)          117.34円/米ドル

◆市況概況◆

 米国市場が堅調となったことなどから朝方の雰囲気は悪くなかったのですが、
鉱工業生産指数が予想を下回ったことで、どう反応していいのか戸惑い気味と
なりながら軟調な始まりとなりました。それでも、金利が低下したことなどを
好感して底堅い動きとなり、先物にまとまった買いが入ると一気に日経平均
節目と見られた16,000円を抜け、大幅高となりました。目先筋の買戻しなども
交え、買いが買いを呼ぶ格好となって大幅高となりました。さすがにそうした
買いが一巡した後は上値の重い展開となりましたが、比較的値持ちは良く、高
値圏での動きが続きました。

 昼の市場外取引は金額はそこそこ大きく買い越しと伝えられたことで、いろ
いろな思惑を呼び、寄り付きこそもたついた始まりとなりましたが、月末のド
レッシング買いを期待した買いも入り一段高となりました。目先筋の利食い
りが入ると仕掛け的な売りと勘違いしたように売り急ぐ動きもあって上幅を縮
小する場面も見られましたが押し目ではしっかりと目先筋の買戻しや押し目
いが入り大幅高の引けとなりました。

 小型銘柄は比較的値動きが悪く、好業績銘柄にはしっかりと買いが入るもの
のまちまちの動きとなりました。どの指数も大きな動きとならず、値動きの悪
さを嫌気する向きも多かったようです。先物には相変わらずまとまった売り買
いに追随する動きも多く、まとまった売り買いが入ると大きく動く傾向には変
わりないようでした。

 月曜日の高値が日経平均16,000円というちょうど節目と見られる水準であっ
ただけにいったん抜けて来るとしっかりとした動きとなりました。今度は
16,000円が下値のサポートとなるかどうかしっかりと16,000円台を固められる
かどうかが注目されてくるものと思います。

 (投資情報室 清水洋介)

−<今日の言葉>−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
・ドレッシング買い(どれっしんぐがい)
 「お化粧買い」ともいわれます。機関投資家などが株式の評価額を上げるた
めに、月末の決算日に合わせて買いを入れることをいいます。これに対する思
惑がはたらくこともあるようです。
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◆個別銘柄◆ 

 ほぼ全面高の中で鉄鋼株の上値が重い

アドバンテ (6857) 11,170円 △390 円 :100株単位
 米国市場でハイテク銘柄が総じて堅調となったこともあり、堅調に寄り付き
ました。その後、日経平均先物にまとまった買いが入ると、先物主導でじりじ
りと値を上げ、同社をはじめ値がさハイテク株は大幅高となりました。

住 金 (5405) 483円 △2 円 
 日経平均が大幅高となった割には、同社など大手鉄鋼株の一角は前日に引き
続きさえない展開となりました。高値警戒感などから目先的な利益確定売りに
押された格好となったようです。

イオン (8267) 2,955円 △40 円 :100株単位
 経営再建中のダイエー(8263)との提携が話題に上り、提携のシナジー効果
についてはポジティブな意見とネガティブな意見が入り混じるなか、結局は地
合いの好調さを受ける形で堅調となり3日続伸となりました。

東 芝 (6502) 836円 △26 円 
 様々な個別の好材料に加えて、ユーロ高による収益拡大期待などもあり、寄
付きからじりじりと値を上げ、年初来高値を更新しました。東証一部の売買高
ランキングでも1位となっています。

三菱レ (3404) 810円 △36 円 
 2006年9月中間期の連結営業利益が前年同期比50%増の280億円前後になりそ
うだと報じられたことで、朝方から買いが集まり買い気配での始まりとなりま
した。このところ値を下げていたこともあり、買いが入りやすく、その後も高
値圏での推移となり、大幅高となりました。

楽 天 (4755) 50,900円 ▼2,800 円 :1株単位
 昨日、週刊誌が同社に関する記事を掲載するという思惑をはやした見方など
からストップ安となりましたが、本日も引き続き売り優勢の寄り付きとなりま
した。寄り付き前に記事を否定するコメントが報じられたこともあって、一時
プラスに転じる場面もあったのですが、思惑的な売買はとまらず、再び売り優
勢になると本日も大幅安で引けました。


大引け日経平均株価は268.74円高の16140.76円。TOPIXは21.8ポイント高
の1634.46ポイント。東証1部の値上がり銘柄数は1308、値下がり銘柄数は293。
出来高は16億5798万株、売買代金は2兆3416億円。


今朝発表された鉱工業生産指数は、市場予想の前月比+0.7%を下回る-0.9%と
なりましたが、経済産業省が上昇傾向にあるという判断を取ったことや、米株高を好
感した動きから日本株はしっかりとしたスタート。9:30過ぎには、「後場から国内年金
の買いが入る」との噂や、「14時以降に外国年金の買いが入る」との観測から日経平
均は上げ幅を拡大。先物を売っていたクレディスイス証券が相当買戻しを入れたよう
です。また、月末特有のドレッシング買いや、オイルマネーNEC東芝にパワフルな
買いを入れていたことで、高値圏で取引を終えました。
9月相場の主役は、「電気機器などのハイテクになりそう」といった話題が出ています