動きが予測不能
というのは、最近の9984.
市況概況◆
目先的な過熱感や米国株安で一服
日経平均 16,242.09 (▼12.20)
日経225先物 16,240 (▼50 )
TOPIX 1,617.84 (▼ 7.28)
単純平均 459.94 (▼ 2.01)
東証二部指数 4,192.97 (▼25.00)
日経ジャスダック平均 2,192.09 (▼ 7.07)
東証マザーズ指数 1,205.95 (▼ 5.34)
東証一部
値上がり銘柄数 492銘柄
値下がり銘柄数 1,069銘柄
変わらず 132銘柄
比較できず 4銘柄
騰落レシオ 93.44% △3.26%
売買高 14億9898万株(概算)
売買代金 2兆1359億5700万円(概算)
時価総額 514兆3650億円(概算)
為替(15時) 117.67円/米ドル
◆市況概況◆
米国市場が軟調となったことで、売り先行の始まりとなりました。外国人売買
動向(外資系13社ベース、市場筋推計)が売り越しと伝えられたことやここのと
ころの上昇で目先的な過熱感が出ていることも利食い売りや戻り売りを急がせる
格好となったようです。それでも寄付きからの売りが一巡すると、押し目ではし
っ
かりと買いも入り、戻りかけては目先筋の売りに押される、といった展開が続き
ました。
昼の市場外取引も金額は小さく、売り買いの偏りもないと伝えられたのですが
、
後場寄り直後に先物へのまとまった買いが入ると一気に戻り、前日の終値を上回
る場面も見られました。それでもしっかりと戻り売りや目先筋の利食い売りをこ
なすまでにはいたらず、先物への買いが途切れると見切る動きも早く、軟調な推
移となりました。下値を売り叩くだけの材料にも乏しく、方向感のない展開とな
りましたが、それなりに底堅い展開と言える相場となりました。
小型銘柄も方向感なく下がれば買い、上がれば売りといった展開が続きました
。
小型銘柄の動きを示す指数も出たり入ったりという感じで小動きとなりました。
先物もまとまった売り買いは散発的に見られるのですが、大きく追随するような
動きはなく、目先的な方向は示すものの大きくトレンドを示すところまでは行か
なかった感じです。
目先的な過熱感からもたついた動きとなりましたが、底堅い展開と言えるでし
ょ
う。日経平均の16,100円と16,400円のどちらを抜けてくるかで方向感が変わり、
16,400円を抜けて16,500円をつけてくるようであれば強気、16,100円を割れて、
16,000円をも割り込んで来ると弱気、という感じでしょうか。
相場は「売る、買う」ということだけではなく「休む」ということも必要であり
、
どちらか抜けるまで、しっかりと方向感が出るまでは動き難いのではないかと思
います。
(投資情報部 清水洋介)
−<今日の言葉>−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
・戻り(もどり)
相場が下落している局面での、一時的な上げのことをいう。この局面で売る
ことを、「戻り売り」という。
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◆個別銘柄◆
原油価格下落を受けて石油関連株が安く、空運株が高い
タカラトミー (7867) 799円 ▼15 円 :100株単位
電子レンジで加熱して使うタイプの湯たんぽを回収すると発表されたことで
売られました。直接の業績への影響云々というよりは「会社の信用力」の問題
として見切る動きとなったようです。
三井鉱山 (3315) 211円 △11 円 :500株単位
産業再生機構の保有していた株式の売却が終了したため、TOPIXの算出
に用いる株式数が大幅に増え、株価指数連動型投信の買いが期待されることを
先回りする買いで大きく上昇となりました。
第一パン (2215) 235円 △38 円
手詰まり感の強い相場展開の中で幕間つなぎとして低位株が物色され、連日
の大幅高となりました。逆日歩に絡む思惑や目先筋の超短期売買の対象として
買われました。
NEOMAX (6975) 2,200円 △160 円
値動きの良さだけを好感された格好で大幅高となりました。低位銘柄に加え、
材料難の中で幕間つなぎ銘柄として値動きの良い銘柄を物色する流れのなかで
物色対象となったようです。
ニトリ (9843) 4,880円 ▼300 円 :50株単位
昨日8月中間決算を発表、円安や原油高を理由に利益率の低下から通期予想
を下方修正したことを嫌気する売りに押され、大幅安となりました。
エムスリー (2413) 391,000円 △5,000 円 :1株単位
自社が運営する医師向けサイトに仮想商店街を開設したことが発表され、収
益拡大への期待もあって買われ、堅調となりました。