大井・恵比寿さくら水産

生卵2
ご飯2
のり2
おしんこ
味噌汁2

目先的な利食い売りに押されもたついた展開

日経平均            16,780.47 (▼ 8.35)
日経225先物         16,790 (△20 )
TOPIX            1,662.53 (△ 3.14)
単純平均             462.91 (△ 0.22)
東証二部指数           4,190.84 (▼ 0.95)
日経ジャスダック平均       2,176.70 (▼ 2.53)
東証マザーズ指数         1,225.47 (▼14.29)
東証一部
値上がり銘柄数          728銘柄
値下がり銘柄数          844銘柄
変わらず             127銘柄
比較できず            1銘柄
騰落レシオ           101.08%  △1.91%
売買高            18億1778万株(概算)
売買代金        2兆6650億6600万円(概算)
時価総額          529兆0444億円(概算)
為替(15時)          119.46円/米ドル

◆市況概況◆

 米国市場が大幅高となったことや外国人売買動向(市場筋推計、外資系13社
ベース)が大幅買い越しとなったこともあって、買い先行の始まりとなりまし
た。CME(シカゴ市場)の日経平均先物終値が高かったことも日本市場で
もサヤ寄せする動きとなりました。寄り付き後も主力銘柄を中心に堅調となっ
たのですが、目先筋を中心に利食い売りもかさみ「上がれば売り、下がれば買
い」といったような指数は高いのですが、上値も重い展開となりました。

 昼の市場外取引は金額は大きく、やや売り越しと伝えられたことで後場に入
ってからは利食い売りが先行となりました。押し目ではしっかりと買いは入る
ものの上値を買い上がる動きもなく、前場よりは水準を下げてはいるものの方
向感なく「上がれば売り、下がれば買い」といったことには変わりありません
でした。引け際には上値の重さから目先筋を中心とした利食い売り、見切り売
りもかさみ、買戻しは入るものの売りが優勢な状況は変わらず、先物へのまと
まった売りもあって、前場の安値を割り込みました。それでも大引けでは買い
戻しも入り、日経平均は小幅安、TOPIXは小幅高となりました。

 小型銘柄はここのところの戻りの反動もあって上げ一服となった感じです。
下値を売り叩くような動きはないのですが、目先筋を中心にちょっと値動きが
悪くなるとすぐに見切る動きが出て来るようです。先物へのまとまった売り買
いも散発的で、大きく方向付けるような動きにはなりませんでした。目先的な
過熱感と中間決算の発表に期待する買いとのせめぎ合いで方向感がなくなって
いるようです。

 米国市場は非常に強気なように見えるのですが、日本市場は今ひとつ強気に
なれない感じです。小型銘柄を中心に「羹に懲りて膾を吹く」(あつものにこ
りてなますをふく)と言うわけでもないのでしょうが、じっくりと株を保有
るというよりは「儲かっている今のうちに売っておけ!」というような動きが
多いような感じです。それでも「下がれば買い」という意識も強く、目先的な
過熱感が薄れてくれば徐々に下値を切り上げるような動きになって来るのでは
ないかと思います。

 (投資情報部 清水洋介)

−<今日の言葉>−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
・CME(しー・えむ・いー)
 シカゴ市場(Chicago Mercantile Exchange)は、アメリカ最大の先物取引
 で、日経平均先物も上場されている。アメリカの市場は日本時間の夜中に取
 引されるため、翌日の日本の株式取引の参考とされることがある。同様に、
 シカゴ市場の日経平均先物大阪証券取引所日経平均先物や日本の株式取
 引の参考にされることがある。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−


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◆個別銘柄◆

 競争激化を嫌気して通信株が安く、不動産株も利食い売りに押される

三井住友 (8316) 1,310,000円 △20,000 円 :1株単位
 相場の先高観が強まる中で、出遅れ感のあった同社など銀行株は朝方から買
いが入り、しっかりとした動きが続きました。

トヨタ (7203) 7,030円 △70 円 :100株単位
 米国市場が堅調だったことや為替が円安に振れていたこともあって、同社な
ど国際優良銘柄に朝方から買いが入り、上場以来初めて7,000円台に乗せました。

KDDI (9433) 728,000円 ▼56,000 円 :1株単位
 携帯電話のナンバーポータビリティ番号継続制度)が始まり、競争激化を
嫌気する向きや新規顧客数の減少を懸念する向きもあって朝方から売りが出て
大幅安となりました。

ヤフー (4689) 49,500円 △4,000 円 :1株単位
 中間期の連結業績が好調だったことや、番号継続制度のスタートでソフトバ
ンク(9984)との相乗効果への期待が高まり、ストップ高となりました。

太平洋セメ (5233) 468円 △21 円 
 中間期の連結業績が従来予想を上回った模様と発表したことや外資系証券が
投資判断を最上位に引き上げたことなどもあり、朝方から買いが優勢となって
堅調となりました。

アコム (8572) 4,720円 ▼120 円 :10株単位
 取引時間中に、貸金業規制の改正について少額融資に限り金利上乗せを認め
る特例措置の導入が見送られる見通しとなったことが伝わり、同社など消費者
金融株に売りがかさみ軟調となりました。