足元注意の日経

日経が上がりきれない。
足腰がかなり弱っているようです。おぼつかないね。
新座立教キャンパス


先行きへの懸念は強く、戻りも一服

日経平均            16,243.47 (▼46.08)
日経225先物         16,270 (▼30 )
TOPIX            1,592.00 (▼ 4.42)
単純平均             439.34 (▼ 1.07)
東証二部指数           4,087.27 (△ 0.82)
日経ジャスダック平均       2,106.42 (△ 7.72)
東証マザーズ指数         1,133.47 (△ 1.56)
東証一部
値上がり銘柄数          593銘柄
値下がり銘柄数         1,009銘柄
変わらず             104銘柄
比較できず            2銘柄
騰落レシオ           82.40%  △1.83%
売買高            16億0210万株(概算)
売買代金        2兆2521億9600万円(概算)
時価総額          509兆4256億円(概算)
為替(15時)          117.74円/米ドル

◆市況概況◆

 米国市場が堅調となったことやシカゴ市場(CME)の終値が日本市場に比
べ高かったことなどから、買い先行となりました。外国人の売買動向(市場筋
推計、外資家13社ベース)は売り越しと伝えられたこともあって、上値も限定
的とはなったのですが、とりあえずは昨日の大幅上昇で底入れ感もあったこと
で、買いが先行となったものと思います。ただ、いったんは買戻しなども交え、
上値を追うような動きも見られたのですが戻り売り圧力も強く、一時前日の終
値を下回る場面もあり、上値の重い展開となりました。

 後場に入ってからも目先的な利食い売りや見切り売りがかさみ軟調となりま
した。昼の市場外取引は金額は大きかったものの、売り買いの偏りはないと伝
えられたのですが、戻り売りを警戒する向きもあり、少し戻ったところでは先
物へのまとまった売りも出る、といった状況でした。その後は底堅い動きとな
りながらも戻りも限定的となって、軟調な地合いが続き、もたついた動きを見
ると底入れ感も薄れるといった感じで売りがかさみ、結局は軟調、安値引けと
なりました。

 小型銘柄は比較的もたついた始まりとなるものが多かったのですが、後場
入って主力銘柄が一服となると堅調な銘柄が増え、日経ジャスダック平均や東
マザーズ指数、二部株指数などしっかりとした動きとなりました。先物にも
まとまった売り買いは見られはしたのですが、大きく方向感を出すような動き
にはならず、相変わらず目先的なディーリングが中心となっているような感じ
です。仕掛け的な動きも見られたのですが、追随する動きも少なく、相場を動
かすようなことにはならなかったようです。

 完全に底入れ感が出るには本日もしっかりとした動きになって欲しかった感
じもしますが、今ひとつ上値の重い展開となってしまいました。日経平均
16,400円を抜けて来るまではまだ、疑心暗鬼の相場が続くのではないかと思い
ます。

 (投資情報部長 清水洋介)

−<今日の言葉>−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
・戻り(もどり)
 相場が下落している局面での、一時的な上げのことをいう。この局面で売る
 ことを、「戻り売り」という。
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◆個別銘柄◆ 

 輸出関連銘柄は堅調、内需関連銘柄は軟調

シチズン (7762) 842円 ▼51 円 :100株単位
 通期業績見通しの下方修正を発表したことから、軟調となり、相場の地合い
の悪さに下げを加速し大幅安となりました。

明星食 (2900) 861円 △100 円 
 日清食品が友好的なTOB(株式の公開買い付け)を実施すると報じられた
ことから、TOB合戦となる可能性も高いことからストップ高となりました。

東エレク (8035) 8,920円 △160 円 :100株単位
 前日に、2007年3月期通期連結業績と配当予想の上方修正を発表し、引き続
半導体製造装置が好調とのことから堅調となりました。

任天堂 (7974) 26,750円 △820 円 :100株単位
 国内で12月に発売予定の次世代ゲーム機の初期出荷が40万台になる見通しと
報じられたことから期待も大きく、1990年8月以来の高値を更新しました。

スク・エニ (9684) 3,080円 ±0円 :100株単位
 2006年9月中間期の連結純利益を上方修正したと発表し、買われる場面もあ
りましたが出尽くし感もあってもたつく場面も多くなりました。

7&I−HD (3382) 3,480円 ▼40 円 :100株単位
 前日はGDP(国内総生産)が市場予想を上回ったことで堅調でしたが、需
要項目別で個人消費が2四半期ぶりに前期比で減少していたとのことから軟調
となりました。

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