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が終わった。
新座立教キャンパス＆滝野川
好業績は織り込み済みで出尽くし感が強い
日経平均 17,383.42 （▼106.77）
日経２２５先物 17,390 （▼130 ）
ＴＯＰＩＸ 1,721.96 （▼ 9.64）
単純平均 469.79 （▼ 3.08）
東証二部指数 4,185.19 （▼ 8.64）
日経ジャスダック平均 2,207.23 （▼ 4.15）
東証マザーズ指数 1,181.08 （▼ 0.05）
東証一部
値上がり銘柄数 399銘柄
値下がり銘柄数 1,225銘柄
変わらず 90銘柄
比較できず 1銘柄
騰落レシオ 107.72％ ▼ 2.58％
売買高 21億2831万株（概算）
売買代金 2兆8794億4300万円（概算）
時価総額 551兆3157億円（概算）
為替（１５時） 121.51円／米ドル
◆市況概況◆
米国市場が堅調であったことやシカゴ市場（ＣＭＥ）の日経平均先物が堅調
となったことなどから、しっかりとした始まりとなったのですが、外国人売買
動向（市場筋推計、外資系13社ベース）が13営業日ぶりに売り越しと伝えられ
たこともあって、軟調となりました。戻り歩調となる場面もあったのですが、
好業績を発表しながら出尽くし感から売られるようなものも多く、戻りも鈍く、
じり安となりました。
後場に入ってももたついた動きは変わりませんでした。昼の市場外取引は金
額も小さく売り買いの偏りもなかったのですが、前場の安値を下回って始まっ
た後は良いところ無く戻れば売りといった格好となりました。さすがに引けを
意識した時間帯からは買戻しも入り底堅い展開となり、底堅さを確認すると引
けのお化粧買いや明日の月替わりを期待する買いも入って下げ幅を縮小して引
けました。
小型銘柄ももたついた動きとなりましたが、主力銘柄に比べると相対的に底
堅い動きとなりました。日経ジャスダック平均や二部株指数は小幅安、東証マ
ザーズ指数は横ばいとなりました。先物へのまとまった売り買いも散見され特
にまとまった売りが出ると見切り売りを急ぐ動きもあって、指数を押し下げる
要因ともなりました。ただ、目先筋が中心と見られ最後は買戻しが主体となり、
今度は指数を押し戻す要因となったようです。
業績が好調でも利食い売りに押され、業績が芳しくないとそれなりに、いず
れにしても売られる展開となりましたが、業績が好調ながらも出尽くし感や予
想を下回ったことでの失望売りが一巡すると好業績をしっかりと反映するよう
な水準まで戻るのではないかと思います。指数も最後のところで踏ん張った感
もあり、高値圏でのもみ合いの範疇と見ていいのではないかと思います。
（マネックス証券 投資情報部長 清水洋介）
◆個別銘柄◆
原油価格の上昇を受けて石油株が堅調、好業績業種は利食い先行で軟調
三洋電 （6764） 198円 △7 円
人員削減などで原価率が改善、半導体や携帯電話でも収益性が高まり、2006
年４―12月期決算（米国会計基準）が黒字になると発表され、好感した買いが
入り堅調となりました。
東 電 （9501） 4,110円 ▼20 円 ：100株単位
月末設定の配当利回り重視の株式投資信託への組み入れによる買いを予想し
ていた短期売買目的の投資家が、利益確定の売りを出し軟調となりました。
富士フイルム （4901） 4,980円 △190 円 ：100株単位
フラットパネルディスプレー材料や医療画像診断装置などハイテク機器・材
料部門が想定以上に好調なことから、2007年３月期の連結営業利益（米国会計
基準）は従来予想を上回る増益となりそうだと発表され、好感する買いを集め
大幅高となりました。
ニッセン （8248） 872円 ▼18 円 ：100株単位
2007年12月期の連結経常利益が減益の見通しと発表され、個人投資家などに
よると見られる失望売りに押され軟調となりました。
リコー （7752） 2,630円 △105 円
2006年４―12月期の連結業績は、カラー多機能複写機（ＭＦＰ）の好調や円
安による収益押し上げで増益となったと発表され、年初来高値を更新しました。
帝 人 （3401） 686円 ▼59 円
原油価格高騰を受けた合成繊維事業や、アジアからの汎用品と競争が激化し
た米国の化成品事業の採算悪化が響き、07年３月期通期の収益見通しを下方修
正し、嫌気した売りが膨らみ大幅安となりました。
