12,000を固めるお盆
▼ダウ 10,594.41
- 21.26 (-0.20%)
▼SP500 1,229.18
- 2.30 (-0.19%)
▼Nasdaq2,157.81
- 16.38 (-0.75%)
△CME日経 12,160
190 (1.59%)
△Dax 4,990.57
81.09 (1.65%)
△FT100 5,377.5
13.8 (0.26%)
▼米ドル 110.65
- 1.25 (-1.12%)
▼ユーロ 136.94
- 1.47 (-1.06%)
▼ポンド 198.53
- 1.37 (-0.69%)
▼米国債 4.388
- 0.008 (-0.18%)
▼JGB 138.42
△NY原油 64.90
△金 442.00
弘、高島
外国人の買いを囃し大幅高
日経平均 12,263.32 (△165.24)
日経225先物 12,260 (△110 )
TOPIX 1,243.74 (△ 15.89)
単純平均 454.53 (△ 4.04)
東証二部指数 3,790.76 (△ 20.02)
日経ジャスダック平均 2,046.43 (△ 4.76)
東証一部
値上がり銘柄数 1,011銘柄
値下がり銘柄数 511銘柄
変わらず 127銘柄
比較できず 1銘柄
騰落レシオ 105.22% +2.88%
売買高 22億3694万株(概算)
売買代金 2兆2364億900万円(概算)
時価総額 387兆2837億円(概算)
為替(15時) 110.17円/米ドル
◆市況概況◆
米国市場が軟調な動きであったにもかかわらず、大幅高となりました。シカ
ゴ市場の日経平均先物が堅調な動きとなっていたことや為替が円高に振れたこ
とで外国人の買いが期待されたところで、寄り付き前に市場筋の推計として伝
えられる外国証券経由の外国人売買動向が大幅買い越し、特に買い株数が記憶
している限りでは最高となったことなどを好感し買い先行の動きとなりました。
昨日はオプションのヘッジに絡むような先物のまとまった買いもあり、大幅
高となった感もありましたが、本日は先物の仕掛け的な買いというよりは目先
筋の回転商いの中で買いが優勢になっているような感じでした。為替が円高に
振れたことで、ハイテク銘柄や輸出関連銘柄は敬遠され、内需系の景気敏感株
が堅調な動きとなり、昨日に引続き銀行株や保険株、証券株が買われました。
市場のセンチメントが日経平均の節目を抜けたことで大きく変化したような
感じで、今まで割安に放置されていたような銘柄を探しては買いを入れ、値動
きの良さが買いを呼んでますます上がる、といった「いつもとは逆の」スパイ
ラルが働き、ディーラーの買戻しなども交えながら上値追いの展開となりまし
た。外国人らしき買いもそこここで見られ、目先筋が値動きの悪いものを見切
って積極的にそういった銘柄に手を出す格好で出来高を膨らませながら、買い
方の回転を効かせながら堅調な動きを続けました。
昼の市場外取引で大口の売買が見られても、以前とは違い、「良い方に」解
釈する感じで最後まで買い気は衰えず、堅調な引けとなりました。大引けは明
日のオプションSQを控えた手仕舞い売りも出たようですが、依然として目先
筋の売り買いが中心となってはいるものの、売買代金も1989年11月以来の高水
準(市場筋調べ)となり、「戻り売り」といったスタンスから「押し目買い」
のスタンスに市場の雰囲気は変わって来たような感じです。小型銘柄は大型銘
柄の値動きの良さから乗り換えの対象となるものが多く、見切り売り、手仕舞
い売りに押されるものが多くなりました。
◆個別銘柄◆
内需系の景気敏感銘柄が素直に買い進まれる展開
トランスコスモス(9715) 4,910円 (△80) :100株単位
連日の高値更新となりましたが、昼休み時間中に中間期の減益幅の縮小を発
表。値動きの良さも手伝って後場には一段高となりました。ただ、腰の据わっ
た買い手は少なく最後は利益確定売りに上げ幅を縮小して引けました。
サニックス(4651) 870円 (▲48) :100株単位
9日に発表した連結業績の下方修正を嫌気する動きに、他の値動きのいい銘
柄に乗り換える動きが加わり、値下がり率トップとなりました。いったん下落
となると見切り売りがまた売りを呼ぶような格好となりました。
住友林業(1911) 1,095円 (△23)
3日続伸となりました。為替が円高に振れたことで輸出関連銘柄を敬遠し、
内需銘柄を物色する動きの一環として買われました。PER(株価収益率)の
低さや外国人投資家の買いを囃す動きもあったようです。
積水化学(4204) 660円 (▲19)
好業績銘柄、割安感の強い銘柄が物色される中で、住宅受注実績が落ち込ん
だと発表されたことで、業績の芳しくない銘柄を敬遠する動きで値動きの良い
銘柄への乗り換え対象として売りが優勢となっています。
凸版印刷(7911) 1,089円 (△7)
優良銘柄を敬遠して内需関連銘柄が買われる中で、大型液晶用カラーフィル
ターの増産から業績拡大を期待した買いが入っています。出遅れ感もあったこ
とから、買い先行となりました。
三菱東京FG(8306) 1,010,000円 (△34,000) :1株単位
2月15日以来半年振りの100万円大台回復となりました。景気が踊り場を脱却
したと政府、日銀の表明を素直に好感する動きで景気敏感銘柄の筆頭として物
色対象とされ、買い優勢となりました。
◆ランキング◆
東証一部値上がり上位
材料株に加え保険株等も顔を出しています。
東証一部値下がり上位
小型銘柄が見切り売り、乗り換えの対象となって大きく値を崩しています。
東証一部売買高上位
内需関連銘柄の出来高が増えている感じです。
東証一部売買代金上位
銀行株、証券株が上位を占めています。