リバブル

NYはだめ
▼ダウ 11,002.14

  • 46.58 (-0.42%)

▼SP500 1,263.85

  • 1.44 (-0.11%)

▼Nasdaq2,162.78

  • 6.84 (-0.32%)

▼CME日経 15,355

  • 145 (-0.94%)

Dax 5,502.81

  • 118.38 (-2.11%)

▼FT100 5,669.8

  • 92.3 (-1.60%)

△米ドル 113.23
1.07 (0.95%)
△ユーロ 145.35
0.47 (0.32%)
△ポンド 210.72
0.66 (0.31%)
米国債 5.008

  • 0.012 (-0.24%)

▼JGB 132.88
NY原油 72.50
▼金 634.70

外人が10日連続の売り越しです!
上等!

外国人売り懸念に加えSQを控えて買い手控え、大幅安

日経平均            15,096.01 (▼288.85)
日経225先物         15,100 (▼260 )
TOPIX            1,533.54 (▼ 33.76)
単純平均             462.37 (▼ 10.52)
東証二部指数           4,237.79 (△ 12.87)
日経ジャスダック平均       2,276.86 (▼ 34.69)
東証マザーズ指数       1,325.28 (▼ 30.02)
東証一部
値上がり銘柄数          190銘柄
値下がり銘柄数         1,442銘柄
変わらず             66銘柄
比較できず            0銘柄
騰落レシオ           58.80%  ▼ 2.4%
売買高            19億6038万株(概算)
売買代金        2兆5111億5700万円(概算)
時価総額          487兆9851億円(概算)
為替(15時)          113.28円/米ドル

◆市況概況◆

 本日の日本市場は米国市場が軟調であったことに加え、外国人売買動向(市
場筋推計、外資系12社ベース)が大幅売り越しと伝えられたことを嫌気して軟
調な始まりとなりました。為替が円安となったのですがほとんど影響はなく、
主力銘柄を中心に売り気配から始まるものが散見されるなど、SQ(特別清算
指数)算出日を前に買い手控え気分の強いなか、手仕舞い売りや見切り売りが
かさむといった状況でした。ただ、寄付きからの売りが一巡した後はここのと
ころの軟調な相場の反動もあり、先物へのまとまった買いが入ると堅調な展開
となる場面もありましたが、上値の重さが確認されると先物へのまとまった売
りもあって、再び軟調となりました。

 昼の市場外取引もやや売り越しと伝えられたこともあって、後場に入っても
軟調な展開は続き、底入れ感が出てこないことでますます見切り売りがかさむ
といった展開となりました。引値ベースで年初来安値更新となるとますます見
切る動きが加速され、一段と値を下げる展開となり、取引時間中の今年の安値
を下回ることはなかったのですが、引値ベースでは昨年の11月30日以来の安値
での引けとなりました。特にこれといった材料が出たわけでもないのですが、
戻りの鈍さを嫌気して上値が重くなるとその上値の重さを嫌気して売られ、そ
の売りを見てますます見切り売りがかさむといったような展開となりました。

 それでも小型銘柄には小口の買いに値を飛ばすものも散見され、二部株指数
は堅調となり、また、ディフェンシブ銘柄の一角も堅調となりました。先物
はまとまった仕掛け的な売りなどもありましたが、総じてヘッジ的な売りが多
かったのではないかと思われます。

 引値ベースで年初来安値を更新したことで売り一巡感が出て来る可能性もあ
り、米国株式動向や外国人売買動向次第ではSQを前に底入れ感が出て来る可
能性もあります。また、オプションに絡んでの先物への仕掛け的な売りがあっ
たとすればそれも明日で終わり、反発が期待されます。売られ過ぎて割安感が
募っているものも多く、そろそろ押し目を買う動きも出て来るのではないかと
思います。


 (投資情報センター 清水洋介)


−<今日の言葉>−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
・堅調・軟調(けんちょう・なんちょう)
 堅調とは、相場が好調つまり株価が高いことを指し、逆に、軟調とは、相場
 が不調つまり株価が低いことを指す。
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◆個別銘柄◆ 

 ディフェンシブ銘柄はしっかりだが、機械株、鉄鋼株が売られる

武 田 (4502) 7,350円 △50 円 :100株単位
 ディフェンシブ銘柄として同社など医薬品株に逃避的な資金が集まり、堅調
な引けとなりました。

三井住友 (8316) 1,120,000円 ▼20,000 円 :1株単位
 景気の先行きへの不安感などもあって朝方から売りが優勢となり、一時年初
来安値を更新する場面も見られるなど、軟調な展開が続きました。

富士写 (4901) 3,790円 △60 円 :100株単位
 連結子会社に悪材料出尽くし感があることから外資系証券が同社の投資判断
と目標株価を引き上げたことが材料となり、買いが集まって堅調に推移しまし
た。

トヨタ (7203) 5,920円 ▼80 円 :100株単位
 原材料価格、国内販売動向、品質管理コストへの懸念を理由に同社など自動
車業界の投資判断を引き下げたことが材料となって、同社など自動車株は朝方
から売りが優勢となり、引けは軟調となりました。

タムロン (7740) 1,845円 ▼1 円 :100株単位
 ソニー(6758)がデジタル一眼レフカメラを発売することが報じられ、レン
ズ大手である同社に収益拡大を期待する買いが集まりましたが、引けにまとまっ
た売りが入り、小幅安となりました。

イオニア (6773) 1,766円 ▼125 円 :100株単位
 昨日に中期事業戦略を発表しましたが、追加的なリストラ策が出ていないと
の指摘もあって朝方から売りが優勢となり、大幅安となりました。