早く、夏終われ

こんなに暑いのウンザリ

J鰤の決算書に売上マイナス?
どういう意味かしら?
営業投資有価証券の場合、売上高 (営業収益) は、(売値-買値) で算出されるのよ。
なので、悶絶損切りすると営業収益はマイナスになるの

ランキング上位には、アーティスト・J鰤 (m9(^д^)プギャーッ)

他にも ネクシ(ry・台無し街
さらに、フォーサイド・残尿・インポ・BBネット・・etc

TOPIX狙いとして、ほんの数ヶ月前までは、東証一部昇格基準をクリアしている銘柄を、全部自分で調べなければなりませんでした。その労力の対価として、昇格発表後の株価急上昇によるご褒美が待っていました。

ところが最近は、コスモ証券を始め、いくつかの証券会社や掲示板によって、昇格基準をクリアしている銘柄を知ることができるようになりました。そのお陰により、多くの人が昇格候補銘柄を知ることができ、事前に購入できるようになりました。

この結果、発表前日までに買いが集まり、株価が上昇する現象が発生する一方で、全く想定していなかった銘柄以外は、発表後の上昇余地が限られつつあります。

ということは、昇格が確実そうな銘柄について、発表日後に売却するよりは、発表日までの上昇を狙って、売却することができれば、利益を出すことができるのではないでしょうか。この場合、昇格銘柄を実際に当てなくても良く、外れた場合の下落を気にする必要がありません。

そこで今回は、東証一部昇格候補銘柄の事前上昇の傾向を把握し、発表日前までに利益を出す戦略を考えてみたいと思います。最近の傾向とするため、2004年9月から2005年3月までの半年間に限って調べてみます。

まずは昇格銘柄数が多かった、昨年9月と今年3月について見てみます。実際に昇格を果たした銘柄を、昇格候補銘柄と見立てて、発表日前の株価の推移をグラフにしてみます。昇格発表日の株価を1としています。

市場の影響を排除するため、JASDAQ平均で差分調整しています(東証二部平均のデータが手元にありませんでしたので、TOPIXJASDAQ平均と、どちらで代わりの調整をとるかを悩んだのですが、傾向が似ているJASDAQ平均で調整することにしました)。






どちらのグラフも似た兆候を示しています。市場平均と比べ、1ヶ月以上前から順調に株価を伸ばし、一休みした後で、再び上昇しています。

それでは、2004年9月から2005年3月まで、全73銘柄について、平均をグラフ化してみます(決算月が合わなかった イワキ と ゼファー は予測不可能として外しています。また、日本駐車場開発も、株式分割の余波があったため、外しています)





結論1:
東証一部昇格候補銘柄について、発表日の一ヶ月以上も前から確実な上昇が始まっている。
発表日10日前あたりから、もみ合いが続き、4日前あたりから、急上昇が待っている。


東証一部昇格銘柄については、発表日の一ヶ月以上も前から狙われはじめているようです。そして発表日を前に、一気に買い進まれます。ただし、意外と上昇率は小さいですね。


結論:
東証一部昇格候補銘柄について、一ヶ月以上も前から準備し、購入すれば、発表日に売ることによって、市場平均より7.5%程良い結果をもたらす。
短期上昇狙いであれば、発表日の4日前に購入し、発表日に売ることによって、市場平均より 2.3%程良い結果をもたらす。


ただし、上記結論は、市場の影響を排除するため、JASDAQ平均で調整しているいることを忘れないで下さい。今月の昇格候補銘柄は、発表日直前あたりで値を下げたのですが、それ以上にJASDAQ平均が下がったため、上昇しているグラフになりました。

一ヶ月前の時点で、昇格銘柄候補を発表する証券会社は少ないと思いますので、やはり良い結果を得るには、それなりの努力が必要なようです。実践的には、4日前あたりで購入し、すぐに売却するほうが良さそうです。

ご参考までに、JASDAQ平均で調整していない単純平均のグラフについて、昨年9月と、今年の3月の分を見てみます。






今年の3月のグラフは、傾向が変わりませんが、昨年の9月のグラフは大幅に変わっています。これは昇格銘柄よりもはるかにJASDAQ平均が下落したためです。逆の見方をすれば、昇格銘柄はよく踏みとどまった、とも言えます。

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編集後記(From the Editor)

今回の調査は、掲示板で紹介頂いた昇格候補銘柄を調べているうちに思いつきました。TOPIX買いは、どんどん進化し、どんどん先回りが進んでいるようです。私はこの調査が終わるまで、まったく気が付きませんでした。

実は、優待銘柄についても、どんどん先回りが進んで、ほぼ一ヶ月前あたりにオイシイピークが来ているような雰囲気があります。またいつか紹介できればと思います。

今回の戦略は、掲示板での皆様の投稿なしには成り立ちませんでした。投稿のきっかけを作って頂いた、「やまさん」、そして返信頂いた、「雨竜さん」、「まさひったんさん」、「ROMの人さん」、どうもありがとうございます。

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くれぐれも、自己責任の上で判断してくださいね!

私がトレードの仕掛けを行う場合に一番よく使うのは成行的な指値です。
成行的な指値というのは、時価より高い値段での指値の買いや、時価より安い値段での指値の売りのことを言っています。

通常の時価よりも下に買い注文や時価よりも上に売り注文を入れる指値は、順張り的手法にはそぐわないことから使う頻度は高くありません。
順張り的手法にそぐわないというのはどういう意味がというと、私の場合は、上値抵抗線を抜けたところや、持ち合いを放れたところを仕掛けることが多いのですが、それは株価がのボラティリティが大きくなる局面だと言えます。
株価のボラティリティが大きくなる局面で1ティックを惜しんでもあまり成果に影響しないですし、株価が勢いよく上昇を開始した時に時価よりも下に指値を入れると注文が約定しないで多くの機会を逃すことになるからです。

それなら成行注文を使えばいいと思われるかもしれませんが、成行注文は注文を入れてから執行されるまでの数秒の間に板の状況が変化することで、特に小型株では全く予期しない値段で約定することがあるので大型株以外ではあまり使いません。

ですから私は、例えば、板の状況が400円買い、401円売りの場合に
401円の買い指値や402円の買い指値を入れたりします。
指値をいくらにするかは、自分が買いたい株数、その銘柄の板の厚さ、どの程度買いたいかなどを考えて決めます。

実際の注文パターンでは、逆指値抵抗線越えを狙う場合に、
例えば、時価が990円、抵抗線が1000円の場合に、

指値 1001円以上買い指値1005円

などの注文の入れ方が多いです。
ここで1001円以上買い指値1001円にしないのは、抵抗線を越えると株価が勢いよく上がることが多く、その勢いを考慮して、少し余裕を持たせることでこの注文が約定する確率を上げるためです。


一方手仕舞いの注文は成行注文を使うことが多いです。
これは、仕掛けの際は、自分に不利な値段であれば売買を見送った方がいいことも多く、注文が執行されるかどうかよりも執行価格の方が重要である一方、手仕舞いの場合は、執行価格よりも、注文が確実に執行されることの方が重要だからです。
そのため、基本的には注文が確実に執行される成行を使います。

ただし流動性が低い株の場合は、成行は怖いので成行的な指値を使います。
この場合、注文が執行される可能性を高めるために、指値は板が厚そうな価格を選ぶことが多いです。

例えば、

指値1010円以下指し値1000円のような注文をします。

ただし、手仕舞いでこの方法を使っていると、年に数回は、株価の下げの勢いが強い場合に指値で約定せずに想定外の損失が生じることがあります。

8月17日現在の私のポジションは以下のとおりです。
BSL (東証2部:3113)買い39000株
サイバーエージェント (マザーズ:4751)売り50株
吉野家ディー・アンド・シー (東証1部:9861)売り50株
日経平均 プット 第359回 10万ワラント

約1370万円売り越し:キャッシュ比率約87%

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