騰落レシオ
66.27
新座
底入れ感はなくもたついた展開が続く
日経平均 15,734.14 (△ 8.20)
日経225先物 15,700 (▼20 )
TOPIX 1,532.95 (▼ 0.99)
単純平均 418.60 (▼ 1.93)
東証二部指数 3,915.09 (▼26.58)
日経ジャスダック平均 2,036.71 (▼12.45)
東証マザーズ指数 1,008.69 (▼13.85)
東証一部
値上がり銘柄数 583銘柄
値下がり銘柄数 1,009銘柄
変わらず 116銘柄
比較できず 0銘柄
騰落レシオ 66.27% ▼ 6.13%
売買高 16億4924万株(概算)
売買代金 2兆2958億8700万円(概算)
時価総額 490兆0837億円(概算)
為替(15時) 118.08円/米ドル
◆市況概況◆
昨日の反動や引き続き米国市場が堅調となったことから買い先行で始まった
ものの、上値の重い展開となりました。外国人売買動向が6日連続で売り越し
と伝えられた割には底堅い動きとなり、「下がれば買い、上がれば売り」とい
った展開で底入れ感が出るわけでもなく方向感のない展開が続きました。
後場に入ってからは、今日も軟調となりました。昼の市場外取引が金額も大
きくやや買い越しと報じられたことで買い先行となりましたが寄り付きこそ高
かったものの上値の重さが確認されると一気に前場の安値を割り込み軟調とな
る場面もありました。それでもいったんは戻り歩調となったのですが、引け際
には見切売りもありもたつきましたが、結局は日経平均は小幅高、TOPIX
は小幅安となりました。
小型銘柄は相変わらず軟調、終始いいところなく東証マザーズ指数、日経ジ
ャスダック平均、二部株指数は軟調となりました。先物にもまとまった売り買
いは多少ありましたが、追随する動きは少なく方向感を出すような動きはあり
ませんでした。引き続き目先的なディーリングが中心となっていたのではない
かと思います。
なかなか底入れ感が出ない感じです。買い手がかりも「下がったから」とい
うくらいしかなく、上値を買い上がるような雰囲気でもなく、安いところが買
えてもちょっと上がるとすぐ売りたがるような、そんな動きが多いようです。
いろいろな懸念が一つでも片付けば(利上げであったり、株式税制の問題であ
ったり)割安銘柄などを積極的に買う動きも出てくるのでしょうが、何一つ片
付かないような状況であれば「下がったから」ということでしか買えないとい
うことなのでしょう。
◆個別銘柄◆
海運株は堅調、小型銘柄は総じて軟調
みずほ (8411) 805,000円 ▼18,000 円 :1株単位
2006年9月中間決算を発表し、好調な業績ながら、預貸金利ざやが1.18%と
前年同期の1.24%より悪化したことから、年初来安値を更新しました。
アドバンテ (6857) 5,950円 △80 円 :100株単位
10月の日本製半導体製造装置のBBレシオが前月比プラスとなったことや前
日の大幅下落の反動から、堅調となりました。
セコム (9735) 5,720円 △20 円 :100株単位
防災機器大手の能美防災(6744)が実施する約140億円の第三者割当増資を引
き受け子会社化すると発表し、2007年3月期の連結純利益見通しを上方修正し
たことを好感する買いが入り、堅調となりました。
阪急阪神 (9042) 662円 △23 円
2007年3月期の連結純利益に阪神電気鉄道の業績が9カ月分上乗せされるた
め増益になると発表したことから、大幅高となりました。
トヨタ (7203) 6,950円 ▼10 円 :100株単位
11月末に実施する株式売り出しの売り出し価格が低く決定されたことを嫌気、
相場全般のセンチメントの悪化もあり軟調となりました。
ツルハHD (3391) 4,320円 △140 円 :100株単位
くすりの福太郎の株式36.5%を取得すると発表したことから、規模拡大によ
る購買力の向上などを期待する買いが優勢となり大幅高となりました。