ああ、返済日が迫っているのに

大船でいわしの丸干し

CZがぱっとしていません。
だれか導火線に火をつけてくれませんか。

先行きへの期待と不安が入り混じり、小動き

日経平均            16,692.93 (△55.15)
日経225先物         16,700 (△30 )
TOPIX            1,639.19 (△ 2.47)
単純平均             452.84 (△ 1.88)
東証二部指数           4,159.74 (△ 6.98)
日経ジャスダック平均       2,113.35 (△ 0.52)
東証マザーズ指数         1,125.85 (▼12.15)
東証一部
値上がり銘柄数          997銘柄
値下がり銘柄数          566銘柄
変わらず             146銘柄
比較できず            0銘柄
騰落レシオ           101.41%  △3.94%
売買高            16億1547万株(概算)
売買代金        2兆2185億4800万円(概算)
時価総額          524兆7142億円(概算)
為替(15時)          116.95円/米ドル

◆市況概況◆

 米国市場が軟調となったことや外国人売買動向(市場筋推計、外資系13社ベ
ース)が売り越しと伝えられたことで売り物がちの始まりとなりましたが、米
国市場が底堅かったこともあって、日本市場も底堅い動きとなりました。ただ、
基調は強含みとなってはいるものの午後に発表になるGDP(国内総生産)の
確報や週末の日銀短観などを考えると積極的にポジションを取るような動きも
なく、押し目買いと目先筋の利食い売りのせめぎ合いで小動きとなりました。
日経平均は上下50円強の値幅での動きでまったりとした相場展開が続きました。

 後場に入っても大きな動きはありませんでした。昼の市場外取引が売り買い
の偏りはないものの金額が比較的大きかったことで思惑を呼び、いったん前場
の安値を下回って売られる場面もあったのですが、意外に(?)底堅く、底堅
さが確認されると戻り歩調となって、今度は上値の重さを確認する、といった
ような目先筋が中心と見られる相場展開が続きました。鉱工業生産指数の確報
値も速報値と変わらなかったこともあって、相場を動かす要因にもならず、大
きな動きはなく、それでも引けを意識する時間帯からは先物へのまとまった買
戻しなどもあって、強基調となり、結局高値引けとなりました。

 小型銘柄は総じて目先筋の利食い売りや戻り売り、見切り売りに押されるも
のが多く、終始もたついた動きとなりましたが、東証マザーズ指数は大幅安と
なったものの、日経ジャスダック平均は小幅高、二部株指数も小幅高にとどま
るなど底堅い動きも見られました。先物もまとまった売り買いは散見されたの
ですが、大きく方向感を出すような動きはなく目先筋の小掬い商いが中心となっ
ていたようです。

 週末の日銀短観の発表を今から意識しているというよりは目先的な過熱感が
あって、利食い売りを急ぐものもみられたようです。しっかりと「バイアンド
ホールド」をするような確信があるというよりは目先的に利が乗っているとこ
ろではしっかりと利益を確保したい、という向きが多いということなのでしょ
う。先行きへの慎重な見方や、日銀の金融政策にもはっきりとしない部分も多
く、積極的にポジションを売り買いどちらかに偏らせ難いということなのでしょ
う。

マネックス証券 投資情報部長 清水洋介)

−<今日の言葉>−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
・小掬い商い(こすくいあきない)
 相場の小幅な動きで、少しの利益を稼ぐ売買のことをいう。また、○○1円
 で買って○○2円で売るような売買になることから、「1カイ2ヤリ」(いち
 かいにやり)の売買ともいう。
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◆個別銘柄◆ 

 再編の思惑で食料品株が高く、消費者金融株は大幅安

ダスキン (4665) 1,924円 △198 円 :100株単位
 上場2日目の同社は東証1部の値上がり率ランキングで2位となりました。
値ごろ感が台頭し、上値追いの展開が続き、続伸しました。

イーシステム (4322) 18,280円 △2,000 円 :1株単位
 前日の大引け後にキヤノン電(7739)に約35億円の第三者割当増資を実施し、
同社の子会社になると発表し、ストップ高となりました。

JFEHD (5411) 5,680円 △70 円 :100株単位
 米大手証券による投資判断が最上位に引き上げられたことが好感され、前場
では前日比110円高の5720円まで上昇するなど、堅調となりました。

三洋信販 (8573) 3,450円 ▼370 円 :10株単位
 『ポケットバンク』ブランドの同社に対し、13日付の読売新聞朝刊で「金融
庁が全営業店を対象とした業務停止命令を出す最終調整に入った」というニュ
ースに嫌気した売りが膨らみ、大幅安となりました。

エルピーダ (6665) 5,810円 △50 円 :100株単位
 台湾で力晶半導体と合弁で設立する製造会社を2009年をメドに台湾か香港の
株式市場に上場させる、という13日付の日本経済新聞のインタビューが伝わり
同社の収益力を期待し続伸となりました。

サイボウズ (4776) 69,600円 ▼10,000 円 :1株単位
 12日に1月期通期の連結純利益が従来予想の3億6000万円を下回る2000万円
と発表、前期比96%の減少になると伝えられ、これを嫌気した売りからストッ
プ安となりました。