バブル到来
恵比寿では、1時間1200円のコインパーキングが登場!
これってバブルのときなみでは?
最近は映画の題材にもなったバブル
日経平均 18,119.92 (▼ 95.43)
日経225先物 18,110 (▼120 )
TOPIX 1,811.33 (▼ 5.64)
単純平均 490.47 (▼ 2.86)
東証二部指数 4,382.81 (▼ 19.62)
日経ジャスダック平均 2,221.32 (▼ 4.89)
東証マザーズ指数 1,146.35 (▼ 17.72)
東証一部
値上がり銘柄数 575銘柄
値下がり銘柄数 1,041銘柄
変わらず 102銘柄
比較できず 0銘柄
騰落レシオ 106.10% ▼ 7.64%
売買高 30億1458万株(概算)
売買代金 3兆5613億3300万円(概算)
時価総額 579兆7017億円(概算)
為替(15時) 120.39円/米ドル
◆市況概況◆
米国株安にもかかわらず、外国人売買動向(市場筋推計、外資系13社ベース)
が大幅買い越しと伝えられたこともあって、買い先行となりました。それでも
寄り付きの買いが一巡したあとは目先的な過熱感があることや外国人売買動向
が金額ベースでは売り越しとされたことで利食い売りを急ぐ動きもあり、軟調
となる場面もありました。その後も出遅れ銘柄を物色する動きや個別の材料で
買われるものはあるものの、一方で利食い売りを急ぐ動きもあって、もたつい
た展開となりました。
前場は底堅かったのですが、後場に入ると一段安となりました。昼の市場外
取引は金額は大きかったものの売り買いの偏りはないと伝えられ市場への影響
はほとんどないかと思われたのですが、寄り付きから売り物がちとなり、利食
い売りを急ぐ展開で軟調となりました。それでも日経平均の18,000円を意識す
るようなところでは押し目買いや買戻しもあり、底堅い動きとなりました。
小型銘柄は軟調となりました。朝方は堅調なものが多かったのですが、寄り
付き直後から利食い売りや見切り売りに押されるものが多くなり、東証マザー
ズ指数は大幅安、日経ジャスダック平均、二部株指数も軟調となりました。先
物にも後場に入ってからはまとまった売りも目立ち、指数を押し下げる要因と
なりました。引けの出来高も多く、SQ(特別清算指数)をにらんだ動きから
月末でのポジション調整の動きなどもあるのかもしれません。
日経平均も18,100円を保ったことで上昇トレンドに変わりはないものと思わ
れます。出来高が多いことに加え、業種別で見てもしっかりと循環物色となっ
ており、指数のもたつきほどには個別の動きは悪くないのではないかと思いま
す。引き続き「下がれば買い」と言った動きは続くのでしょう。
(マネックス証券 投資情報部長 清水洋介)
◆個別銘柄◆
電力株、通信株は調整一巡で高く、銀行株、証券株は利食い売りに押され軟調
双 日 (2768) 549円 ▼4 円 :100株単位
三菱東京UFJ銀行などが保有する優先株のうち2304億円分を3月30日に買
い入れ消却すると発表したことから、好感した買いが入り、堅調となる場面も
ありましたが、目先筋の利食い売りに押され、軟調となりました。
住友チタニ (5726) 14,830円 △640 円 :100株単位
チタン原料の生産能力増強に向けて43億円を追加投資し、さらに航空機向け
などの需要が伸びており、シリコンウエハーの原料、多結晶シリコンの需要も
増加していることから追加投資を発表、収益拡大期待の買いが入り、株式分割
後の高値を更新しました。
良品計画 (7453) 8,240円 △120 円 :100株単位
外資系証券が投資判断を引き上げたことから、好感した買いが入りここのと
ころもたついていたこともあって、堅調となりました。
菱地所 (8802) 3,790円 ▼120 円
前週1週間で1割強上昇したため、短期的な上昇ピッチの速さへの警戒感か
ら利益確定の売りが入り、軟調となりました。
松田産業 (7456) 3,230円 ▼140 円 :100株単位
貴金属価格の上昇から貴金属リサイクル事業の収益拡大期待で急上昇し、目
標株価に到達したことから、外資系証券が投資判断を引き下げ、急ピッチの上
昇を警戒し利益確定売りが入り軟調となりました。
アドバンテ (6857) 5,640円 ▼80 円 :100株単位
急ピッチの上昇に対する警戒感に加え、裁定取引に絡む売りが入り軟調とな
りました。
大引けの日経平均株価は95.43円安の18119.92円。TOPIXは5.64ポイント安
の1811.33ポイント。東証1部の値上がり銘柄数は575、値下がり銘柄数は1041。
出来高は30億1458万株、売買代金は3兆5613億円。
日本株は反落。イランに対する国連安保理の追加制裁措置の合意や、2月16
日の中国の預金準備率の引き上げでアジア株が下落していることもいまさらなが
ら利食い売りの要因にされました。マーケットの話題はロシア首相の来日。会談
相手を見ると、三井物産、三菱商事、東京電力、東京ガス、トヨタ、日産。同行
した経済人の業種は、アルミ、資源、鉄道、通信などのセクター。 これはマーケッ
トテーマになるかもしれません。また、新光総研の予想では5期連続増収増益、
配当総額5.5兆円と解説。「保守的」はまもなく「期待感」へと変化しそうです。