疲れます
明治神宮 1h
買い気は旺盛ながらも目先筋が中心で上値は限定的
日経平均 18,053.81 (△80.39)
日経225先物 18,050 (△40 )
TOPIX 1,776.56 (△ 3.72)
単純平均 466.59 (△ 1.12)
東証二部指数 4,075.39 (△ 4.47)
日経ジャスダック平均 2,054.02 (▼ 3.42)
東証マザーズ指数 890.90 (△ 8.19)
東証一部
値上がり銘柄数 907銘柄
値下がり銘柄数 693銘柄
変わらず 130銘柄
比較できず 2銘柄
騰落レシオ 100.54% ▼ 3.76%
売買高 22億9979万株(概算)
売買代金 2兆8143億4700万円(概算)
時価総額 567兆7735億円(概算)
為替(15時) 121.85円/米ドル
◆市況概況◆
米国市場が堅調となったことや外国人の売買動向(市場筋推計、外資系13社
ベース)が大幅買い越しとなったことなどから買い先行の始まりとなりました。
寄り付きの買いが一巡したところでは戻り売りや利食い売りに押されて軟調と
なる場面もありましたが、昨日の相場で中国市場を気にして上げきらなかった
ことも改めて買う動きにつながり、押し目買いも入って方向感はないものの、
日経平均は18,000円を超える水準での動きも多くなりました。
後場は日経平均はほとんど18,000円を超えた水準での取引となり、堅調な地
合いが続きました。昼の市場外取引は金額は過去最大といえるほど大きく、や
や売り決め優勢と伝えられたのですが、大きな影響はなく、週末のSQ(特別清
算指数)を控えていることもあって、積極的な買いが手控えられるなか、利食
い売りや戻り売りをこなして堅調な展開となり、日経平均は18,000円台での引
けとなりました。
小型銘柄はまちまちとなりました。日経ジャスダック平均は軟調、東証マザ
ーズ指数と二部株指数は堅調となりました。先物にはまとまった売り買いも散
見されたのですが、SQ算出が近いということもあって大きく方向感を出すよ
うな動きはありませんでした。オプションのヘッジなども見られず、順調にロ
ールオーバー(乗り換え)が進んでいるようです。
堅調ながらも上値の重い展開となりました。昨日の海運株に代わり、本日は
石油株が物色され、小型の石油株の中には値動きの良さを好感してストップ高
まで買われるものも散見されました。買い気は強いものの、あいかわらずまと
まった売りが出ていることやSQの算出を控えて積極的にポジションを膨らま
せるというよりは、目先筋が中心となっているようです。
(マネックス証券 投資情報部長 清水洋介)
◆個別銘柄◆
石油株やゴム株が高く、鉄鋼株や非鉄株は軟調
ローム (6963) 11,090円 △260 円 :100株単位
薄型テレビ向け半導体などの伸びが期待できるとのことから、国内証券が投
資判断を引き上げ、堅調となりました。
ゼンリン (9474) 3,240円 △130 円 :100株単位
NTTドコモ(9437)がゼンリン子会社でインターネット向けの地図情報配信
を手掛けるゼンリンデータコムと資本・業務提携すると発表したことから、好
感した買いが入り大幅高となりました。
豊田合 (7282) 3,340円 ▼70 円 :100株単位
業績は好調ながらも株価に割高感があるということで国内証券が投資判断を
引き下げ、軟調となりました。
NOK (7240) 2,680円 △225 円 :100株単位
落ち込んでいた営業利益率が上向いて来たとして、国内証券が投資判断を引
き上げ、大幅高となりました。
ポイント (2685) 7,440円 ▼660 円 :10株単位
カジュアル衣料のうち春物や初夏物の販売が中心だったが、前年と比べ5月
の休日が1日少なかったことが響き、5月の既存店売上高が減少したと発表し
たことから、嫌気した売りが入り大幅安となりました。
ネットマークス (3713) 75,900円 ▼4,300 円 :1株単位
2004年3月期―2007年3月期の決算で不適切な取引があったことがわかり、
売上高と売上総利益を下方修正する可能性があると発表したことから、嫌気し
た売りが入り大幅安となりました。